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子供のイベント用お菓子の詰め合わせに予算内でたくさん入れるには

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お菓子って、どこで買うのが安いの?

子供がいると、地域の子供会や保育園の遠足、運動会、クリスマス会などの行事で「お菓子の詰め合わせ」が配られることも多いですよね。

毎年の恒例行事だからこそ、企画や準備する係になった親には悩ましい問題です。

今年、我が家ははじめて保育所の保護者会の役員になったので、恒例行事の「お菓子」を人数分準備するという大役が回ってきました。

お菓子の予算(ひとり300円分など)が決まっていれば、あとは買うだけでいいのですが、お菓子の内容が昨年と同じではあまりにも適当な感じが出てしまいます。

かといって、いつもと違ったお菓子を取り入れようと思うと予算が足りなかったり、量が多い方が子供たちは喜ぶかなぁと色々と考え出すと悩んでしまって進まず。

正直近くのスーパーに丸投げしてしまうのが一番楽なのですが、私がひと手間加えることで子供たちの笑顔が見られるならと思い、子供のイベントで配布するための「お菓子の詰め合わせ」を限られた予算内でできるだけいっぱい入れてあげよう!ということで考えてみました。

 

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お菓子(駄菓子)はどこで買うと安い?

お菓子を購入するお店は、「スーパー」「コンビニ」「デパート」「菓子問屋」「ドラッグストア」「ネット通販」などがあげられると思いますが、いったいどこで買うと安いのでしょうか。

お菓子がお店で売られるまでのモノの流れとして、まずお菓子を作る製造元やメーカーが、大量にお菓子を作って卸問屋にまとめて売ります。

卸問屋とは、モノを作っている生産者と普段私たちがモノを買いに行くスーパーなどの間に入って、取次ぎを行っているお店のことです。
商品を保管したり、仕分けや在庫管理、配送の効率を図ったりとさまざまな役割を担っています。

卸問屋は、小売のスーパーなどに商品を卸すことで、私たち一般の人たちがお菓子を好きな数だけ買うことができるのです。

①生産者・メーカー→②卸問屋→③小売りという3段階の流れがあるので、それぞれの管理するコストや利益分が上乗せされてしまうために、私たちの手元に届く頃には値段が高くなります。

なので、お菓子の価格を安くしたいのであれば、小売店ではなく直接②のお菓子卸問屋でお菓子を購入できるとその分のコストが下がると考えました。

 

お菓子の卸問屋に行ってみた

というわけで、スーパーやコンビ二、ドラッグストアなど普段お菓子を買う小売店ではなく、比較的近い場所にあるお菓子の卸問屋を調べて実際に行ってみました。

最初に行ったのは、A店です。

①A店

小売り(いわゆるバラ売り)はしておらず、まとめ買いしかできません。
店内にはうまい棒1袋(30本入)やキャンディ1箱(100個入)がいくつも重なっていたり、ハイチュウやガムなども箱ごとに売られていました。

小売りはしていないとのことだったので、子供のイベント用にみんな同じ中身でお菓子を作れるか確認したところ、「10個や30個などのきりの良い数であれば、すべてお店の人まかせでお菓子の詰め合わせを作ることはできます。でも、17個とか33個など中途半端な数はできない」と言われました。

また「ガムとアメは入れないなど大まかな要望には応えられるけど、具体的な商品(ハイチュウやうまい棒)入れてほしいといった要望には応えられません。お菓子の詰め合わせの内容はお店にお任せになる」と言われ、中身の確認もお会計をした後でしかできません。

お菓子を詰め合わせる作業は、ビニール袋に入れてもらえ、別途料金が発生することはないとのことでした。

お菓子の卸・問屋のA店は、箱買い・まとめ買いならば(個数が中途半端でなければ)、スーパーと比べてもお菓子の価格が安くなるので、店内には同じようにイベントの景品やお菓子の購入を検討している親子を数組見かけました。

参考までに、「うまい棒」は一袋(30本入)で259円だったので、1本あたりの価格は8.633円でした。

 

②B店

小売り(いわゆるバラ売り)コーナーと、まとめ買い用のコーナーがありました。
小売りコーナーは駄菓子屋のような作りになっており、まとめ買いコーナーはケースや箱、袋が積みあげられていました。

子供のイベント用にみんな同じ中身でお菓子を作れるか確認したところ、「いくつからでも詰め合わせて作ることができますし、お客さんが中身を決めてもよく、おまかせしてもらってもかまいません」とのこと。

