
By: Donnie Ray Jones - CC BY 2.0
妊娠9ヶ月になったたまゆらです。
妊娠7ヶ月で「妊娠性皮膚掻痒症」になってから全身に痒みが出てきて、痒みに耐えられず掻き毟ってしまいました。
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その結果、この前妊婦検診で看護師さんに「アトピー性皮膚炎」ですねと言われてしまいました。
毎日昼も夜も気がつけば痒みがあり、掻き毟ってしまうの繰り返しで肌の状態もどんどん悪化していって、今では全身の皮膚は固くなりシワシワになり、掻いたところからは血が出て、治ってきたなと思ったところからまた出血。
産婦人科で相談して、飲み薬を貰いましたが効果はなし。
このままじゃ肌が痛すぎてゆっくり眠ることも出来ないし、日常生活もままならないということで今回は「肌のバリア機能」そのものをあげる方法がないか調べてみました。
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薬を使って痒みを抑える
妊娠中ということで使える薬は限られているので、産婦人科で相談すると薬を処方してくれます。
私が処方された薬は「ザイザル錠5㎎」というアレルギーに効果があるものでした。
ただし、この薬は私には効果がなく痒みは変わりませんでした。
他に「ロコイド軟膏」という塗り薬もありますが、良くなったと思ってもまたそのうち痒くなってきて引っ掻くのを繰り返してしまう為、その時のみの効果という感じです。
上記の薬ではほとんど効果がなかった為、皮膚科でもう少し強い薬を出されました。
ステロイド剤の入っている「アンテベート軟膏0.05%」と「プロペト」というワセリンの入ったものを処方され塗ってみたところ、すぐに肌の状態に変化が起き、黒ずみが減りました。
ステロイド剤に不安はあるのですが、皮膚科の先生より赤ちゃんへの影響は無いことと、まずはしっかり眠れるようにした方が良いとの説明を受けました。
薬は対処療法であって、根本的な治療ではないので、「肌のバリア機能」をあげるのではなく、掻き毟りを防止して「肌のバリア機能」の低下を抑えるというのが正しいですね。
日焼け止めをしっかり塗る
アトピー性皮膚炎などの「肌のバリア機能が低下」している場合は、刺激に対して非常に敏感になっています。
その状態で紫外線を浴びてしまうと、肌を痛めつけて、悪化させてしまいますのでバリア機能の低下を防ぐ為に日焼け止めは必須です。
顔には「パックスナチュロン UVクリームの日焼け止め」を使って、毎日帽子をかかさずにかぶり、出来るだけ薄めの長袖を着て外出するようにしています。
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この日焼け止めは前の職場で働いていた時に、他の職員の人にオススメしてもらったのですが、紫外線吸収剤が無添加で石鹸で優しく落とすことができます。
ただし、このパックスナチュロン UVクリームの日焼け止め」は伸びがかなり悪く、白っぽくなるのでそこは注意が必要です!!
慣れればあんまり気になりませんが、2歳の娘に日焼け止めを塗ろうとして途中で逃げられたりすると「おしろい」のような可笑しな状態になっていることがあります。
保湿をしっかりして痒みを抑える
乾燥にはやはり保湿!
