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デロンギ オイルヒーターの電気代と口コミ

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こんにちは、「くらしの手帖」運営者の日向あかりです。


ご訪問ありがとうございます。「デロンギ オイルヒーター」って、冬の暖房器具としてすごく人気ですよね。雑誌やSNSでも「空気が乾燥しなくて快適」「デザインがおしゃれ」ってよく見かけます。

でも、いざ買おうと思って調べてみると、「電気代 高い」「暖まるのが遅い」「買って後悔した」…なんていう気になる口コミも出てきて、どっちを信じたらいいか分からなくなってしまいませんか?高い買い物だからこそ、失敗したくないですよね。

この記事では、デロンギのオイルヒーターを実際に使ってみようか迷っている方のために、メリットとデメリット、そして気になる電気代の真実について、しっかり掘り下げていきます。

この記事でお伝えしたいこと

  • メリットとデメリットの本当の理由
  • 気になる電気代の目安と節約術
  • 「オイルヒーター」と「MDH」の決定的な違い
  • あなたがデロンギを選ぶべきかの判断基準

目次

デロンギ オイルヒーターの口コミ分

まずは、デロンギ オイルヒーターに関する「良い口コミ」と「悪い口コミ」を徹底的に分析してみましょう。なぜ評価がこんなにも分かれるのか、その理由が見えてきます。

メリット:乾燥しないゼロ風暖房

デロンギヒーターが愛される最大の理由は、なんといってもその「快適性」です。一番の特徴は、エアコンやファンヒーターのように温風を出さない「ゼロ風暖房」。風が出ないということは、体に直接風が当たって体温を奪われる不快感がないんです。

さらに、

  • 肌や喉が乾燥しにくい:温風で室内の水分を奪わないので、特に乾燥が気になる方には嬉しいポイントです。
  • 空気がクリーン:火を使わず、風も出ないので、床のホコリやハウスダスト、ペットの毛などを巻き上げません。
  • 静か:ファンなどの機械的な動作音がないため、とっても静か。

この「乾燥しない・クリーン・静か」という3点セットは、特に寝室書斎、集中したいお部屋で使うのにぴったりだと評価されています。

デメリット:電気代は高い?

一方で、ネガティブな口コミで一番多いのが「電気代が高い」という声。これは、残念ながら「使い方によっては本当です」とお答えするしかありません。

デロンギ オイルヒーターは、モデルにもよりますが最大で1500Wといった大きな電力を消費することがあります。これは、他の暖房器具(例えばエアコン)と比べても、消費電力が大きい傾向にあります。ただ、この電気代は「使い方」によって大きく変わってきます。その秘密は後ほど「節約術」のところでお話ししますね。

暖まるのが遅いという評価の真相

「電気代」と並んでよく聞かれるのが、「暖まるのが遅い」という口コミです。

これも、特に伝統的な「オイルヒーター」モデルに関しては、その通りなんです。デロンギヒーターは、本体内部のオイルを電気で暖め、その熱を放出して(輻射熱といいます)、部屋の壁や天井、床をじっくりと暖めていきます。

スイッチを入れてすぐに温風が出るファンヒーターとは違い、部屋全体が「じんわり」と暖まるまでには、どうしても時間がかかってしまうんですね。帰宅してすぐに「速暖」を求める人にとっては、この「遅さ」が「後悔」のポイントになってしまうようです。

電気代シミュレーションと節約術

では、実際に「電気代はいくらかかるの?」という疑問にお答えするために、一般的な目安をシミュレーションしてみました。

⚠️ あくまで一般的な目安です!

以下の金額は、契約している電力会社、料金プラン、お部屋の断熱性、設定温度によって大きく変動します。参考程度にご覧ください。

デロンギ ヒーター 電気代シミュレーション(目安)

使用電力(目安)1時間あたり1日 (8時間使用)1ヶ月 (1日8時間)1ヶ月 (24時間つけっぱなし)
弱 (約600W)約15.5円約128円約3,840円約11,160円
中 (約900W)約21.7円約15,624円
強 (約1500W)約37.2円約296円約8,880円約26,784円

(注:電力料金の目安単価を元に計算した場合。2025年11月時点の仮定です)

