
By: Leon Brocard - CC BY 2.0
今日は育児サークルの実際について書こうと思います。
私は今現在2か所の育児サークルに参加していますが、他にも保育所の端っこで運営しているサークル?や、児童館、公園、室内遊び場など、子どもと一緒に遊べる場を、自分が行ける範囲の中で第一子が産まれてからずっと探してきました。
育児サークルに関してはいまだに参加しているところもあるし、もう参加していないところもありますが、今回知り合いのお母さんから「一緒にサークルの役員をやって欲しい」とのことで相談を受けたので、引き受けることになりました。
どうせ役員をやるなら、「もっとサークルに来てくれる人が増えないかな?」「もっと楽しくやりたいな」なんて個人的に思って、他の育児サークルはどんなことをしているのかなと調べてみたら、育児サークルはどうもマイナスの意見もチラホラ。
実際の育児サークルとは、どうなのか書いてみたいと思います。
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育児サークルとは
親が子どもと一緒に遊べる場の1つで、他のお母さん達と情報交換をしたり、育児の悩みなどを相談したり、子どもたち同士が一緒になって遊べます。
お母さん達が主体となって運営されているので、運営に関する役割が回って来たりすることもありますが、その分自分たちが楽しめるように工夫したりして運営できることが最大の魅力です。
私が通っているサークルは市町村から補助金が出ているようで、月に1回開催、費用は無料で参加することが出来ます。
育児サークルの参加者はどのくらいいるのか
コンビタウンによる、育児サークル参加についてのアンケート(2009年4月実施:回答合計数1817)では、参加していない人が64%と一番多く、一つのサークルに参加している方が24%、多数のサークルに参加している人が12%となっています。
アンケート結果が少し昔のものではありますが、全体としては育児サークルに参加していない人の方が割合は多いです。
なぜ育児サークルに入る人が少ないのか
一番最初に育児サークルに入らない理由として考えられることは、正直面倒くさいからだと思います。
私の2つ参加しているうちの1つの育児サークルでは、毎回参加するかどうかを出欠とります。
役員になってわかったのですがこの出欠確認は、折り紙やお菓子などサークルで用意するため人数の把握が必要なのです。
しかし、この出欠確認のメールをされると、その日は行かなきゃいけないと肩ひじ張っちゃう気がします。子どもが熱が出したらどうしようとか、他の予定をその日に入れられなくなったりしてしまいますよね。
それも育児サークルは市町村が運営しているのではなく、普通にお母さん達が運営していることもあり、どうも一度入るとやめづらいという印象があるようです。
その為「一度行ってみて、合わなかったらどうしよう」「合わないと思ったけど、やめられなくていつまでも」などという意見があるようです。
正直この不安に関しては、育児サークルに参加している私にも納得できる部分があります。
私は人見知りしますし、喋るのが上手くないので、最初に育児サークルに参加しようと思った時はドキドキでした。
それでも育児サークルに合わなかった時は適当に言い訳してやめちゃったりしたので、何とかやってきてしまいましたが、、、。
どうしても抵抗があるという人は、育児サークルというより、市町村などが実施している児童館や支援センターなどを利用するものも手だと思います。
人間関係について
育児サークルでは市町村が運営しているわけではないので、保育士さんが常駐していなかったりするので物の貸し借りで子ども同士のトラブルが起こることがありますが、それ以前にどうもお母さん同士のトラブルが起きている場所もあるようです。
子ども達が物の取り合いで喧嘩するなら話はわかりますが、まぁお母さんだって人間だから喧嘩することもあるでしょう。
職場にだっていじめや嫌がらせをするような人もいると聞きましたが、なんだか子どものような大人が増えたのでしょうか。
参考までに私が現在参加している2つの育児サークルでは、子どものオモチャの奪い合い程度はありますが、親同士が喧嘩しているということは見たことがないです。
もちろん心の中では私もどう思われているかわかりませんが、たぶん皆大人なので、苦手意識がある人がいても適度に距離を置いたりしているんではないでしょうか。
そして市町村の運営してるサークルでも、普通に子どもたち同士の喧嘩はありますので、育児サークルに限ったことではないと思いますが、それでも運営者が市町村ということは安心の材料でもあるかもしれませんね。
私が育児サークルに行く理由
今までちょっと育児サークルに対してマイナスの面を書きましたが、それでも個人的には育児サークルに参加して良かったと思っています。
私は家でゆっくりと育児するのが苦手ですし、子どもとだけでなく他のお母さん達とお喋りしたいと思っていました。
近所を散歩していても、あまり他のお母さん達と会うこともなく、なんとなくいつもマンネリ化した毎日を過ごしていたところ、月に1度でも育児サークルに行くようになってから、子どもたちを遊ばせながら、読み聞かせをして貰えたり、親子でリトミックしたり、ダンスしたり、子育てのコツについて助産師さんから教えてもらったりして楽しめています。
サークルに参加した当初は他のお母さんと話をすることも少なかったですが、何回か育児サークルに参加するうちに顔見知りになり、そのうち近くの幼稚園や保育所の生の話を聞けたり、制服を譲ってもらったり、美味しいパン屋さんの情報を教えてもらえるようになりました。
私の場合は近所のサークルに行っていることもあり、毎回担当の保健師さんが来ているので、子どもの発達などの相談も気兼ねなく出来ることも非常にメリットがあります。
自分に合った育児サークルを
育児サークルと言っても、その場所によって活動内容やお母さんたちの雰囲気、子ども達の年齢や性別、性格など本当に様々あると思います。
お母さんが疲れるなら無理していく場所ではないですし、ちょっと気になる育児サークルがあるので一度体験するのも個人的にはありだと思います。
自分に合った育児サークルやその他、子どもと遊べる場所を見つけられるといいですね。