トイレトレーニングは1人目の息子の時にも大変な思いをしましたが、現在2人目である2歳8か月になる長女のトイレトレーニングもなかなか進みませんでした。
トイレトレーニングはどんなに進まなくも怒っちゃいけない、他の人と比べたりして焦っちゃいけないとも頭ではわかっているのですが、数か月間もトイレトレーニングを続けているとイライラしてしまいます。
それが紆余曲折しながら今回のトイレトレーニング、急に自分からズボンとパンツを脱ぎ、おまるに座っておしっこもうんちもできるようになりました。
今回、第二子がトイレトレーイングが完了するまでの道のりとはどのようなものだったかというと?
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トイレトレーニングを始めた時の様子
トイレトレーニングを始めたのは長女が2歳3か月になった、8月の夏の暑い時期に始めました。
朝起きた時にオムツが濡れていないことが続くようになったので、起きたらオマルに座らせるようにしました。
トレーニングを始めた時は朝起きてオマルに座らせるとおしっこが出来たり・出来なかったりを繰り返していて、もうおしっこが出ないと思ってオムツを履かせたらおしっこが出るということも多かったです。
朝だけでもオマルに座らせて、普段はオムツを履かせていましたが、オムツの場合は自分からオムツが濡れていることを言わないので、いつもパンパンな状態になっていました。
これではいけないと思い、家にいる時だけでもお兄ちゃんの時に使っていた薄めのトレーニングパンツを履かせることにしました。
そうするとさすがに気持ち悪さがあるのか、おしっこやうんちが出た後は「でた」と報告が出るようになりました。
トイレトレーニングを始めて少し経つと変化が出てきた
家の中でパンツでいさせたこともあるからか、濡れたら報告が続くようになりました。
忙しかったり、外出時にはオムツを履かせていましたが、オムツの場合はやはり報告をしてくれません。
トイレトレーニングを進めるためにも日中パンツにしていましたが、成功することはなく、毎回汚れたパンツを洗うのにかなりの手間になり私自身がイライラすることもありました。
ですが1ヵ月後にはだいたい娘のおしっこの間隔がわかってきたので、朝起きた7時頃、お昼前の11時、昼寝から起きた3時、お風呂の前の7時に行くように習慣化させて連れていくと、徐々に成功することが多くなりました。
なので成功体験を作るために、オマルに座らせる時間を決めて、無理矢理にならない程度に本人の気持ちを盛り上げてトイレトレーニングを行いました。
声を掛けてあげれば完璧になったけど、自分で報告することはなくなった
成功体験を作るために、毎日同じような時間帯にオマルに座らせて成功するようになりましたが、なぜか自分から「おしっこ」と報告してくれることは無かったです。
パンツだからおしっこがもれると濡れてしまうので、出た後は「おしっこ」と言うのですが、どうしてもその報告は出てしまった後になっていました。
おしっこが出ると同時に言うこともありましたが、すぐそばにオマルを置いても間に合うことはなかったです。
最初の2週間くらいは、「もうちょっと早く言ってね」「もぞもぞしたら教えてね」と優しく声を掛けていましたが、1か月以上も同じことを続けると私がイライラしてきてしまったので、大変な時にはオムツを履かせるようにしました。
オムツを履かせていても時間がくるとトイレに行かせていたので、オマルでおしっこが出来るものの、自分ではいけない状態が数か月続きました。
トイレトレーニングは怒っちゃだめと言いますが、、、
よくトイレトレーニングは怒っちゃいけないと言いますが、なかなか進まないトイレトレーニングを数か月も続けると正直怒るなというほうが難しいと思います。
怒るとトイレが嫌いになってしまったり、我が家の場合は「お母さんは嫌!」と言われたりして関係が悪化したり、トイレトレーニングがこじれたりする可能性が高いのはわかってます。