A店と同様一般人でもお菓子の購入は可能で、店内には私と同じようにイベントのお菓子を購入している人や、子供や自分が食べるためのお菓子をまとめて購入する人もいました。

お菓子の詰め合わせを作るには、別途料金で紙袋にいれてもらうことができますが、紙袋は大きさによって1枚あたり数円~10円と少し費用がかかります。

ここにあった「うまい棒」は30本で258円でした。

1本あたりの価格は8.6円と安いですが、バラ売りのうまい棒は1本あたりの価格が9円。
お菓子の詰め合わせの個数がキリのよい数でないときは、まとめ買いとバラ売りを組み合わせて購入できるのは非常に良かったです。

 

お菓子の卸問屋といっても、大量にまとめ買いする場合であっても個人では購入ができないところもありますし、まとめ買いするのであれば個人でも買えるところ、B店のようにまとめ買いだけではなく1個単位のバラでも購入できるようになっている卸問屋もあるのでさまざまでした。

 

 

スーパーやコンビニに行ってみた

卸問屋でのまとめ買いは安いと思いましたが、本当にスーパーやコンビニよりも安いのか確認してきました。

③コンビニ

コンビニは小売しかしていないので、お菓子を1箱など大量に購入できるコーナーはありません。でも、子供の人数分のお菓子の詰め合わせを作ってもらうことは可能です。

ガム入れないでほしい等の要望を伝えることはできて手軽さがあります。定価での販売なので、うまい棒1本あたりの値段は10円でした。

④スーパー

詰め合わせを作ってくれるかは、スーパーによって異なりました。これはコンビニでも言えることですが、大量購入する場合は、事前に話をしておかないと在庫が必要数ない可能性があります。

もしお菓子を大量買いするのであれば、事前にスーパーに話をしておくと準備しておいてくれるそうです。

うまい棒の1本あたりの値段は9~10円と店舗によって違っていました。

通販サイトを使ってお菓子を買うと安い?

今は通販サイトでもお菓子を買うことができるようになり、とても楽になりましたよね。

AMAZONや楽天の大手ショッピングサイトの最安値を計算してみたところ、うまい棒1本あたりの値段が8.4円と卸問屋よりも少し安かったりしますが、1万円くらいのお菓子の購入をしないと送料が別途かかったり、スーパーで買った方が安上がりになるようなお店も見かけましたので、通販=安いといういうわけではなかったです。

 

お菓子の卸問屋は確かに安かった

お店を何カ所も回って調べて、うまい棒の1本あたりの値段を記載しましたが、あくまで目安として記載しています。

うまい棒の値段がそもそも安いのであまり大差はないように感じるかもしれませんが、イベント用のお菓子の詰め合わせを作るために、お菓子のまとめ買いをするのであれば、卸問屋でお菓子を買うほうがスーパーやコンビニなどの小売店で買うよりも安くなるという結果になりました。

卸問屋でお菓子を買う場合に、1箱や1ケースなどのまとめ買いをするならば安くできますが、用意するお菓子の袋詰めに端数がある場合は、バラ売りで購入できる卸問屋を探すのが困難だと思います。

ネット通販に関して言えば、送料によって変わってきますが、送料がかかったとしても、家の近くに卸問屋がないならば電車や車のガソリン代を含めると案外大差がないかもしれません。

 

 

お菓子を安く購入できるお店

福島県に限っていえば、福島市北矢野目にある「カストマー」というお店は、まとめ買いもバラでも購入できるので助かりました。

ただし、紙の袋に詰めてもらうとなると、紙の分の費用が別途かかってしまうし、サイズもそれほど選べないのでその点は少し注意が必要かなと思います。

小さなキッズスペースがあるので子供と一緒にいっても、グズって大変な思いをせずにイベントのお菓子を購入することができました。

お菓子を安く購入した後、紙袋を違う場所で購入して、自分たちで詰める作業をしましました。

最後に

子供たちに喜んでほしくて、お菓子の詰め合わせを限られた予算内で美味しいお菓子(駄菓子)をできるだけいっぱい入れてあげよう!と考えてきましたが、結果的に数十円分安くすることができ、その分のお菓子を増やすことができました。

昔ながらの懐かしい駄菓子が今も売っていたり、昔はなかったようなおもしろいお菓子が並んでいるのを見ながら、あれこれ考えるのはとても面白かったです。

保育園の役員で面倒なこと押し付けられたーと思っていましたが、結構楽しめるものですね。

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