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赤ちゃんの足を守る、良いファーストシューズの選び方を知る

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生後11か月になった次女ですが、比較的早い段階から歩くようになりました。

最近では歩くのが楽しいようで、移動中に私や夫が抱っこしようものなら暴れて降り、裸足でも気にせずにお店や外を歩いていこうとします。

その為、次女にも赤ちゃんが最初に出会う靴「ファーストシューズ」を購入することに決めましたが、いざ「ファーストシューズを買おう」と思っても、色々なメーカーや種類があるので、何を選べばいいのかすごく悩みますよね

長男や長女にファーストシューズを買う時もすごく悩んで、色々なサイトで調べてみたり、実際の店舗に行って履かせてみたりと色々試してみたのを覚えています。

今回はそんなファーストシューズを選ぶ前に、知っておきたいことをまとめてみました。

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人が靴を履く理由を考えてみる

そもそも人は何のために靴を履くのでしょうか。
靴を履くのは、足を危険や寒さから守るためにあります。

日本などの先進国の人々は靴を履いているのが当たり前になっているかもしれませんが、発展途上国に住んでいる人はいまだ靴を履かずに生活している人も多いのです。

日本でも一時期、外でも靴を履かずに裸足で生活する「はだし教育」や「裸足ランニング(ベアフットランニング)」などが話題になり、裸足でいるメリットが紹介されたり、実際に裸足教育が運動能力の発達を促すことに関する研究も発表されています。

裸足により運動量が多くなるということも園の先生方や保護者のアンケート結果から示唆されたが、運動能力の発達の面でも「走る」からより高度な「跳ぶ」運動能力をより大きく獲得していることがわかった。

出典:山崎、川島、清水(1998)「裸足教育による幼児の運動能力の発達」 足利短期大学研究紀要「第18巻」

とはいえ、屋外を裸足で過ごしていると、ガラスなどの危険なものを踏んで怪我をしてしまったり、傷口からばい菌が入って化膿してしまうなどのリスクもありますし、寒い地域ではしもやけになってしまったという人もいるようですので、「裸足」にもデメリットがあります。

そういった裸足で歩けないような環境から危険を守るために、靴を履きますが、裸足のようにできれば子供の足の発達を促してほしいですよね。

ファーストシューズとは

ファーストシューズとは、名前の通り初めて赤ちゃんが生まれて初めて履く靴のことを指しています。

ただ、タレントのオセロ松嶋さんのサイトでは、「生後6ヶ月になったら、寝るときにに枕元にファーストシューズを置いて寝るらしい!」という内容が紹介されていたり、ファーストシューズを見たいとデパートのお店の人に聞いたら、屋外を歩く前に室内で練習用に履く靴を紹介された人もいるようなので、ファーストシューズとひとことで言っても、人によって意味は違っていたりと曖昧なようです。

ファーストシューズとベビーシューズの違いは何か

赤ちゃん用の靴って色々な呼び方があって、正直何が違うのかわからなくなりませんか。
「ファーストシューズ」は赤ちゃんの最初の靴で、「ベビーシューズ」は赤ちゃん用の靴全般という感じでしょうか。
大手総合スポーツ用品メーカーのアシックスの冊子によると、

  • FIRST 11.5~13.5㎝ ・・・最初のよちよち歩きの、約3か月間に贈る1足目
  • BABY 12.0~16.0㎝ ・・・ペタペタ歩きで行動範囲を広げる約3歳まで
  • PRESCHOOL 15.0~22.0㎝ ・・・正しい歩き方を身につける約3歳から7歳まで

と書かれていました。

アシックスでは赤ちゃんが最初に履く靴をファーストシューズ、もう少し歩けるようになって買い替える時にはべビーシューズと使い分けがされているようです。

他の赤ちゃん用の靴を扱うメーカーでは、ミキハウスが「Preシューズ」「1stシューズ」「2ndシューズ」、ミズノが「INFANT」「KIDS」「JUNIOR」と成長とともに名前が変わっていくのでそのメーカーごとに名前は違っていますが、成長の段階とともに靴の作りも変わってきています。

ベビーシューズという言葉は、ファーストシューズのように非常に曖昧な意味に使われていることもあり、ネットで検索すると「ファーストシューズ」と「ベビーシューズ」と別々に検索しても同じ商品が出てくることがあります。

大手ショッピングサイトの楽天では、「べビーシューズ」で検索したところ16,979件、「ファーストシューズ」で検索すると6,822件と、「ベビーシューズ」で検索した方が約3倍ほどの商品がありました(2016年06月21日現在)。

