金銭教育

子供とモノの価値を学ぶ「100円たんけん」

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先日、子供達と一緒に本屋さんに行ったときに「100円たんけん」という本を見つけました。

面白いタイトルだなぁと思って数ページ読んでみると、

コンビニで、おかしをおねだりしたら、「100円までよ」って いわれた。
100円ショップに いったら、なんでも 100円だった。
じゃあ、よその おみせでは、100円で何が買えるのかな?
ぼくと  おかあさんは しょうてんがいに いって しらべてみることにした

という内容から始まっていました。

我が家の長男(5歳)はお金を使うことや働いてお金を得ることに興味を示していたので、一緒に楽しめると思い購入してみました。

この「100円たんけん」を読んであげると、長男が「僕もやってみたい」と言うので、我が家でも100円たんけんをしてきました。



絵本『100円たんけん』について

「100円たんけん」は、くもん出版の「モノの価値」を子供と学べる絵本です。

作者が「りんごの木 子どもクラブ」という保育施設で、子供達と一緒に過ごしていた中での実体験を元に作られた絵本です。
実際に商店街の人たちに「〇〇を10円分ください(当時は10円だったそうです)」といって歩き回り、買ったものを見比べながら同じ10円でも数や量が異なることを子供達と一緒に体験したそうです。

 

内容は、僕とお母さんが買い物に行った時に、100円でどんなお菓子が買えるかという話から、同じ100円でどんなものが買えるのかが気になり、商店街を探検をしていきます。

この絵本は、『子供と母親が一緒に買い物に行く』といった日常生活のよくある光景から、目線を少し変えて、100円で買えるものを比較することで100円にどんな価値があるのかを学んでいきます。
説明がすごくわかりやすく、また本の中には笑ってしまうような場面も多いので、小さい子でも飽きずに読み進められます。

 

小学低学年におすすめとされていますが、全ページ数が32と少なく、また1ページに対する文字は少ないので、テンポよく話が進むので読みやすく、年中の長男と一緒に読むことができました。

100円たんけんを実践しようと長男がやる気になった

「100円たんけん」の本を読んでから、5歳の長男が「僕もこの100円たんけん」をしてみたいと言い出しました。

私が長男に「お父さんに100円たんけんしていいか聞いておいで」というと、すぐさま確認に行く長男。

インドア派の夫も「わかった。みんなで行ってみよう」とやる気になったので、さっそく週末に今まで行ったこともない商店街に足を踏み入れることにしました。

100円たんけん当日

外はチラホラ雪が降るものの、天気は良く、100円たんけん日和。
子供達と一緒にお店屋さんに行くときの注意点を話してから、今まで行ったことのない商店街へ向かいました。

まず最初に行ったのは、「精肉店」。
地元でも有名なこの精肉店は、お値段が非常に良心的で、カニクリームコロッケが30円と破格。

ですが、今回のたんけんの目的は『100円のものを買うこと』だったので、長男が自分で「100円で買えるのはどれですか」と確認しました。

お店屋さんから優しく、何種類かのコロッケを教えてもらって、長男と長女が選んだのは「メンチカツ」。

1個100円のメンチカツを購入し、一人ずつお会計から100円をお店屋さんに渡して、お礼を言いました。

自分で商品を選んで、自分で買えたことで、長男も長女もすごく楽しそうにしていました。
購入して車に乗ったら、「もうメンチカツ食べていい」と聞いてきましたが、ここは我慢どころ。

100円で他にもどんなものが買えるか、あとで見比べるためにも食べずに次のお店に向かいました。

次には行ったのは、「花屋さん」。
花屋さんは鉢植えとかには値段が書かれていますが、1本などは値段が書かれていないので、お店屋さんに「100円で買える花はありますか」と長男が聞きました。

100円で買えるのは、「デイジー」と「スイートピー」あとは、「カーネーション」かなと教えてもらって、長男は「デイジー」を長女はピンクが気に入って「スイートピー」を1本ずつ購入しました。

長女は花を買った後は、ずっと「わぁ、綺麗。ピンクのお花、素敵だね」と喜んでいました。

その次に行ったのは、八百屋さん。
少し耳の遠い、元気なおばあちゃんが出てきて、「100円のものありますか」「えっ?なんだって?」といったほほえましいやり取りをしながら、その後にサツマイモ1袋、きんかん100g、しめじ一袋が100円だよと明るく教えてくれました。

長男は最初、大好きなサツマイモを買おうとしましたが、きんかん100gを計って見せてもらうと、「きんかんだと9個も買えるんだ。こっちにする」と言ってきんかんを買いました。

長女は迷うことなく、さつまいも一袋を買っています。

長男の場合は大きさよりも数が多いことを重視し、長女はとにかく大きい物を選んでいました。
子供によって選ぶものが違うのを見れたのは面白かったです。

その次に行ったのは、「おまんじゅう屋さん」。
店内に入ったと同時におまんじゅうのいい匂いがしてきて、店内にはお店のおじいちゃんと常連さんのような人が将棋を指している光景が目に入りました。

おまんじゅう選びに子供達が悩んでいると、若い女性の店員さんが「このおまんじゅうなら100円で買えるよ」と子供達に優しく教えてくれました。

子供達も嬉しそうにしており、教えてもらった80円のおまんじゅうを買いました。
ですが、今までずっと100円ぴったりで物を買っていたので、子供達はおつりがあることを少し忘れていたようです。

きちんとお釣りをもらって、笑顔で店員さんに見送ってもらって、次のお店に向かいました。

次に行ったのは、「魚屋さん」。
魚屋さんで100円で買えるのは、さんまの開き1つかあじの開き1つ。

長男はたこが欲しかったようでしたが、100円では買えないので、諦めてあじの開き、長女はさんまの開きを買って、それぞれトレーに入れてもらいました。

最後に行ったのは、パン屋さん。
100円で買えるのは、90円のさつま芋パンだけだったので、サツマイモパンを長男は買いました。
長女は140円のアンパンマンがどうしても食べたくなってしまい、お昼をかねてみんなで他にもパンを買って、腹ごしらえをしながら「100円たんけん」を終了しました。

大人も楽しめる『100円たんけん』

『100円たんけん』をやってみて、私たち親も初めて商店街で買い物をしましたが、とても楽しかったです。

便利なのでついついスーパーで買い物をしてしまいますが、商店街にはどんなお店があって、どんなものが売っていて、どんな方が働いているのかを知ることができました。
これから買い物をしてみようと思うお店もいくつか発見できたので収穫でした。

子供達も、基本的な挨拶や買い物の仕方を学ぶことができました。
また、お店屋さんから「何歳?」とか、「えらいね」などと話しかけたりしてもらえたり、「これが100円だけど、こっちも100円だよ。この商品はね・・・」なんてやり取りが見られたのでコミュニケーションを学ぶ場にもなったのではないかと思います。

『100円たんけん』で学んだことはたくさん

今回の100円たんけんは、100円で買えるものに限定したので、子供達が必ずしも買いたいものが買えるわけではありませんでしたが、色々な人と出会い、また自分達で買い物をしたという気持ちが強くあり、とても楽しめたようです。

夫も子供達といつものように遊ぶだけでなく、日常生活の出来事を子供と一緒に学びながら、楽しめたのも良い刺激になったといっていました。

同じ100円でも物が違えば、大きさも個数も違う、大人にとっては当たり前のことだけど、子供にとっては新しい発見です。
また親である私も「モノの価値」について改めて考える良い機会になりました。

今後も日常の買い物などを通して、子供達が色々と学ぶことができる機会を作ってあげたいなと思います。



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