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出産時に裂けるのは会陰だけじゃない?驚愕!直腸まで裂けた私の出産

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3人目を出産してから私の周辺はベビーラッシュなので、ちょうど次女と同じくらいに赤ちゃんを産んだ他のお母さんたちと出産時についての話をすることがありました。

その時に「出産の時に思うけど、会陰切開はその後が痛いからできればしたくないよね」なんて話をしていました。

私も「そうだよね。でも私は長男(第一子)の時に会陰どころか直腸まで裂けたからな」と言うと驚かれ、「それは怖いね」なんて言われたので、今回は出産時に直腸まで裂けるということが実際はどのような状況なのかを書いてみようと思います。

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直腸が裂けるまでの経過

私の場合は長男の時の妊娠中の経過に異常はありませんでした。

しかし、陣痛がきてからなかなかお産が進まず、子宮口が全開になっても、なかなか赤ちゃんが出てこなかったので、直腸が裂ける前から会陰を切開して準備していました。

それでも赤ちゃんがなかなか出てこないので、最後は私がいきむタイミングで、助産師さんが私のお腹を押して、産婦人科医の先生が赤ちゃんを吸引で引っ張る形での出産でした。

 

その時に会陰を切開した部分だけでは終わらず、直腸まで「ビリーーーーー」と裂けてしまったようです。

 

出産時に直腸まで裂けると人によってはかなり痛みがあるようですが、私の場合は無痛分娩だったことが功を奏したのか、裂けた時の痛みはまったく無く、先生に「直腸まで裂けたので縫いましょう」と言われて、はじめて直腸まで裂けてしまったことに気づいたくらいです。

ですが裂ける時の痛みは無かったものの裂けた部分が多いために、赤ちゃんを産んだ後の会陰あたりの縫合時間は長くかかりました。

2人目の長女の時も会陰切開がありましたが、産婦人科医の先生が数分程度会陰の部分を縫って終わりだったのにたいして、長男の時は先生が30分くらいは裂けた部分を縫っていました。

それも局部麻酔をしてから裂けた部分を縫ってくれたのにもかかわらず、麻酔を使ってもチクチクと痛みがあり、縫われているという感覚があります。

 

縫合してくれている時に先生から「麻酔はしているけど、縫っている時に痛みがあるかも。でもちゃんと縫っておかないと変な話、ウンチが変なところから出てきたりしちゃうから我慢してね」と言われ、今後にかなり不安を感じたのを今でも覚えています。

長男は最初の子だったこともあり「出産は、直腸まで裂けたりすることもあるんだな。皆、出産直後でもこんな痛い思いをするんだな~」とのんきに思っていましたが、会陰切開または私のように直腸まで裂けてしまった場合でも、人によって産後の回復の様子や処置の違いがあるので、痛みは全然違うようです。

私の経過は、あくまでも一つの体験として、参考に捉えてください。

直腸まで裂けてしまった原因を勝手に推測

なぜ私は長男の時に直腸まで裂けてしまったんだろうと、推測してみると

  • 陣痛もなかなかつかず分娩までかなり時間がかかっていたのに、最後のいきみの段階に近くなってから急にお産が進んでだこと
  • 私の身長が154㎝と比較的低いにもかかわらず、長男が3,550g(頭囲33.5㎝)と大きめだったこと
  • 分娩中のいきむ時にお腹を押したり、吸引を使った
  • 無痛分娩だったので、いきみにくかった

などが考えられました。

下の子供二人の時の出産時は、2人目は急速に出産が進んではいましたが、赤ちゃんが小柄で頭囲が小さかったですし、3人目は頭囲が大きめだったものの、出産がゆっくり進んでいたので「会陰切らなくて大丈夫」と助産師さんに言われました。

長男の場合は、出産するときにはじめてだから緊張していたことで余計な力が入っていたり、色々とお尻に圧力がかかるような状況だったから直腸まで裂けてしまったのではないかと思っています。

直腸を縫ってもらった後の産後の様子

出産当日は裂けた時の縫合の時くらいしか痛みがなかったのですが、産後はお尻のあたりがすごいつっぱるような違和感がありました。

お恥ずかしい話ですが、便意があっても縫合した部分が気になっていてトイレに行くのが怖いなと思うくらい、お尻の穴の部分がつっばっているんです。

とはいえ、産後の便秘も体に非常に悪いので、痛みは我慢するしかないとトイレにのぞみました。

トイレに行って座ると、お尻がつっぱって引っ張られるような感覚はあるし痛みもあるので、トイレットペーパーで拭く時にはかなり恐々と触りましたが、先生から傷の部分はきちんと縫ってあるので、触っても問題ないから清潔にするように言われました。

 

