開業1周年を迎えた、宮城県仙台市にある、イルカやアシカ、ペンギンなど海の動物と触れ合える「仙台うみの杜水族館」。
「仙台うみの杜水族館」へ7月16・17・18日の3連休のど真ん中に3人の子供を連れて行ってみると、本当に海の中にもぐったような青く広がった景色が見えました。
混雑はしていましたが、小さな3人の子供と一緒に「仙台うみの杜水族館」で楽しく遊ぶことができました。
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仙台うみの杜水族館とは
宮城県仙台市にある「仙台うみの杜水族館」は、2015年7月1日に開業したばかりの、年中無休の「復興を象徴する」水族館です。
仙台うみの杜水族館は子供と一緒に楽しめる
「仙台うみの杜水族館」は、開業してからまだ1年しか経っていないこともあり、施設内はどこを見ても新しく綺麗で、清潔感がありました。
仙台うみの杜水族館に行く前に、小さな子供を連れた家族に対してどのような対策がされているかチェックしてみました。
- ベビーカーの貸出はないが、自分が持ってきたベビーカーで館内の移動はOK
- エレベーターやスロープなどがあり、ベビーカーでの移動で困ることは無い
- 授乳室は1・2階に、各1か所ずつある
- 多目的(マルチ)トイレには、おむつ交換台や子供を座らせておけるベビーチェアがある
- 館内の1階フードコートにはキッズスペースがある
- マタニティーパーキングが1か所ある
館内を12時~15時30分まで、3時間30分ほど見て回りましたが、上記のような対策がなされているので、小さな子供と一緒にいても特別困ることはありませんでした。
個人的には気になる点が2点ありました。
トイレの個室の数が少ないので、混雑時は待つことになりそうです。
この日は3歳の長女がトイレを待ち切れず、「お母さん、おしっこ漏れる」と言っていましたがなんとか漏らさず乗り切れました。
また、混雑のためベビーカーを押しているお母さんがなかなか前に進めなかったのを見て大変そうに見えました。
水族館の中はたくさんの“アトラクション”がある
「仙台うみの杜水族館」は、遊園地に遊びに来ているような、ワクワク・ドキドキ感がありました。
魚の種類や数が多いとか、特別珍しい魚がたくさんいるわけではないです。
でも、天井を見上げるとマボヤが迎えてくれたり、巨大な水槽に大きなマンボウが悠然と泳いでいたりします。
さらに、自分でお絵かきした魚がスキャナで読み込まれてスクリーンの水槽を泳ぐのを見ることもできます。
日常生活から離れ、青い海の中の幻想的な雰囲気を見ていると、今度は金魚やカエルがいたり日常的な雰囲気にガラッと変わります。
そしてさらに進むと、イルカやアシカ・ペンギンがいたり、カラフルな魚がいたりと、なんだか息をつく暇もなく、その場所によって雰囲気が変わるのが魅力的でした。
子供たちが一番楽しんでたのは、イルカ・アシカのパフォーマンス
我が家の子供たちが、水族館の中で一番楽しそうにしていたのは、「イルカ・アシカのパフォーマンス」でした。
横浜・八景島シーパラダイスから来たイルカと、マリンピア松島水族館出身のアシカが可愛くお出迎えをしてくれる姿に、日ごろのストレスを癒されている気分になりました。
約1,000人も収容できる東北最大のスタンド「うみの杜スタジアム」ですが、混雑時だとすぐに席が埋まってしまうので、ショーが始まる1時間前から先に席をとり、食事をとりながら、待ち時間を過ごそうと思いました。
が、、、混雑状況は予想以上で、人がごった返していました。
まさか、軽飲食店でフライドポテトやナゲットを買うのに50分もかかると思わず、ショーを見る寸前で食事を開始するはめになり、食事購入担当の夫はぐったり。
うみの杜スタジアム内だけは、お弁当の持ち込みができるので、持って来ればよかったなと少し後悔しました。
ですが、ショーが始まった瞬間、夫や子供たちはアシカやイルカに釘付けになっていました。
アシカやイルカの鳴き声や、挨拶してくれる可愛い動作、ダイナミックなジャンプや、トレーナーさんとイルカの息のあったアクティブな動きは、見ている人を引き込んでいました。
3人の子供たちも飽きることもなく、30分間ずっと楽しそうにショーを見ていました。
