現在、我が家の4歳の長男は金銭感覚を身に着けさせるために、私のお手伝いをしてお金をもらっています。(※参考記事:4歳の子どもへのお金の教育方法)
最初は毎日楽しんでお手伝いをしてくれていたのですが、数日してその仕事が面倒くさくなってきたのかストレスになってきたようです。
昨日はシルバーウィーク中なので夫と長男で洗濯物をたたむ仕事をしているところに、妹が邪魔に入り喧嘩をしはじめました。
最近喧嘩の頻度が多いなと気になっていたのですが、息子から突然「洗濯物のやり直しが嫌なんだよ。上手に出来ないし、でも失敗はしたくない」と言われました。
喧嘩して怒られたことにまず不満があったのでしょうが、そう言っているということは仕事に対しても不満があるのでしょう。
今回息子の話を聞いていて、4歳児には仕事内容のハードルが高すぎてしまったのではないかなと感じてます。
洗濯物たたみもかなり量があるし、雨の日に頼んだお皿拭きのほうが仕事としては良かったのかなぁ・・・
最初の目的である「お金は大変な思いをして手に入れること」については学べているようです。本人が欲しいおもちゃを買うためのお金が貯まっていないので「お金を使う」までは時間がかかりそうですけどね。
「お金を使う」経験をさせたいのであれば、定期的にお小遣いをあげて買い物をさせるほうが良いと思います。しかし、我が家ではまだお金の価値をきちんと理解できていない4歳の息子にこの方法を取るのはやめました。
「お父さんはこんなに大変なおもいをしてお金を稼いできてくれているんだ。だからお金は大切に使わなきゃいけないんだ。」と自分の身をもって経験することが重要だと思っているからです。
たった4歳の子どもに金銭感覚って早すぎないか?難しいんじゃないか?と思った方もいると思います。
でも金銭感覚を身に着けさせるには、やはり時期的には早いほうが良さそうです。
少し話が変わりますが、平成15年のピーク時に自己破産件数は約25万2千件まで増えました。
参照サイト:自己破産の知識
(※自己破産件数に関しては違う意見もあります)
約25万人と言ってもいまいちぴんとこないので、総務省の統計局より平成15年の人口を調べてみたところ1億2761万9千人でしたので、自己破産者はこの数値からみると約500人に1人ということでしょうか。
500人に1人と考えたらあまり多くないですし、実際の自己破産の件数の内訳をみても生活が苦しかったり、低所得が多く、ギャンブルなどの理由は少ないです。
(※参照サイト:はじめてキャッシング)
でもたまゆらが大学卒業後すぐに働いた職場で社長が自己破産して、会社都合で退職した経験がありますので意外に身近に自己破産している人はいます。
元社長は事業の失敗として自己破産の届け出を出していましたが、実際の原因は仕事中にパチンコに行ったり、先物取引をしていたりしていて、お金の使い方を計画できていない人でした。
ということは、自己破産した人の中には、お金の管理が上手に出来ていない人や収入以上に支出が多い人ってかなり多いんではないでしょうか。
やはり、たまゆら家では子どもにそうなって欲しくない。
子どもの人生なので、親がいろいろと口出しするべきじゃないという意見もあるかもしれませんが、個人的にはお金の使い方は学校で教わることがないので、親が基礎的な部分は見てあげる必要があるのかなと思います。
長男には仕事をしないという選択肢を与えたうえで、今後も続けて様子を見ようと思っていますが仕事内容については見直そうと思っています。
そして子どもに金銭感覚を身に付けさせたいと頑張っていますが、実は子どもたちって私と夫のお金の使い方をよく見ています。
最近、携帯を変えたら「お母さん、なんで新しい携帯なの」と聞かれましたので、子どもにお金について学ばせる前に夫婦できちん一貫したお金の使い方をするのが良いと感じました。
子どもは本当によく見ていて、時々ドキッとするような発言をしますね。