商品の内容もファーストシューズは比較的柔らかめの素材の靴、ベビーシューズは少ししっかりした作りの靴が多いように感じました。

なのでファーストシューズは一番最初の段階で履く靴、そして少し成長するとベビーシューズといったイメージで考えるとわかりやすいと思います。

ファーストシューズの購入時期はいつ

ファーストシューズの購入時期は赤ちゃんへの記念として用意する場合もあるし、靴の練習の為に室内で履く為や外で歩かせたいから購入する場合など、その家族によって買うタイミングが異なると思います。

一般的な外で使うために靴を買う場合は、赤ちゃんが1人で10歩くらい歩けるようになってからが購入の目安となるようです。

靴の買い替え時期は3歳頃までは3か月ごとと言われるくらい、子供の足はすぐに大きくなってしまいますので、。伝い歩きや少し立った・歩いたといった段階でファーストシューズを購入すると、ほとんど外で靴を履くこともなくサイズが小さくなってしまいます。

それも赤ちゃんや小さい子供は、自分で「靴が小さくなってきたよ」なんて教えてくれるはずもないので、親が時々「きつくないかな~」と子供の靴を確認してあげる必要があります。

なので10歩くらい歩ければ外でもちょっと降ろして遊ばせたりということができるので、すぐに買い替えということがなくなります。

ファーストシューズのサイズの選び方

子供はすぐに足が大きくなってしまうからと言って、なんだか頻繁に買い替えるのはもったいない気がしてしまいますよね。

ですが靴は大きすぎても、小さすぎても足に負担をかけてしまいますので、ファーストシューズであれば実際の足の大きさから約5㎜程度大きいもの買うことが推奨されています。

自分の子供の足の大きさがわからないという人は、お店屋さんに「靴のサイズを見てほしい」と言えば気軽に測ってくれますし、専門のシューフィッターさんがいる場所で測ってもらうこともできます。

また靴のメーカーの公式サイトでは、無料で足の計測表をダウンロードできるようになっているところも多いです。

靴のサイズを測る時は椅子に座らせて測るのではなく、実際に計測表の上に立たせることで正確な数字が測れます。子供が嫌がる可能性はありますが、一瞬だけでも足を地面につけて、ぐっと抑えて測ってしまいましょう。

協和株式会社のサイトによれば、サイズの合わない靴を履くことにより、足のトラブルを招く場合があるとしています。

特にフィット感がないことで、不自然な力が入ってしまったり、足が前に滑るために指が圧迫されたりということがトラブルになってしまいます。

魚の目、足の爪が皮膚に食い込む陥入爪、指が山型に曲がってしまうハンマートゥ、足が扇形に広がる開帳足。そして親指が小指側に向かって曲がってしまう外反母趾など、靴による足のトラブルには様々あります。

靴を変えればすぐに症状が改善するというわけではなく、子どものときに履いていた靴の影響が、大人になってから症状として現れるというケースも存在します

出典:協和株式会社 「合わない靴を履き続けると・・・」

と書いてありましたので、サイズをしっかりあっているか確認するのは重要ですね。

靴のサイズだけではなく、できれば赤ちゃんの足幅や、足の高さが合っているかどうかも確認したほうがいいです。

気になる靴があればお店で一度履いてみてから購入しましょう。
ネットで購入したい場合でも一度はお店に行って計測することをおすすめします。

赤ちゃんの足の構造はどうなっているのか

Vitamin / Pixabay

赤ちゃんの足ってすごくプ二プ二して柔らかくって可愛いから、ついつい触りたくなってしまいますよね。

赤ちゃんの足というのは実はほとんどが軟骨の状態といわれ、大人とは違ってまだまだ未完成な状態です。

足の指の形は扇形のように広がっていて、足幅が広く、見た目も脂肪に覆われていて、土踏まずがありません。

大人のように体重移動をしながらではなく、ペタペタと足の裏をまっすぐつけて歩くような赤ちゃんの歩き方は、まさしくペンギンのように可愛らしいですが、その未完成な足はかかとが小さく、やわらかいので、骨が成長とともに形成されていくまでの間は変形しやすく、また不安定で良くも悪くも影響を受けやすい時期なのです。

だからこそ、赤ちゃんから子供の時期にかけての靴選びは非常に大切だそうです。

今は、子供の足が危険にさらされている?

