子供の病気

予防接種の間隔が開き過ぎて推奨期間を超えてしまいました

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jaytaix / Pixabay

子供の予防接種の回数って、本当に多いですよね。

私は今回初めて長女が日本脳炎の1期の初回を受けた後、少し経ってから手足口病になってしまいました。

その後日本脳炎の1期の2回目の予約をとろうとしたところ、手足口病になった場合は、病気にかかってから1か月間くらいの間は予防接種ができないと病院で言われて、次の予防接種はどうしたらよいのかと悩みました。

定期接種の推奨時期に、子供の体調が悪かったり、感染症にかかって打てなかったり、予防接種の回数が多すぎてお母さんも忘れてしまうこともありますよね。

そういった時は、どう対応すればいいのでしょうか?

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定期接種と任意接種の違い

そもそも定期接種と任意接種は何が違うのでしょうか。

簡単に説明すれば、定期接種は原則無料(一部負担あり)とされており、出来る限り多くの人に受けて欲しいとされている予防接種です。
任意接種は原則実費で(一部補助あり)、あくまで親の意思によって接種するかどうかを決めることができる、選択の自由度が高い予防接種です。

定期接種は受けた方が良いもの、任意接種は受けなくて良いものと区別している人もいるかもしれません。
ですが実は日本では任意接種の予防接種でも、海外では定期接種だったりするのです。

 

WHO(世界保健機関)は、B型肝炎やロタウィルスなど、全世界で定期接種を推奨していますので、日本の定期接種だけを受けていれば、子供の病気や感染症等を予防できるというものでもないのです。

もちろん予防接種の内容によっては、95%程度その病気を防げる効果の高いものもあれば、インフルエンザのように予防接種を受けていても、感染した型が違ったり、軽症でも症状が出てしまう人もいるので、予防接種は絶対に安心というものではないし、副作用のリスクなどもあります。

その病気にかかるリスクと、予防接種のリスクを考えて、打つか打たないかを子供の為に親が決断する必要があります。

定期接種と任意接種の保障の違い

そのほかにも万が一、予防接種によって副作用が起きた時に定期接種は、「予防接種健康被害救済制度」によって国が保障してくれます。
任意接種については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の「医薬品副作用被害救済制度」による保障となっています。

定期接種と任意接種だけではない期間の区分け

定期接種と任意接種の違いはわかりましたが、予防接種のスケジュールを考えるうえで面倒なのが予防接種ごとに推奨している期間の違いです。

期間の区分けとして、日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールを見てみると、予防接種は「定期接種の推奨期間」、「定期接種の接種可能な期間」、「任意接種の推奨期間と任意接種の接種可能期間」、「添付文書には記載されていないが、小児科学会として推奨する期間」の5つにに分かれています。

5つ全部見てると「どこから何を打たせればよいのか」途方に暮れそうになりますが、現在は生後2か月からヒブと肺炎球菌が受けられるようになっています。
スケジュールはかかりつけの先生や地域の保健士さんに相談したり、スマホの無料アプリを駆使して、組んでみてください。

予防接種の推奨期間が過ぎてしまう

病院の看護師さんに、3歳になる長女の日本脳炎1期の2回目の予防接種の予約を入れました。

私 「すみません。日本脳炎の1期の2回目の予防接種の予約お願いします」
看護師さん 「日本脳炎の予約ですね。あれ、でも長女ちゃんはこの前手足口病にかかってましたよね」
私 「手足口病は2週間ほど前にかかってました」
看護師さん 「そうなると治ってから2週間くらい経過してから予防接種は打った方が良いので、今から1か月後くらいに予約してもらえますか」
私 「そうすると日本脳炎の予防接種の推奨期間である1週間~4週間の期間を過ぎてしまうんですけど、大丈夫なんですか」
看護師さん 「大丈夫です」

えーーー?

何がどう大丈夫なのと疑問に思いながらも、看護師さんに言われたのだから、その電話をした日の1か月後に長女の予防接種の予約を入れました。

感染症にかかった場合は、予防接種を見合わせる

感染症と言っても様々な種類がありますが、体調を崩してしまう可能性やワクチンの効果が下がるなどの理由から、感染症が改善するまでは予防接種は見合わせる必要があるものがあります。