こうして見ると、「強」でつけっぱなしにすると、かなり高額になってしまうことがわかります…。でも、この電気代を抑える「賢い使い方」がちゃんとあります。

節約のための具体策

  1. ECOモードを活用する多くのモデルに搭載されている「ECOモード」は、設定温度よりも少し低い温度で自動運転してくれる機能。電力消費を賢く抑えてくれます。
  2. 断熱を徹底するデロンギヒーターは、お部屋の「断熱性」に性能が左右されます。窓に断熱シートを貼ったり、厚手のカーテンを閉めたりして、外からの冷気をシャットアウトすることが、そのまま節約に繋がります。
  3. タイマーを正確に設定する寝る時間や家を空ける時間に合わせてタイマーを設定し、無駄な運転をしないようにしましょう。

「つけっぱなし」運用のコツ

「電気代が高い」と後悔する人の多くは、部屋が冷え切ってから電源を入れ、最大出力の「強」で急速に暖めようとしてしまいます。実はこれ、一番電力効率が悪い使い方なんです…。

デロンギヒーターの本来の得意分野は、「室温を一定に保つ」こと。

一度部屋が暖まったら、あとは「弱」モードや「ECOモード」で「つけっぱなし」にする方が、電源のオン・オフを繰り返すよりもトータルの消費電力を抑えられる場合があるんです。

💡 高気密・高断熱の家と相性抜群!

最近の気密性が高いお家では、一度暖まると熱が逃げにくいため、デロンギヒーターの「つけっぱなし」運用がとても効果的です。


デロンギ オイルヒーターで後悔しない選択

口コミや性能がわかったところで、次に「じゃあ、自分は買うべき?」という一番大事なポイントを見ていきます。「買って後悔」する人と「買ってよかった」と感じる人の決定的な違いは、選び方にありました。

「買ってよかった」快適性と安全性

高額な電気代を払ってでもデロンギヒーターが選ばれる理由。それは、他の暖房器具では得難い「安全性」と、先ほどお話しした「快適性」にあります。特に安全性は、小さなお子さんやペットがいるご家庭にとって、何にも代えがたい価値になります。

火事のリスク

  • 火を一切使わないので、引火や一酸化炭素中毒の心配がありません。
  • 温風でカーテンが揺らぐこともないので、火事のリスクが極めて低い設計です。
  • 万が一、本体が転倒しても自動で電源が切れる安全設計が施されています。

火傷のリスク

「表面が熱くならないから安全」という口コミも多いですが、これには少し注意が必要です。モデルにもよりますが、表面温度は約60℃から80℃程度になるとされています。

ストーブのように触れた瞬間に大火傷、ということはありませんが、赤ちゃんやペットが長時間触れ続けると「低温やけど」を引き起こす可能性はゼロではありません。

⚠️ 「絶対に安全」ではありません

ファンヒーターの噴出口などに比べれば圧倒的に安全ですが、「触れ続けても大丈夫」というわけではないことを覚えておいてください。

ちなみに、デロンギはペットのいる家庭向けに、表面温度をさらに低く抑えた「くるみ仕様」という特別モデルも発売しているんですよ。


ペットやお子さま向けのやけどしにくい平均表面温度を実現

赤ちゃんやペットがいる家庭の口コミ

安全性や快適性を最優先したい「赤ちゃん・ペットのいるご家庭」から、デロンギヒーターは絶大な支持を得ています。

  • 安全第一:火事や大きな火傷のリスクを最小限にしたい。
  • 空気がクリーン:ホコリを巻き上げないので、アレルギーや喘息が心配なご家庭でも安心。
  • とっても静か:赤ちゃんの睡眠を妨げません。
  • メンテナンスが楽:燃料の補給やフィルター掃除といった手間が不要なのも、忙しいパパ・ママには嬉しいポイントです。

暖房効率を上げる最適な置き場所

デロンギヒーターの性能は、「置き場所」で劇的に変わります。「全然暖まらない…」という人は、置く場所を間違えているかもしれません。

最も効果的な場所:ずばり「窓際」です。

理由は、窓から入ってくる冷たい空気(コールドドラフト)を、ヒーターから出る暖かい空気が「熱のカーテン」のようにブロックしてくれるから。これにより、お部屋の中で自然な空気の対流が生まれ、部屋全体をムラなく暖めることができるんです。

