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高いところの収納には何を入れる?置き方と取り出すときの注意点

造り付けのクローゼット上段に布製の収納ボックスを置いたイメージ

収納イメージ(AI生成)

クローゼットの上の棚が空いていると、「ここにも何かしまえそう」と思いますよね。でも、置けることと、無理なく取り出せることは別です。

高いところには、軽くて使う機会が少ない物を候補にし、重い物やよく使う物は下へ。安全に取り出せない棚は、空けておく選択もあります。

この記事は、造り付けの収納など、使用条件を確認できる高所の棚で「何を置くか」を考えるためのものです。家具の天板に箱を載せ足す方法や、棚の増設・改造は扱いません。

目次

高いところに収納する前に、置き場所を確かめる

最初に、その場所が物を収納するための棚なのかを確認しましょう。棚板の使い方や耐荷重、固定の状態が分からない場合は、製品の説明書や設置した業者、賃貸住宅なら管理会社へ確認します。

一方、背の高い家具の天板は、空いていても収納棚と同じ扱いにはできません。千葉市の家具転倒・落下対策では、家具の上に物を置かないことと、重い収納物を下に置くことを案内しています。

上の空間を使い切ることより、物の落下や家具の転倒、取り出すときの負担を増やさないことを優先してください。

高い棚に入れる物は、重さと使用頻度で選ぶ

アイリスオーヤマの収納ガイドも、上段は軽く使用頻度の低い物、中段はよく使う物、下段は重い物という分け方を紹介しています。

候補は、季節外の薄手の衣類や、軽い布小物などです。ただし、同じ衣類でも詰め込めば重くなるため、種類だけで決めず、中身を入れた状態で判断します。

物の状態 置き場所を考える目安
軽く、使う機会が少ない 棚の使用条件と取り出し方を確認できれば、高所の候補にする
毎日・毎週使う 踏み台を使わず出し入れできる場所を先に探す
本や家電など重い物 低い位置へ移し、高所の収納量を増やすために押し上げない
ガラス製品など割れやすい物、つかみにくい物 高所の候補から外し、落とさず扱える位置を検討する

「軽い」は、誰にとっても同じ重さではありません。何kgまでなら安全と一律には決められないので、棚や容器の説明書に従い、自分が無理なく扱えるかも別に確認します。

容器は取っ手だけで決めず、中身を入れた状態で見る

軽い布製の袋や取っ手付きの容器は、まとめ方の選択肢です。取っ手があれば安全になるわけではないので、容器の使用条件、持つ場所、中身を入れた重さを確認して選びましょう。

まず床など低い位置で、中身を入れた容器を無理なく持てるか確かめます。大きな箱を満杯にするより、中身を減らしたり分けたりして、扱いにくさを残さないようにします。

  • 取っ手や容器に傷みがないか確認する
  • ふたや口が閉まり、中身がこぼれにくい形を選ぶ
  • 物が棚の端からはみ出さない置き方にする
  • 物や容器を高く積み重ねて収納量を増やさない
  • 手前から分かる位置に、中身の名前を付ける

箱が入っても、手や腕を無理に伸ばさないと出せない場合は、その位置を使わないほうがよいこともあります。奥行きや扉に箱が当たる問題は、奥行きが深すぎる収納の箱選びと置き方で別に整理しています。

踏み台が必要なら、取り出す作業まで安全にできるか確認する

棚に手が届くことだけを基準に、つま先立ちをしたり、身を乗り出したりしないでください。NITEの踏み台・足場台の注意喚起は、無理な姿勢を避け、昇降面を向いて上り下りし、開き止めをロックして安定した地面に置くよう案内しています。

椅子や収納箱を踏み台代わりに使わず、高所作業用の製品をその説明書どおりに使います。踏み台、脚立、足場台は同じものとして扱わず、乗ってよい位置や荷重などを個別に確認しましょう。

踏み台に乗りながら重い箱や大きな箱を扱う方法は、この記事では勧めません。箱を持つと姿勢が崩れる、手すり等を使えない、無理に手を伸ばす必要がある場合は作業をやめ、収納場所を下へ移すか、安全に対応できる人へ相談してください。

高いところへしまう時点で、取り出すときの動作にも無理がないかを考えます。「しまうときだけ頑張ればよい」と考えず、同じ負担を繰り返さない置き場所を選んでください。

高い棚を見直す順番

  1. 棚が収納用か、使用条件を確認できるかを調べる。
  2. 重い物、割れやすい物、よく使う物を高所の候補から外す。
  3. 残った物を軽く扱いやすい単位にまとめ、低い位置で持ちやすさを確認する。
  4. 無理な姿勢にならず、しまう・取り出す両方を行える場所か判断する。
  5. 安全に扱えない場合は、高い棚を空けたままにして低い場所を見直す。

すでに重い物が高所にあり、自分では安全に下ろせない場合は、一人で整理を始めないでください。低い場所に空きがないなら、まず使っていない物や衣類の量を見直す方法もあります。服が多すぎるときの収納と片付け方も、下の収納を整える入口になります。

まとめ

高いところの収納は、軽くて使用頻度の低い物を候補にし、棚の使用条件と取り出す作業をセットで確認しましょう。重い物を下へ置き、家具の天板への載せ足しや無理な姿勢での出し入れを避けることが先です。

空いている場所をすべて埋めなくても大丈夫です。まずは上の棚に「よく使う物や重い物がないか」を、無理に手を伸ばさず分かる範囲で確かめてみてください。

参照した公的・公式情報

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