今回は夏限定、びしょ濡れ必死の「ドルフィンスプラッシュ」という新コーナーもあり、イルカによって水しぶきがあげられたり、ほとんど驚きっぱなし。
水に濡れても大丈夫という人は、前の3列目までの席であれば、水がかかる可能性も高く、他にも新人トレーナーに選ばれるとなんとイルカを間近に見れるチャンスもありました。
イルカ・アシカのパフォーマンスショーを見るときの注意点
イルカ・アシカのパフォーマンスショーは、雨風がひどくない限り、雨でも見ることが出来ますが、前の方の席は雨が降りこむし、パフォーマンスショーの時には傘をさせないので、カッパの用意がなければ、濡れてしまいます。
そしてショーを見るときの椅子ですが、横幅はしっかりとあり大人でも余裕をもって座れます。
でも前後の間隔がけっこう狭くて、移動する時や子供がフラフラしてしまうと他の人にぶつかってしまいます。
それくらい幅が狭いので、ベビーカーや大きめな荷物は、置く場所に困らないように、使わない物は事前に入り口付近にあるコインロッカーを使っておくのが良いかなと思いました。
アシカ・イルカショーなどのイベント時に館内を回るのも、一つの手
混んでいないければ館内が狭いと思わなかったでしょうが、館内の道幅が広いにも関わらず、混雑時はなかなか前に進むことが出来ません。
特ににイルカ・アシカのパフォーマンスショーが終わった後の混雑はかなりのもので、順路通りに進もうと思っても、部屋中が人でごった返して、しばらく進めずに待つことになりました。
子供が迷子になった場合、水族館のスタッフのところへ行くべきですが、正直混雑している館内で、スタッフを見つけたり、話しかけたりするのにも時間がかかりそうなので、できれば混雑している場所は避けたいでよね。
混雑を避ける方法として、イルカ・アシカパフォーマンスショー、ごはんタイムなどのイベントが開催されているときは、そのイベントに人が流れているので、常設展示の順路が空いていました。
その隙を狙って、館内をサクサク進むのも一つの手かもしれません。
うみの杜ビーチは思ったほど広くない
天気が途中から回復してきたので、最後に磯場を再現したうみの杜ビーチを見てきました。
ヒトデやドチザメに触れるなんて子供にとって良い体験だなと思って行ったのですが、思ったよりも場所は狭く感じました。
おむつが外れている子供は、裸足でビーチの中に入ることが出来るので、当日はかなり多くの子供たちでにぎわっていましたし、近くには足の洗い場もきちんと用意されていますので、タオルと着替えを持っていけば、汚れても安心して遊べます。
子供連れは平日や夕方の空いている時間を狙って行くと良いかも
今回、3連休のど真ん中の、混雑を極めているお昼頃行ったこともあって、子供たちが水槽が見えなかったり、疲れてしまってぐずる場面もあり、館内全部をゆっくりと見ることが出来ませんでした。
なので混雑時を避けるように平日に行く、もしくは夕方くらいの人混みが落ち着いたころに行くなどすると楽かもしれません。
仙台うみの杜水族館は、授乳室もあるし、うみの杜スタジアム、巨大水槽の前、軽飲食店前などちょこちょこ座れる場所があって休憩することもできるし、ベビーカーごと中に入れることが出来るので、のんびり館内を子供と一緒に見て回れるかなと思います。
1階のフードコートで休憩するのであれば、壁にペンギンやアザラシがいるので、食事しながら、のんびり見るのも贅沢ですよね。
私は見れませんでしたが、無料でペンギンやアシカに触れたり、ごはんタイムが見れたりと、水族館の内容はかなり充実しているので、入場料を払ったからには、見なければむしろもったいないですよ。
番外編:仙台うみの杜水族館をお得に行く方法
仙台うみの杜水族館は、4歳から入館料がかかります。
入館料は大人が一人、2,100円と比較的高めだと思いますが、お得なクーポンや割引は色々探しましたが見つかりませんでした。
前日までにネット上でWeb入館券を購入をすると、当日売り場で並ばなくてすみますが、金額は一緒ですのでお得にはなりません。
15名以上の団体や障がい者手帳を持っている人は入館料が割引になりますので、友達誘って団体で行くか、もしくは年間パスポート(4,200円)を購入して、2回以上水族館に行くくらいしか、安くなる方法はありません。