
妊婦さん
ひとり目と2人目が1歳9か月差で、2学年差の兄妹。
2人目と3人目が2歳1か月差で、2学年差の姉妹の子供たちがいます。
私は、3人の子供を2歳差で産もうと計画したまでは良かったのですが、妊娠時期のタイミングを見極めるのに苦労しました。
2歳差にしたいと思っても、2学年差にしたいのか、それとも上の子が2歳になってから出産したいのか、それぞれ夫婦の希望によってタイミングは異なります。
今回は2歳差、2学年差にするために、どのタイミングで妊娠の計画を立てたらよいかについて考えてみました。
2歳差の定義はコチラの記事を読んでください。
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出産予定日を簡単に計算する方法
「2歳差にしたい」「3歳差がいいよ」「4歳以上は離さないとね」など、親が子供たちの年齢差に希望があったとしても、私のようにいつ妊娠したらよいかわからないという人も少なくないでしょう。
そんな時は「Neagele概算法(ネーゲレがいさんほう)」と呼ばれる計算方法を使って、簡単に出産予定日を算出してみましょう。
このネーゲレ概算法は、看護師の国家試験に出るほどよく知られた分娩予定日の計算方法です。
最終月経の開始日1日目を妊娠0週0日と考え、「最終月経の月に+9」「最終月経の開始日に+7」をするだけで、出産予定日を簡単に割り出せます。
簡単に出産予定日を割り出せるけれど、このネーゲレ概算法は月経周期が28日で、14日目に排卵があることが前提です。
月経周期が短かったり長かったり、排卵日が14日目におこらない時には、自分で日にちを修正する必要があることと、あくまで想定でしかないのが難点です。
【Neagele概算法(ネーゲレがいさんほう)】
文章だけではわかりづらいので、下記に例を出しておきます。
【例①】最終月経日開始が1月1日の場合 ・・・ 10月8日が出産予定
・分娩予定月 ・・・ 1+9=10 なので10月
・分娩予定日 ・・・ 1+7=8 なので8日
【例②】最終月経日開始が5月30日の場合 ・・・ 3月9日が出産予定日
・分娩予定月 ・・・ 5+9=14 13以上の数になるので、5-3=2 なので2月
・分娩予定日 ・・・ 30+7=37 2月は28日までなので、37-28=9 なので9日
(※28日を超えているので、分娩予定月に1を足して繰り上げます)
月の最終日が何日なのかは、下記を参考にしてみてください。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
31日 | 28日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 | 31日 | 31日 | 30日 | 31日 | 30日 | 31日 |
生理周期が違う場合の計算の仕方
生理周期が28日でない場合は、どのように修正をすればよいのでしょうか。
まず生理周期が28日より遅い場合は、28日からの差だけ月経開始日から排卵までの日数が長くなります。
【例①】生理周期が30日と遅い場合・・・
30-28=2 2日間の遅れがあるので、ネーゲレ概算法で出た日にちに、2日足しましょう。
【例②】生理周期が23日とはやい場合・・・
28-23=5 5日間はやいので、ネーゲレ概算法で出た日にちから、5日引きましょう。
うるう年の場合は2月が他の年に比べて1日多いので、ネーゲレ概算法で出した出産予定日の1日前にずらせばよいです。
計算が面倒で嫌だという人は、カレンダーを片手に280日(40週)後がいつかを探しましょう。
最終月経開始日から280日後が、妊娠していれば出産予定日です。
2学年差で妊娠するには、いつ妊娠すればよいのか
2学年差を考えている場合、このネーゲレ概算法で分娩予定日を4月2日にする必要があるので、最終月経開始日が6月26日なります。
(※4月1日はその前の年度の子供たちと同じ学年なので、4月2日が学年の中で一番早く生まれている子供となります)
・分娩予定月 ・・・ 6+9=15 13以上の数になるので、6‐3=3 なので3月
・分娩予定日 ・・・ 26+7=33 3月は31日までなので、33‐31=2 なので2日
(※31日を超えているので、分娩予定月に1を足して繰り上げます)
あくまで生理周期の28日の人が、その14日後に排卵があり、予定日ちょうどで出産するこという条件が前提ですが、排卵日は6月26日に14日を足せばよいわけです。
計算してみると、26+14=40日。
6月は30日までなので、40-30=10日となり、30日を超えているから次の月へと繰り越して、7月10日にタイミングをとればよいことがわかります。
2学年差で子供を産みたいならば、出産する前の年の7月10日頃が排卵日~その翌年の7月9日あたりまでに妊娠すればいいです。
何度も書きますが、これはあくまで28日周期の人が、14日後に排卵が来て、出産予定日ちょうどに生まれた場合の推測でしかありません。
個人的には8月・9月頃から妊娠計画の方が無難だと思います。
私の2歳差妊娠計画での勘違い
私は、子供たちを3人とも2学年差、2歳差で産めたらいいなと思って計画的に妊娠しました。でも実際は出産までの期間を勘違いしていたことで、ひとり目と2人目は1歳9か月差です。
ネーゲレ概算法を知らなかった時なので、いまいち計算の仕方がわからなかったということもありますが、それ以前に勘違いしていた部分が2点ありました。
【勘違いしていた部分】
- 妊娠期間が10か月だということを忘れていた
- 最終生理開始日の1日が0週0日ではなく、タイミングをとった日が0週0日だと思っていた
妊娠期間が10か月だということを忘れて、なぜか子供が1歳になったタイミングですると、ちょうど2歳差になると思っていました。
妊娠期間を勘違いしてたのは、私がアホだっただけです。
本当に気を付けたいのは、タイミングをとった時が0週0日ではなく、生理開始日を0週0日として、そこから40週(280日)後に出産だということを覚えておいてください。
実際はタイミングをとった時期には、もう妊娠2週0日になっていて、妊娠していれば次の生理予定日にはすでに妊娠2か月に入ります。
私は3人目を妊娠計画するときに、今度こそ2歳は離したいと思っていました。
しかし妊娠する時期を計算している途中で、2歳差にするタイミングがよくわからなくなり、感覚的になっていきます。
最終的には長女が8月にタイミングをとって5月に生まれているから、それより遅い9月か10月くらいにタイミングとればいいのかなと適当に考えていました。
上の子供と2歳差にしたい場合はどうする?