体の中にある水分が逃げないようにしっかりと保湿を心掛けて「肌のバリア機能」を回復しましょう。
保湿剤はできるだけ、低刺激のものを使い、保湿をする時はきれいに手を洗って、入浴後すぐ(5分以内)に塗るとより効果的です。
保湿する時の注意点として、ゴシゴシ擦りこむようにするのではなく、肌にトントンとのせて、その後に保湿剤を縦と横方向に肌になじむように伸ばしながらすると良いですよ。
入浴回数やシャワーをこまめにするのも良いそうなのですが、たまゆらの場合お風呂に入るとものすごい痒みで掻き毟りがひどくなります。
シャワーを浴びるのでさえ今は痒みとの戦いなので、お風呂は1日1回にして、痒くなったら保湿するというのを繰り返しています。
2015年05月15日追記
夫の提案により、息子が0歳児の時にアトピーを疑われた時に使っていた「マミーウォーター いちえ水」を「ホホバオイル」を塗る前に使うようにしてみました。
息子の時には毎日「いちえ水」を塗ることで肌がきれいになり改善しましたが、私の場合の効果はどうでしょう。
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[blogcard url="http://kurashi-techo.com/using-jojoboil-pregnancy"]
2015年05月16日追記
ニベアクリームはベタつくので使うのを止めました。
今は「マミーウォーターいちえ水」と「ホホバオイル」のみ使用しています。
アレルギーの原因を取り除いて痒みを抑える
ダニなどの細菌や食べ物によるアレルギー、汗をかいたり、ストレスが原因で痒みが起こります。
その原因がわかればそれを取り除くのが一番ですよね。
私の場合は、妊娠後期のホルモンバランスの変化によるもののようなので原因を取り除くことができないのですが、ストレスを出来るだけ少なくなるように気を使っています。
布団に関しては息子が0歳の時に「アトピー性皮膚炎」を疑われたので、その時にすべて「ヤマセイのダニゼロック」という商品に変えました。
この「ヤマセイのダニゼロック」という商品は値段が高いんですが(本当に高いです)、息子の時に実際に効果がありました。
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アレルギーの原因の特定って実は難しいんですよね。
病院では、日常生活のアレルゲンを気をつけてくださいと言われましたが、それがわかれば苦労はしません。
息子が0歳児の時に「アトピー性皮膚炎」を疑われた時は、必死でアレルギーを取り除くようにしていましたが、日常生活にアレルゲンがありすぎて、かなり困りました。
ちなみにもうすぐ4歳になる息子ですが、現在は特に「アレルギー性皮膚炎」を発症することもなく、きれいな肌になっています。
お金はかかりましたが、出来るだけ原因になりそうなものを今でも取り除くように心掛けています(あくまで出来る範囲でですが)。
睡眠をしっかりとる
意外だと思いますが、実は質の良い睡眠をとることで「肌のバリア機能」が高まるそうです。
特にゴールデンタイムと呼ばれる夜の10時~の睡眠をしっかりとれると良いです。
私は今はお腹の重みで体が圧迫されて痒みにつながっているようなので、「シムスの体位」にしてみたりと工夫をしていますが、寝入ってから1時間くらいすると下になっている部分が圧迫されてどうしても痒みで起きてしまいます。
この睡眠をどう確保できるのかが、かなり痒みを抑えることと繋がりそうです。
姿勢を正す
姿勢と痒みなんて関係ないでしょうと思っていたのですが、最近ではPCやスマートフォンを良く使う人はどうしても前かがみになって、首が下がった状態になってしまいがちです。
そのような姿勢が悪い状態だと血液循環も悪くなり、アトピー性皮膚炎を起こしたりしてしまうこともあるようです。
スマートフォンの普及と同じように顔や首のアトピーが増加しているという人もいるほどなので、かなり怖いですね。
「立つ」「歩く」「座る」という、日常の当たり前の動作をきちんを視線を前にして、姿勢を正すことで「肌のバリア機能」を回復しましょう。
肌のバリア機能低下を抑えるには掻き毟らないことが一番・・・
強い痒みによって、肌を引っ掻くと「肌のバリア機能」を低下させ、痒みが増していきます。
この強い痒みさえなければ、たぶん症状が悪化することもなく終わるのに、掻きたくてたまらないんですよね。
掻き壊せば肌のバリア機能を低下させますので、肌のバリア機能を上げる為に、まず重要なのは「肌をこれ以上痛めるような行為(引っ掻きなど)をしないこと」なんです。
できれば「肌にはできるだけ触れないこと」が一番良い方法。
これは「試してがってん」でも紹介されていた方法で、肌は擦ると炎症の原因にもなるし刺激によってシミや肝斑が悪化する原因にもなるんだそうです。
美肌の持ち主の綾瀬はるかさんも「肌をこすらない」ように気をつけているそうなので、これは試してみる価値ありそうですね。
でも、わかっちゃいるけど痒いからやめられない!
もう出産まであらゆることを試してみようと思います(笑)