ちょっと衝撃的な話ですが、最近の子供は「偏平足」や「浮指」、「外反母趾」などの足のトラブルが見られることが多くなったそうです。

偏平足は土踏まずが無いので足が疲れやすいなどの問題が出てきます。

土踏まずは体重を支えたり、衝撃をクッションのように小さくしてくれる役割を持っていて、3~4歳ころになると作られてくると言われています。

現在では裸足でいることが少なくなったり、運動量が少なくなってきたことなどにより、土踏まずが作られる時期が遅くなってきたり、土踏まずが無い子供も見られるようです。

浮指は見た目ではわかりませんが、足の親指を上にぐっと強く押した時に90度も以上曲がってしまう状態のことで、外反母趾は聞いたことがある人も多いと思いますが、ハイヒールなどの影響から特に女性の人に多くみられるとされていて、親指が小指の方に15度以上も曲がっていること指しています。

土踏まずの時期が遅れたり、大人の病気であると思っていた浮指や外反母趾が小中学生にも見られるようになったりと、今では子供の足のトラブルも多いようです。

赤ちゃんの時期から間違った靴を履き続ければ、他人事ではなく自分の子供も足が変形してしまったり、歩き方が不自然だったり、体の不調を招いてしまう結果になるかもしれません。

逆に靴を履かせないように外に行かせなければ、今度は運動による土踏まずの形成が遅れる可能性が出てきます。

他にも運動不足による体の発達へのデメリットなどが出てきてしまうのも、子供にとって良くないことですね。

足は第二の心臓と呼ばれるほど重要なものなので、子供達の足守るためにも親も足への正しい知識を子供だけでなく、自分の為にも知っておくと良いでしょう。

靴の正しい履き方

きちんとした靴の履き方って、出来ていると思いますか。
私は靴のかかとを踏んでいないから、ちゃんと履けていると思っていませんか。

正しい靴の履き方は、3つの動作のみです。

  1. 靴を広げて、中に足をしっかりと入れます
  2. かかとをトントンとして、かかとを合わます
  3. マジックテープや靴紐でしっかりと固定して、ずれないようにしましょう

どうですか、出来ていましたか。
せっかくしっかりした靴を買ったのに、靴の履き方が正しくなかったら意味がないですよね。

私は靴を履くときにつま先をトントンしていたので、足の指が自由に動くのを阻害していましたし、長男・長女に関してはかかとをトントンしないだけでなく、時々靴を左右反対に履いたりしていました。

簡単なようですが、毎日のことになると面倒くさくて正しい靴の履き方が出来ていない子も多いはず。
子供や自分自身の健康のためなので、今から正しい靴の履き方の習慣を身につけましょう。

靴を履くときには、靴下も出来るだけ履いた方が良い

我が家の子供達は、家の中でもすぐ靴下を脱ぐので、たまに裸足のまま直接靴を履いてしまうことがあります。

裸足のメリットがあるし、靴も裸足で履いても大丈夫かなと思っていましたが、靴を履くときには靴下を履いた方が良いそうです。

スクスクでも、できるだけ靴の中の縫い目を減らして、肌にやさしい素材を使って……と工夫してシューズを開発していますが、どうしても縫い目をなくすことはできませんし、段差をなくすこともできません。また、靴の底と甲被を付けるために接着剤も使用しています。これは、靴を作るためにどうしても避けられないことなのです。

足と靴との摩擦を減らし、肌に負担をかけないためにも、靴を履く時にはできるだけ靴下は履いていただきたいと思います。

出典:べビカム 「子供靴選びの疑問Q&A 靴下は履かせた方がいいの?」

と書かれているように、裸足で靴を履くと、子供の足と靴が直接こすれてしまい負担が掛かってしまいますので、靴を履いたら靴下もセットで考えましょう。

我が家の子供達のファーストシューズは何を選んだか

我が家の子供達はその時、その時で色々情報を調べたり、実際の店舗に行って試着してからファーストシューズを購入しています。

長男はピジョンを購入

長男の時・・・「ピジョン 育ち応援シュ-ズ2 よちよちあんよ」 ベージュオレンジ  12.5㎝
購入時期:1歳の誕生日
靴の特徴:安定性と屈曲性に優れたソールを使用
素材:【甲部分】合成皮革、合成繊維 【底部分】合成底
原産国:中国

長男の時にピジョンを選んだ理由は、他のベビーシューズなど色々と試しに履かせた時に、ピジョンだけは嫌がらずに履いたからという単純な理由です。
色々と調べてから靴の前は柔らかく曲がりやすいもの、靴のかかとはしっかりとしたものが良いかなとお店屋さんに行ったところ、しっかりした作りのものは靴の重さもけっこうあったりして、靴を履かせた瞬間泣いてしまいました。

唯一靴を履いても泣かずに楽しそうに歩いていたのが、ピジョンだったので選びました。
(※2012年に購入したため現在同じ物は取り扱いしておらず、そだちおうえんシューズになっています)

