子育て・育児

失敗を怖がる子どもにどうしたらよいか?

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我が家の4歳の長男は、2歳くらいの小さい頃から石橋を叩いて渡るような慎重な性格です。
長男・長女の場合は最初の子どもということで慎重な子が多いとよく聞きますが、長男の場合は慎重という問題だけでなく失敗をすごく嫌います!!

 

自分がちょっと難しいなと思うとすぐに「自分には出来ない」とか「失敗したくない」と言いますので、近くの公園に連れて行っても、いつも同じような遊びをしますし、先日おじいちゃんのお誕生日なので初めて文字を書かせようとすると、長男は「自分には出来ない」とやる前から大泣きして諦めてしまいました。

どうですか?お子さんは、我が家の長男のような様子はありませんか?

 

まだ4歳なら失敗をして当たり前なのに、失敗を恐れるのはなぜなのか考えてみました。
失敗を恐れるということは、自分の力量を客観的にみられるようになったという一つの成長の証としても捉えることが出来ますが、過剰に失敗を恐れる場合は大きくなった時に子どもがつらい思いをしてしまうのではと心配になりますよね。

たぶんこのまま成長しても、色々と新しいこと挑戦できなかったり、うまくいかなかったりとすることを避けていかなければならないので、生きにくいと思います。

 

避けれるものであれば避けても良いと思いますが、避けれない時が問題ですよね。

 

人によっては子どものこの失敗を恐れるということを、子どものありのままを否定しないで、見守ったほうが良いという意見もあるそうですが、個人的には本当に子どもの成長とともに改善するのかなと疑問なのでしっくりきません。

 

 

最近ではたまゆら長男のように失敗を怖がって、新しいことに挑戦しない子どもが増えているそうです

 

どうしてこのような子どもが多くなってしまったかというと、これはお母さんやお父さんなどの周囲の人の対応に問題があることが多いそうです。
出来ることだけに目を向けていて、頑張ってもできないことを叱ってしまったりすることによって、失敗をしないように子どもは動いてしまうようです。

誰だって怒られるのは嫌ですもんね。

 

ただ、これは叱るなということではありません。
ダメなものはダメなので、たまゆらも子どもたちが人に危害を加えるようなことをしていた場合は、鬼のように怒ります。
「ならぬものはならぬ!!」

問題は、頑張ってやっているけど出来なかった場合に怒るということ。

たまゆら、お恥ずかしながら子どもたちについつい何かを新しく教える場合、怒ってしまうことも多いです。
特にしつけ面に関して、トイレトレーニングなどは何度も何度も失敗すると「おしっこ、もっと早く言うんだよ」なんて怒ってしまいます。
ダメですね~。

 

 

なので、現在2歳の長女のパンツが濡れても怒りたいけど、怒らない。
「おしっこ出たよ」と自分で言うまで何もしないことで、自分で濡れたという失敗に気づく機会を作っています。自分で気づいた後は「パンツでおしっこすると気持ち悪いね。おまるやトイレでおしっこすると気持ちいいよ」とどうしたらいいかだけを教えるように変えてみました。

 

 

”失敗は成功のもと”というくらい、失敗は悪いことでなく必要な経験なんですよね。
失敗から自分で色々考えることで、学ぶことはたくさんあるそうです。
それがどうしても「出来る」「出来ない」の二つに分けてしまうと、失敗=悪いとなってしまい、子どもはそこから失敗するのを怖がるという悪循環。

 

息子は自分の好きなパズルなんかは何度も自分から挑戦していくのですが、ダメだと思っているもの関しては本当にすぐ諦めてしまいます。
これはたぶん失敗してしまったら、怒られるとか恥ずかしいという理由から怖くなってしまうんでしょう。

 

 

ということは新しいことでもパズルのような好きなことや楽しめることなら、挑戦することが出来そうだし、失敗してたまゆらに怒られる経験から失敗したくないと思っているので、失敗が悪いことではないとわかってもらうしかなさそうです。

まずは失敗する経験をたくさんさせることで失敗は悪いことでないことと、そこから学べることを気づかせてあげるのが良さそうです。

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