2歳差

きょうだいの年齢差調べ!子供の理想的な年齢差は?

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sathyatripodi / Pixabay

「2歳差がいい」という話を聞くことがありますが、実際に2歳差のきょうだいは多いのでしょうか。
もちろん夫婦の考え方によって、子供の理想の年齢差は違うでしょう。

子供が多く欲しいのであれば、経済的な理由や夫婦の年齢的な理由によって、間をあけずに出産する必要があったり、仕事を持っているお母さんなら、次の妊娠までの期間をあける必要もあるでしょう。

ですが、一般的なきょうだいの年齢差はそもそもどのくらいなのでしょうか。

私が住んでいる地域では、私と同じように子供を持つ人を見渡すと年齢差はバラバラです。

私の子供と同じように2歳差で産んでいる人にも時々会いますが、年子、3歳差、4歳差、それ以上に離れている兄弟も多いので、実際にきょうだいの年齢差の平均がどのくらいなのか調べてみました。

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厚生労働省による母親の出生時の平均年齢から考える

厚生労働省のサイトで母親の出生時の平均年齢、出生までの平均期間というものが載っていましたのでこれを参考にしてみたいと思います。

厚生労働省では、平成21年の母親の出生時の平均年齢が第一子の場合29.7歳で、第二子の場合が31.7歳となっています。

31.7-29.7=2

もちろんこれは平均をとっているに過ぎないのですが、その差がちょうど2なんですよね。

出生までの平均期間も第一子が2.19年で、第二子が4.80年となっているので、

4.80-2.19=2.61

になります。
ここでは2.61なので、2~3歳くらいが平均ということでしょうか。
※参考サイト:厚生労働省 平成22年度「出生に関する統計」の概況 人口動態統計特殊報告 - 出生の年次推移

きょうだいの年齢差を考える前に、現在は一人っ子が急増中

参考までに国勢調査により、平成2年~22年の間、世帯人員が3人までは増加傾向にありますが、4人以上になると一貫して減少していることから、きょうだいの年齢差という話以前に1人っ子が多くなったという現状が見られます。
※参考サイト:総務省統計局  統計データー 国政調査からわかったこと

子供たちの保育所・保育園でのきょうだいの年齢差

長男の認可外保育所で、長男と同じクラスの子供達は全員きょうだいがいます。
そのきょうだい間の年齢差は、年子から7歳差までと幅広いものの、2歳差、3歳差が約8割とほとんどの割合を占めていました。

長女・次女の認可小規模保育所では、受け入れる子供たちの年齢が3歳未満と低いこともあるのか、きょうだいがいない人も多いです。

ただ長男同様、きょうだいがいる場合は2~3歳差が多かったです。

実際の第1子と第2子の年齢差はどのくらいなのか?

参加型サイトである「EPARKママこえ」では、第1子と第2子の年齢差のアンケートをとったところ、このような結果が出ました。

child-age-difference
出典:EPARKママこえ 子だくさん家族への第一歩。 一人目と二人目の年の差は?

190人のお母さんへのアンケート結果として、ほぼ6割が2~3歳差に集中しているようです。
その次に4歳差・年子の順に来ていますが、2歳差は4歳差の約3倍ほどの人数がいるので、2歳差・3歳は多いことがわかりました。

2歳差の経済的な問題点

2歳差が「EPARKママこえ」のアンケート結果では一番多いですが、個人的には2歳差の場合は経済的な点ではメリットが少ないように感じます。

「2歳差だと入学・卒業時期がかぶらない」というのはよく聞く話で、確かに大学・高校などの受験はかぶらないのですが、子供が小さい時は幼稚園・小学校の入園・入学がかぶらない分、上の子供が使っている道具などのおさがりを利用することができず、新たに買いなおす必要があります。

私の場合は2歳差で3人を産んでいますが、現在長男の通っている3年保育の保育所では、長男の体操服やほとんど使っていないスモックなどは、2歳下の長女は登園時期がかぶっているのでまた新たに買う必要があります。

それに加えて体操用の帽子の色が学年ごとに違っているので長男はピンクを使っていますが、長女が入園時は黄色、次女が入園児は水色と、2歳差で3人産むと帽子の色が誰一人とかぶらないので買いなおす必要が出たり、小さい時にしか使わないようなお昼寝布団などを買う必要が出てくるので、出費になります。

上の子供が通う幼稚園が2年保育の場合であれば、上の子供の卒園とともに、性別が同じならば幼稚園道具一式のおさがりができるので、あえて2年保育で行くというお母さんもいらっしゃいました。

ただ、子供がまだ小さい頃は、一回の出費もそれほど多くないので、高校や大学のことを考えれば、経済的にはそこまでメリットが少ないとも言いきれないのかなと感じました。

2歳差は行事もかぶる

経済面の話を書きましたが、3年保育の場合は幼稚園の時期から、行事がかぶります。
2歳差のお母さんたちは、保育参観、遠足などの行事を、年少と年長クラスを行ったり来たりして、その日一日はバタバタと駆け回っている姿をよく見ます。

子供の年齢差を2歳差にしている多くの理由

子供同士の年齢が離れすぎていないことで一緒に遊べることや、入学時期がかぶらないことによる金銭面の問題から2歳差を希望している人が多いようです。

その他にも同じ保育所・幼稚園に通っているきょうだいがいると兄弟枠があって入園しやすかったり、割引や補助が出るなどの生活面を考えて、2歳差を希望している人もいます。

実際の子供の年齢差は、2歳差・3歳差が多い

2歳差・3歳差が子供の年齢差が多いことがわかりました。
2歳差・3歳差は、子供達の年齢が遠すぎず、近すぎないところにメリットがありますが、子供達を何歳差で産むかきちんと計画を立てていても、実際は計画より早くなったり、遅くなったりすることもあります。

まずは一気に子育てを終わらせたいのか、ゆっくりと子育てをしたいのかを夫婦で話し合うことが大事なのだと思います。

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