子育て・育児

こどもにとって大事なのは生活習慣!!

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今日はこどもとどのように関わったら良いかという内容の「子育て実践法」の講習を聞いてきました。

私はこどもが3人いますが、子育てに不安が出てきたり、疑問を感じることも多いので、こういった場所で相談を受けたり、話を聞きに行ったりすることが多いです。

今回の話の中で、こどもは「挨拶」「早寝早起き」「食事」などの生活習慣が、3歳までに身についているこどもは、その後の成長が違ってくると言われました。

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3歳までは勉強よりもまずは生活習慣を大事にしよう

今は小さい時から英会話など色々な習い事をしているお子さんも増えてきているようですが、未就学児のこどもにとって勉強すること以前に基本的な生活習慣が身についているかどうかがとても大切なんだそうです。

勉学は時期になればしっかり伸びるから、他のお友達が英会話に行っているからと行って慌てる必要はありません。
それよりも早寝早起きが出来ているかどうか、きちんと挨拶ができるかどうかなどの生活習慣をしっかりつけてあげてください。

と言われました。

 

3歳児までのこどもの生活習慣の大事さは、ベネッセコーポレーションによって以下のように報告されています。

 3 歳児期に「生活習慣」を身につけることで、4 歳児期での「生活習慣」「学びに向かう力「文 字・数・思考」の力が育っていくことが明らかになった。

出典:ベネッセ教育総合研究所「第1回 幼児期の家庭教育調査・縦断調査」

 

生活習慣の中で特に重要なのは睡眠

今回の話を聞いていて、基本的生活習慣の中でも特にこどもの「睡眠」の重要性を述べていました。

ですが、自分のこどもが十分睡眠がとれているのかどうかはわかりませんよね?
我が家の子どもはだいたい9時くらいに布団に入ることが多いのですが、この時間はまず遅いのか?普通なのか?という疑問があります。

それに加えて布団に入ったところですぐに寝てくれないことも多く悩んでいます。
布団の中では寝る時間を超えても「お母さん、そういえば今日ね」と話し始めたり、水を飲み忘れたとか、布団の下に潜ってふざけてみたりして、なかなか寝付かなかったりしますので、寝かそうと努力しても上手くいかないことも多いです。

では実際どのくらい寝てればいいのかを調べてみました。

こどもの理想の睡眠時間とは

国立睡眠財団の報告によれば、こどもに必要な睡眠時間は下記のとおりです。

sleeptime

この理想の睡眠時間を見て思ったことは、意外にもこどもの睡眠時間って多いんですね。

月齢の小さい赤ちゃんのうちは睡眠時間が多いですが、小学生でも合計の睡眠時間が9~11時間も必要だとすると、夜は遅くても9時までには寝ておかないと6時に起床できないようです。

 

我が家の場合は4歳の長男が昼寝も含めて10時間程度、2歳の長女が11時間くらいなので本当にギリギリ必要な睡眠時間が取れていると言えそうです。

実際のこどもの睡眠時間

実際の他のこどもの睡眠時間はどうかと見てみると、

10年調査では、「21時頃」と「21時 半頃」に就寝する比率を合計すると51.7% で、1歳6か月~6歳11か月の幼児の約半数はこの時間帯に寝ているといえる。
起床時刻は、74.3%が「6時半頃」から「 7 時半頃」に起床している。

出典:第4回幼児の生活アンケート・国内調査 報告書 [2010年] Benesse 教育総合研究所

となっていますので、平均的に見ると朝は6時半頃~7時半頃に起きて、夜は21時頃~21時半頃に寝ているこどもが多いのでしょう。

こどもの睡眠について思うこと

やはり「寝る子は育つ」と言われるように、こどもの睡眠は重要な役割があることがわかりました。
睡眠習慣とこどもの学力との関係もあると言われていますし、今回参加した講習でも同じ話がありましたのでこどもは早寝を心掛けるべきなんでしょう。

ただし個人的にはただ長く寝てれば良くて、睡眠時間が短いことは悪いと思いません。
我が家の4歳の息子は小さい時から9時に寝かせても6時には起きていることがほとんどですし、9時半くらいに寝て5時に起きてしまうこともあります。
逆に2歳の娘は8時に寝かせても、7時くらいまでぐっすり眠っていることもありますので、そのこどもによって必要な睡眠時間は違うのではないかと思います。
睡眠時間だけを見るのではなく、疲れがしっかりとれているような睡眠の質があれば、時間はある程度参考程度にしかならないのかもしれませんね。

それでも夜寝るのが遅くなって、体の疲れが取れていないと次の日は遊びや勉強に集中出来ないこどもは明らかに睡眠不足で、生活習慣の改善が必要なのでしょう。

核家族化している今はどうしても早寝早起きが難しい場合もある

ですが、核家族化している今はどうしても早く寝かせるのが難しい場合もあると思います。
どうしても仕事を持っているお母さんは帰宅時間も遅い場合が多いでしょうし、「早寝早起き」をさせてくださいと言っても難しいでしょう。

専業主婦で家にいる私でさえ、こどもを早寝させるのは難しいです。

そういう場合は「朝型」の生活を心掛けるようにすると良いそうです。
こどもが遊びたいと言っても朝早くは遊んでいいけど、夜は禁止するという方法をとるのも一つの手段と教わりました。
これはもう少し月齢が上がった時にゲームや携帯電話の使う方法としても有効だそうです。

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