お産の兆候は大きく分けて、おしるし、陣痛、破水と言われています。
しかし、その後の出産までの経過は人それぞれ異なります。
私は3度出産を経験していますが、お産の兆候と出産までの経過は皆違っていました。
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第一子(長男)のお産
初めてのお産の兆候は、予定日二日前のおしるしでした。
おしるしが来たので、お産が近いなと思っていた後に軽いお腹の痛みがあり、陣痛かなと思いましたが、陣痛の時間は不規則だったので前駆陣痛でした。
前駆陣痛は5分くらいで次の痛みが来たと思えば、50分くらい来なかったり、痛みもだんだん強くなるわけではなく、痛かったり、痛くなかったりを繰り返していました。
二日間ずっと不規則陣痛が続いているのに、本陣痛にならず自宅で耐えていましたが、さすがに眠るのも辛くなったので病院で診察を受けました。
その結果、すぐに入院になり、入院した翌日のお昼に出産となりました。
私が入院した病院は無痛分娩を推進していたので、最初は自然分娩を希望していたのですが無痛分娩に切り替えました。
※無痛分娩に興味がある人はこちらの記事を参照してみてください。
入院後も陣痛が弱かったので、陣痛促進剤を使用して陣痛を起こしました。
この時点でまだ破水していなかったので、医師によって破膜(破水を人工的に行う)しました。
それでもなかなか降りてこない、赤ちゃん。
最後は助産師さんにお腹を押され、吸引を使いながら3550gの長男を出産しました。
第一子(長男)のお産の兆候~出産までの流れ
7:00 おしるし
9:00 軽い不規則陣痛
10:00 散歩&買い物
22:00 強い不規則陣痛
不規則陣痛が、その後2日間継続
18:00 不規則陣痛が続く為、一度病院へ
19:00 赤ちゃんの心拍が低下している為、即入院
20:00 無痛分娩処置開始
23:00 赤ちゃんの心拍が再度低下した為、分娩室へ
(子宮口が6cm程度)
10:00 陣痛促進剤を点滴
(微弱陣痛と子宮口が8cm程度の為)
12:42 3550g 男子 誕生
(分娩時間:20時間45分)
第二子(長女)のお産
2人目の長女の時は予定日の翌日に前駆陣痛がありましたが、最後までおしるしがありませんでした。
そして朝から軽い前駆陣痛(不規則な陣痛)がありましたが、長男のときのように前駆陣痛は長く続かず、その日のうちに本陣痛になり、その後に下痢かなと思ったら一気にお産が進み出産となりました。
最初のお産の兆候は陣痛です。
前駆陣痛が始まった時は、いつ本当の陣痛になるかわかりませんでしたので、出産の時のためにも体力もつけておかないといけないなと思い、リラックスして、ご飯を食べたり、昼寝をしたりしていつもどおりのんびり過ごしていました。
陣痛が15時くらいから急激に強くなってきていましたが、前駆陣痛と思い込んでいたために病院に電話をすることもなく痛みと戦っていました。
夕方に少しお腹が緩くなり(お産が近いとお腹が緩くなるという症状の妊婦さんもいることをその後知りました)、この時にはもう陣痛が3~4分間隔だったので、病院に行ったところ、子宮口が全開で陣痛も2分間隔くらいになっていました。
すぐに分娩室でお産の準備をし、また破水していないのでここでも破膜が行われました。
そしてすぐに赤ちゃんの頭が見えてきて、その後すんなり2950gの長女を出産しました。
※長女の出産の詳細はコチラを参照してください。
第二子(長女)のお産の兆候~出産までの流れ
9:00 軽い不規則陣痛
12:00 昼寝
15:00 散歩
17:00 陣痛の痛みが強くなってくる
18:00 陣痛3~4分間隔へ
19:00 病院到着後、すぐに分娩室へ
(子宮口全開、陣痛2分間隔)
20:53 2950g 女子 誕生