生理周期を28日と考えたら、だいたい上の子供が1歳3か月を過ぎた後の排卵日頃から狙うと、上の子供と下の子供の年齢がちょうど2歳離れます。
先ほどのネーゲレ概算法で、計算してみるとわかりますが、先ほどの例①であげた最終月経開始が1月1日のときに、出産予定日が10月8日となっていました。
その子供と同じように出産予定日を同じ10月8日にすると、最終月経開始日が1月1日になるので、その14日後の1月15日にタイミングをとる必要があります。
上の子供の出産日を10月8日と仮定していますので、11、12、1とちょうど1歳3ヶ月後のタイミングで狙えばいいという結論になりました。
なので1歳3か月~2歳3か月の間の排卵日を狙ってタイミングをとると、ちょうど年齢差が2歳~3歳の間くらいで生まれます。
【私の場合はどのタイミングで狙ったか】
- 長男(第一子)がちょうど1歳になったタイミングを狙った・・・1歳9か月20日差で長女が誕生
- 長女(第二子)が1歳5ヵ月頃になってタイミングを狙った・・・2歳1か月24日差で次女が誕生
子供が1歳になってから「そろそろ次の子を・・・」と考えるかもしれませんが、2歳は必ず離したいのであれば、1歳ちょうどの時期はまだ早いです。
ただタイミングをとっても妊娠するかどうかはわかりません。
第一子と第二子の時と、第二子と第三子の時で4か月間くらい出産した時期に違いはありますが、個人的にはどっちも育児が大変だった印象しか残っていません。
出産予定日はあくまで「予定日」
ここで問題になるのが、出産予定日はあくまで予定日なのでずれる可能性があることです。
出産は多くの人が正期産と呼ばれる時期に起こります。
正期産は37週0日~41週6日の間で、この期間中に90%の確率で赤ちゃんが産まれるそうです。
この正期産は4週間とかなり期間に幅があり、同じ予定日でも1か月以上出産する日が違う可能性があります。
また早産の場合だと、正期産よりも、さらに出産時期が早まる可能性があるようです。
なので少し余裕を持って考えると、2学年差にしたいのであれば、上の子供が1歳になった夏の終わりの8~9月頃にタイミングをとる。
年齢差を2歳差にしたい場合は、上の子供が1歳4・5か月~2歳1・2か月くらいの時期にタイミングをとる目安にしたらどうでしょうか。
何度も書いていますが、これはあくまで目安であって絶対ではありませんし、前提となる28日周期で排卵日が14日後でない場合は、妊娠するタイミングをずらす必要があります。
そこのところはご注意くださいね。
出産は、計画分娩でない限りいつ生まれるのか予測が本当につかないし、計画していても自分の希望が通るかどうかはわかないので、2歳差にしたいと思ってもなかなか難しいですよね。
それに加えて、同じ排卵日でも生理周期によって出産予定日も違いますし、何より排卵日も体調によってすぐに変わるので予測するのがかなり困難です。
ですがあくまで目安として、私のようにいつ産んだら2歳差になるんだろうと思った人はこの方法を参考にしてみてください。
自分で計算するのが面倒であれば、今は出産予定日を自動計算してくれるサイトもあるので、試してみるのもおもしろいですよ。
赤ちゃんは授かりものなので、親が希望したタイミングで赤ちゃんが来てくれるかはわかりませんが、ゆったりとした気持ちを持ちながら、自分なりにタイミングを狙ってみてください。