私も何度怒っちゃいけいないと思って我慢したり、我慢できずに怒ってしまったり、怒っていないけどイライラした空気を感じ取ったのか泣かれてしまったりとありました。
本当に私もこどもも辛かったんですが、この怒っちゃいけないというのは頭でわかっていても実践するのは大変だと思います。
夫に「いつか、トイレは行けるようになるんだから、あんまり怒るなよ」と言われたことがありますが、そう思うなら自分でトイレトレーニングを毎日やってみたらいいんじゃないかと思います。
トイレトレーニングをずっとやり続けるのは、見ているだけの人にはわからないかもしれませんが、本当に根気がいることだと思います。
もちろん、すぐにトイレが出来るようになってしまう子どもは別なのかもしれませんが、試しに夫やおじいちゃん・おばあちゃんが口だけでなく試してみればこの辛さがわかると思います。
私も含めてトイレトレーニングを頑張っているお母さんは、たとえやり方がうまくいかなかったとしても頑張ろうとしていることを周りの人は忘れないで欲しいですね。
トイレトレーニングの転機
今まで中途半端にオムツにしてみたり、私がトイレに誘ったりして先回りして失敗させないようにしていることで、まったくトイレトレーニングが進まない状況になってしまっていました。
なのでオマルでは成功体験は何度もしているはずだし、今度は失敗する体験をさせる為に今残っているオムツを押し入れに閉まって、一日中パンツで過ごさせるようにしました。
私から「トイレに行こうか」というような声掛けはいっさい無くし、一日中パンツにしました。
なので外を歩いている時や買い物の最中におもらしもしてしまったのですが、その時に怒らずに「はっはっは~。やっちゃったね」と苦笑いというより笑ってしまったらその日の夜に自分でズボンとパンツ脱いで、オマルに座っておしっこができるようになりました。
今まで5か月もかけていたのが嘘のように一日中パンツでいさせることで、1日だけで失敗することもなく、自分でトイレが出来るようになりました。
今回のトイレトレーニングから学んだこと
今回2人目である長女のトイレトレーニングは8月から始め1月までと5か月間かかりましたが、私がそこから学んだことについてですが、
- 成功体験と同時に失敗体験を学ばせることが大事
- 手間はかかるけれど、一日中パンツにして過ごさせるのも一つの手
- 親が失敗させないように先回りして行動すると、なかなか報告しない可能性がある
- 夏の方がトイレトレーニングはやりやすいが、別に季節は関係ない
- トイレトレーニングをしているお母さん達に「絶対に怒るな」というのは、辛い一言
特に今回の長女のようにオマルで声を掛けて何度も成功している状態で、自分から「おしっこ」と言わないようなこどもは1回自分で出来るようになると、水を得た魚のように、すぐに自分で行けるようになるかもしれません。
こどもにとって成功と同時に失敗体験も大事なので、お母さんがトイレトレーニングをずっと率先していると、途中でこどもの自発性がなくなってこどもも人任せになってしまうのかもしれませんね。
保育所の先生とトイレトレーニングの話をしていた時に「トイレトレーニングは心も体も成長しないとうまくいかないのかも」と言っていました。
保育所の中でもトイレが出来るようになるのが早い子は早いし、遅い子は本当にゆっくりなんだよと言うのでこればかりはそのこどもの成長によるんでしょうが、一つ言えるのは体だけ成長したとしても心の成長が追い付いていなければトイレの自立は難しいようです。
成長の変化として我が家の長女は2歳くらいの時にパンツでおもらしをしてもただ突っ立ていましたが、2歳8か月の時におもらしをした時は「おしっこが出ちゃった」と小声で恥ずかしそうにしているので、周りを気にするようになったんでしょう。
私も2人目までトイレトレーニングが終わってほっとしていますが、次は1年半後くらいに、3人目のトイレトレーニングですね。
3人目はさてまたどのような方法で、トイレトレーニングが進むのでしょうか。進むのでしょうか。