麻しん,風しん,水痘及びおたふくかぜ等に罹患した場合には,全て身状態の改善を待って接種する。標準的には,個体の免疫状態の回復を考え麻しんに関しては治癒後4週間程度,その他(風しん,水痘及びおたふくかぜ等)の疾病については治癒後2~4週間程度の間隔をあけて接種する。その他のウイルス性疾患(突発性発疹,手足口病,伝染性紅斑など)に関しては,治癒後1~2週間の間隔をあけて接種する。しかし,いずれの場合も一般状態を主治医が判断し,対象疾病に対する予防接種のその時点での重要性を考慮し決定する。また,これらの疾患の患者と接触し,潜伏期間内にあることが明らかな場合には,患児の状況を考慮して接種を決める。

出典: 予防接種ガイドライン第6 予防接種の接種間隔 疾病罹患後の間隔

予防接種のガイドラインを見ると、手足口病の場合は治癒後1~2週間の間隔をあける必要があったのですね。

予防接種の推奨期間について

子供が病気にかかってしまい予防接種が打てなかった場合は、病気が治ってから予防接種を受けるとして、なぜ推奨期間があるんでしょう。
病気で打てない場合があることを考えると推奨期間を書かなくても、予防接種が打てる期間打てない期間の2つに分ければいいのではないかと思います。

私が住んでいる役所からもらった予防接種の冊子には、

予防接種には、安全に、かつ免疫を確実につけるために大切な接種期間と接種間隔があります。それを守って受けましょう。決められた時期や期間を過ぎると「法定外接種」の取扱いとなり、全額自己負担となる場合がございますのでご注意くだい。

と書かれていました。

推奨期間についての記載は載っていなかったのですが、接種期間を過ぎると予防接種代金が全額自己負担になる場合があるので、お財布に優しくないことがわかりました。
子供の予防接種は自己負担だと、1回5,000円から10,000円前後かかりますので、接種期間は守った方が金銭的に良さそうです。

法定接種は、日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールの中の、定期接種の推奨期間、定期接種の接種可能な期間でしたので、任意接種となっている期間はすべて実費で受ける必要があると考えると早いですね。

推奨期間と接種可能な期間の違い

では、推奨期間と接種可能な期間の違いは何でしょうか。
調べてみたところ、小児科医の先生による回答が書いてあるサイトがありました。

質問内容:接種の推奨期間と接種可能期間で結果(抗体)に違い がありますか。
回答:大きな違いはありません。

出典:自治医科大学公開講座「最新の子どものワクチン事情」(※2017年4月9日時点では資料が削除されています)

大きな違いはないんですね。
大きなと書いているのを見ると、まぁ多少の結果(抗体)に違いはあるのでしょうが、ちょっと遅れたくらいならそこまで気にしなくても良いということなのでしょうか。

看護師さんに推奨期間とは何か聞いてみた

大きな違いはないなら、なぜ推奨期間があるんだと疑問になったので、看護師さんに直接聞いてみることにしました。

私が看護師さんに「予防接種の推奨期間ってそもそもなんですか。推奨期間に打たなくても良いのですか」と確認したところ、帰ってきた答えは、「予防接種の推奨期間は、一番打つ時期として望ましい時期です。ただ、お子さんなどは、熱が出たり、病気をしたりして予防接種の時期がずれてしまうということは多々あるので、推奨時期から多少(数か月程度)期間がずれるぶんには問題ないです」と言われました。

体調が良くなったら、出来る限り早めに予防接種の予定を入れておかないと、また他の病気にかかったりしてスケジュールを組みなおすのが大変なので気を付けてくださいねということです。

予防接種の効果が一番高いと思われる時期に打ちたいのあれば、頑張って子供の予防接種時期だけはインフルエンザや手足口病などの感染症には十分注意するしかないし、子供が体調崩したら推奨期間すぎても決められた回数を打ちましょうという話でした。

病院の事情により、予防接種の追加が出来ない場合

一度だけですが、かかりつけ医の病院で追加で打とうとした予防接種の在庫がなく、入ってくる予定も未定と言われて予防接種の予約が取れなくて困ったことがありました。

こういった場合は、子供の体調が良い時に打てれば打っておきたいので、他の病院に理由を話して打ってもらったほうが良いですよ。

私もこの時は、「かかりつけの病院で今、予防接種の在庫がないと言われたのですが、期間があいてしまうので打ってもらうことは出来ますか」と他の病院に訳を話して確認したところ、打ってもらうことができました。

予防接種は定期接種期間内であれば、問題はない

定期接種期間内に打つことと、きちんと書かれている回数の予防接種をしておけば、基本的に無料(または一部負担)で受けられて、効果もある程度期待できて良いという結論です。

やはり何らかの事情や病気によって推奨期間に予防接種を打てなくても、市町村によっては定められている条件に当てはまれば、無料になったり、一部負担するだけで済むようなので、あきらめずにまず市町村の役所に問い合わせてみましょう。

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