(分娩時間:2時間58分)
第三子(次女)のお産
お産の兆候は、予定日二日後の朝のおしるしでした。
おしるしの量は比較的多く(生理日1日目くらい)、ドロっとしており、朝から夕方くらいまで何度もありましたが、この時は前駆陣痛はありませんでした。
それから夕方になり、すごく弱い陣痛の痛み(子宮がきゅーっとなるような感じ)が20分間隔で始まり、陣痛が5分間隔まではあっという間に進みましたが、そこからまた陣痛が遠のいてしまったので、分娩までの時間がかかり、翌日の出産となりました。
前駆陣痛は臨月になってから夜に何度かありましたが、朝になると痛みがなくなっている状況が続きましたので、全体では1か月間近くあったと思います。
本陣痛があったときは痛みが弱いので放っておいたら、夕飯時には5分間隔になっていました。
しかし、痛みはまったく強くならず、生理の時よりも軽い痛みで、お腹がきゅーっとなる程度です。
念のため、病院に電話すると「予定日過ぎていますし、経産婦さんなので一度病院に来てください」と言われました。
病院について診察してもらったところ、子宮口は3cmしか開いていなかったですが、子宮口が柔らかくなっており、陣痛は4分間隔で来ていました。
ですが、やはり弱い陣痛。。。
二人目の時が出産まで速かったこともあり、その場で入院になりました。
それでもなかなか降りてこない、赤ちゃん。
そのうちに5分間隔、10分間隔と陣痛が遠のいてしまい、日付が変わってしまったので、分娩室に用意されたベッドで熟睡。
朝になって起きたらまた5分間隔で陣痛が始まり、子宮口も6cmくらいまで開いていました。
それから1時間ごとに子宮口が1cm程度開いていき、子宮口が8~9cmの時に陣痛の痛みはピークになり、その後は助産師さんにリードしてもらい、助産師さんの指示で必死に自分で破水(破膜?)するように頑張りました。これが激痛でしんどかった。
なんとか破水させ、4回くらいいきんだあとに次女を出産。
今回は会陰切開や促進剤を使うこともいっさいなく、自然なお産となりました。
※次女の出産記録はコチラを参照してください。
第三子(次女)のお産の兆候~出産までの流れ
7:00 おしるし
16:00 軽い陣痛 (20分間隔)
19:00 夕飯時に軽い陣痛 (5分間隔)
お風呂に入り、病院に電話
20:00 病院到着 分娩室へ
(陣痛4分間隔・子宮口3cm)
23:00 浣腸
24:00 陣痛が5~10分と遠のくので、睡眠
7:00 起きると陣痛が5分間隔で少しずつ強くなる
(子宮口が6cm程度の為)
1時間に子宮口が1cm程度ずつとゆっくり開き、陣痛の波が強く短くなってくる
10:31 3071g 女子 誕生
(分娩時間:14時間37分)
お産の兆候・経過は人それぞれ
お産の兆候は3つの中のどれかに当てはまることが多いですが、どれに当てはまるかはわかりません。
私はお産の兆候として陣痛とおしるしがありましたが、私の友人は1人目が破水から始まったけど、2人目は陣痛から始まったと言ってましたので、こればかりはどうなるかわからないです。
ただ長女の時に知りましたが、この3つの兆候以外に、出産予定日近くになって下痢が起こるとお産が近いこともあるようです。
「陣痛にちゃんと気づけるのかな」「陣痛に耐えられるのかな」と不安ばかりだった私でも、なんとか3人産むことができました。
というか、もう陣痛が来たら逃げようがないので産むしかない(笑)
子ども達3人それぞれお産の兆候もそれぞれ出産までの経過も異なるお産になりましたが、出産までの経過は本当に忘れられない思い出です。
4歳の長男と2歳の長女には時々自分たちの出産の時の話をしてあげていますが、とても興味があるようで嬉しそうに聞いています。
お産の心の準備に少しでもお役立ていただけたら幸いです。