そういわれても、お尻を拭こうと触ると、テニスラケットのガットを柔らかくしたような糸のような触り心地がものすごく気になり、「この触り心地はどこかで触った記憶がある」とものすごくトイレの中で考え、私自身はお尻が今どういった状況になっているのか直接見えないのでなんとなく歯がゆいし、「この糸の間にウンチが挟まったりしないのかな」と変な疑問を持ったりしながら、お尻を拭きました。

でも、やっぱりしっかりお尻を拭く勇気はなく、抑えるようにトントンと拭きました。

 

私の場合は座る格好やシャワーなどでお尻に手で触ると、縫合されている糸がつっぱって痛みを感じましたが、我慢はできる程度の痛みでした。

痛みや引っ張られるような感じは産後も続きましたが、退院時診察で傷の状態は問題なかったので、溶ける糸で縫合していたこともあり抜糸はせずにそのまま自宅に戻り、だいたい産後3週間ほどしてから違和感がなくなっていました。

出産の当日以外は産後2週間くらいまで、毎日痛み止めの飲み薬とお尻にいれる軟膏が出されていたので、私の場合は産後痛みで動けないということはなく、お尻がつっぱっている違和感と多少の痛みがあるくらいで、問題なく日常生活は出来ていました。

会陰の裂傷レベルについて

会陰が裂けてしまった重症度合があるようなので載せておきます。

次に妊娠を望むことがあり、同じ病院で出産しない場合は、次の出産する病院に伝えておいて欲しいと思います。

第1度会陰裂傷:会陰部の皮膚のみ、膣壁粘膜表面のみ(かすり傷程度)
第2度会陰裂傷:皮膚とともにその下の筋肉層まで損傷が及ぶもの
第3度会陰裂傷:肛門を絞める筋肉の肛門括約筋が断裂したもの
第4度会陰裂傷:会陰から肛門や直腸粘膜までが損傷したもの

出典:産婦人科の基礎知識 「会陰裂傷」

 

現役産婦人科医のサイトから、会陰裂傷についてのレベルを抜粋させてもらいました。

ちょっと医学用語は難しいですが、私が長男を出産した時は「直腸」まで切れているので、この裂傷レベルでいうと一番重症度が高い第4度会陰裂傷ということになります。

 

確かに2人目である長女を妊娠時、前回(長男)のお産で直腸まで裂けたと助産師さんに伝えたところ、産婦人科の医師に「4度ですね。それは大変な思いをされましたね」と言われて、高リスク妊婦として扱われたのかフリースタイルでの分娩は出来ず、分娩台のある分娩室での出産しかできませんでした。

 

ですが次の出産の時に注意は必要なものの、出産時に直腸まで裂けたとしても、次の子どもを自然分娩で産むことは問題なくできました。
私の場合はその後2人産みましたが、2人目は少し会陰切開をしただけで、3人目はいっさい会陰をきることもなく自然分娩でおこなっています。

 

あの時は助産師さんに言われた4度の意味はわかりませんでしたが、今になって「第4度会陰裂傷」の略だったんだなとわかり、なかなか大変な状況だったんだなと思い返しています。

最後に

正直言うと長男の出産時に直腸まで裂けるという痛い思いをしたのでもう妊娠なんかしたくないと思っていましたし、長男を出産した後の数か月間は次の子を考えるという気持ちは全然無くなっていました。

ですが、その傷も癒えて?今では3人の子どもを持つ母親になりました。

長男の時の怖さから2人目、3人目も同じように直腸まで裂けたらどうしようと心配して、2人目を妊娠した時には産婦人科の先生や助産師さんにも色々と聞いて回りましたが、「出産時に1度直腸まで裂けたからと言ってまた同じことが起こるかはわからないから、出来る限り会陰が裂けないように頑張ろう」と言われました。

 

ただし、先生から「次の出産の時に会陰の伸びが悪いと思ったら、また同じ場所が裂けないようにする為にも、他の人と比べて早い段階で会陰切開はするからね」と言われていますので、やはり何にもトラブルが無かった人に比べたら同じように裂ける可能性はあるんでしょうね。

私は次の妊娠を出来るだけ裂けないように会陰マッサージしてみたり、運動して体重をあまり増加させないように注意してみたりと気を使ってたことも関係があるのか、2人目は会陰切開のみで3人目は切開することもなくすみました。

本当に出産のときに直腸まで裂けたり、会陰切開したり、産前産後に肌トラブルが起きたり、子供が生まれてからも色々と心配はつきませんが、長男の時に直腸まで裂けた経験は今では笑い話として子どもたちに話したりしています。

 

子供達も一緒に笑っている姿を見てると、2人目を出産時に痔を指摘されたりしましたが、お尻は妊娠前のように問題なく戻ったし、長男を直腸まで切ってまで産んで良かったなと感じました。

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