逆に、窓から離れた部屋の中央などに置くと、窓からの冷気が床を這ってしまい、「設定温度は高いのに足元が寒い…」という状態になりがちです。

⚠️ 絶対に避けるべき場所

「電源コンセントの真下」には絶対に置かないでください。

ヒーターの熱気で電源コードやプラグが変質し、故障や火災の原因になる可能性があり、メーカーも禁止しています。

MDHとオイルヒーターの違いを比較

さて、ここが「後悔」しないための最大の分岐点です。

実は、「デロンギのヒーター」と一口に言っても、大きく分けて2種類あることをご存知でしたか?

  1. デロンギ オイルヒーター
    • 伝統的なモデル。
    • 暖まるのが遅い。
    • 価格は比較的お手頃。
  2. デロンギ マルチダイナミックヒーター (MDH)
    • デロンギの最上位・新世代モデル。
    • 暖房速度がオイルヒーターの2倍
    • ±0.1℃単位での超高精度な温度制御が可能。
    • Wi-Fi/アプリ操作に対応したモデルも。
    • 価格は非常に高額

「デロンギ=高性能」というイメージで、価格の手頃な「オイルヒーター」を選ぶと、「期待したより暖まるのが遅い…」と後悔してしまうケースが非常に多いんです。

両者の違いを簡単に表にまとめますね。

オイルヒーター vs マルチダイナミックヒーター(MDH) 比較

比較項目デロンギ オイルヒーターデロンギ マルチダイナミックヒーター (MDH)
設計思想伝統的な設計新世代暖房器具
暖房速度遅い速い(オイルヒーターの2倍)
温度制御大まかな制御高精度(±0.1℃
スマート機能制限的(タイマーなど)多機能(Wi-Fi/アプリ対応)
初期費用比較的安い非常に高い

SNSなどで「デロンギ最高!すぐ暖まる!」といった口コミを見かける場合、それは上位モデルの「MDH」のことを指している可能性が高い、と私は考えています。

後悔する人の特徴と購入の注意点

デロンギヒーター(特に伝統的なオイルヒーター)を買って「後悔」しやすいのは、以下のようなニーズを持っている方です。

  • すぐに部屋を暖めたい人(速暖性 重視)
  • 断熱性の低い家(隙間風が多い)に住んでいる人
  • 暖房のランニングコスト(電気代)を最優先する人
  • 足元だけなどピンポイントで暖めたい人

これらのニーズが強い場合は、デロンギヒーターは正直向いていません。エアコンやファンヒーターを選んだ方が、満足度が高いかもしれません。

デロンギ オイルヒーターはこんな人へ

長くなりましたが、結論です。デロンギのオイルヒーターは「すべての人」におすすめできる暖房器具ではありません。

【デロンギヒーターを強く推奨する人】

  • 安全性と快適性(クリーンな空気)を最優先する人
  • 赤ちゃん、小さなお子さん、ペットがいるご家庭
  • アレルギーや喘息の懸念があり、ホコリの巻き上げが気になる人
  • エアコンの風や乾燥、ファンの音が苦手な人
  • 寝室や書斎で、静かに使いたい人

もし、上記の条件に当てはまり、

「快適性は欲しいけど、オイルヒーターの暖まる遅さは我慢できない…」「どうせ買うなら、一番いいものが欲しい!」

という方は、初期費用はとても高額になりますが、最上位モデルの「マルチダイナミックヒーター(MDH)」を検討する価値が非常に高いです。

デロンギのヒーターは、「ヒーター 9年連続売上No.1」デロンギ公式サイトより)という実績もあるほど支持されていますが、その高い評価は、こうした製品の特性を理解した上で選んでいる人が多いからこそだと思います。

💡 最終的なご確認を

この記事で紹介した電気代のシミュレーションや性能は、あくまで一般的な目安であり、特定の効果を保証するものではありません。正確な製品仕様や注意事項については、必ず公式サイトや販売店でご確認をお願いします。

ご自宅の環境(断熱性や広さ)に合うか、電気代は許容範囲内か、そして何より「あなたが暖房に何を一番求めるか」をじっくり考えてみてくださいね。

あなたの冬の暮らしが、より快適で安心なものになりますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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