ピジョンを購入してみた結果、軽く、柔らかいので履かせやすい

今まで靴を履かせたことがなかった長男ですが、素材が柔らかくて軽いので、靴を履かせてみた後、最初は上手くバランスがとれなくてヨタヨタしていましたが、数分後には嫌がらずに靴を履いて歩けていました。
靴を開く部分のマジックテープが両面開くことなどの工夫があったり、素材が柔らかく曲がりやすいので親も非常に履かせやすく、脱がせやすかったのが特徴的。

そしてつま先部分は赤ちゃんの足と同じように扇形に広がっていて、上向きになっているので、靴を履いて転ぶということも少なく、足を自然な形で動かせたと思います。

難点としては、軽く柔らかい靴だけに、他のファーストシューズに比べてかかとの部分に芯が無かったりと、まだ発達途中の子供の足の支えが出来ているのかという不安がありました。

長女はアシックスを購入

長女の時・・・「アシックス ファブレ FIRST CTⅡ」 ネイビーブルー 11.5㎝
購入時期:1歳の誕生日
靴の特徴:第5回キッズデザイン賞受賞
素材:【甲部分】綿 (補強:人工皮革製 100%リサイクル素材) 【底部分】ゴム底
靴幅:2E  (参考:Eやや狭め、2E普通、3Eやや広め)
原産国:インドネシア

アシックスは「すくすくファースト」を作るにあたり、論文などの知識だけを学ぶのではなく、実際の子供の足の動きを6台のカメラで撮って研究したり、百貨店などで足の計測会をしたりと子供の足に関して非常にしっかりと考えています。
それが好印象となり、長女の靴はアシックスで検討しました。

アシックスを購入してみた結果、作りがしっかりしていた

靴は見た目よりも子供の足にあっているかが大事と言いますが、キッズデザイン賞を受賞するだけあって見た目も可愛い水玉模様の靴に私が一目ぼれしました。
実際に靴を持ってみるとかなりしっかりとした作りなので、ファーストシューズなのに少し重みもありがっちりとした印象を受けます。

靴の重さもある為に、長女に履かせてみたところ最初は足を持ち上げて歩くのに苦戦していましたが、数分後に少しずつ歩けるようになっていました。

2点ベルトになっていますが、2つのベルトを外すと履き口はかなり広く開けることが出来て、足の指が折れる部分まで簡単に見ることが出来るので、子供の足にサイズが合っているかどうかわかりやすいです。
かかと部分もしっかりとした作りになっていて、子供が転びにくいように靴底やつま先がひっかかりにくく、細部までつまずきにくさの工夫がされているので、靴のどこの部分を手で触ってみても丸みがあります。

次女も長女と同じアシックスを購入

次女の時・・・「アシックス ファブレ FIRST CTⅡ」  ミルクピンク 11.5㎝
購入時期:11か月
靴の特徴:第5回キッズデザイン賞受賞
素材:【甲部分】綿 (補強:人工皮革製 100%リサイクル素材) 【底部分】ゴム底
靴幅:2E  (参考:Eやや狭め、2E普通、3Eやや広め)
原産国:インドネシア

次女は他にもIFMEやミズノなどの検討もしましたが、長女の時に使いやすかったこともあり同じようにアシックスを購入しています。

次女は足が太くしっかりしていて、歩きはじめてから2か月ほど経過していました。
靴を嫌がらずに履いて歩いてくれましたが、やはり履かせた時は靴の重さから数歩歩くとドテッとお尻をついてしまっていました。

けれど泣いたり・嫌がることはなかったので、そのまま見ていたらすんなり歩くことが出来ていました。

ファーストシューズを選ぶときの基準

実際にどのようなファーストシューズを選べばいいのと不安になる人もいると思います。
選ぶときの基準としては、

  • サイズは約5㎜程度大きいもの(私は今回購入するときには、お店で8㎜ほど大きいサイズと言われました)
  • 扇形の足の指を自由に動かせるように、指の付け根部分が柔らかく曲がりやすく、つま先部分はゆとりがあるもの
  • クニャクニャしやすいかかとや足首をしっかりと支えてくれるように、かかと部分は硬めのもの
  • 足の甲と靴がしっかりと触れて、足が前や後ろにずれないもの
  • 足をしっかりと固定するベルト(出来れば2点、または幅広のもの)
  • つま先にはつまずきを防止する為の工夫がされているもの
  • 土踏まずが出来ていない為に適度に地面からの衝撃を抑える必要があるが、過度に衝撃を吸収しすぎないもの

というように子供の自然の足の状態を邪魔しない靴を選ぶといいのではないでしょうか。

ただし、どんなに子供に良い靴だと親が思ってみても、実際に履かせてみると子供がすごく嫌がったり、足の幅や甲の高さが合わないということもあると思います。

子供の足に靴がしっかりと収まっていて、歩きやすそうなのであればそれが一番良いファーストシューズになるのかもしれませんね。

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