妊娠・出産

妊娠後期(妊娠9か月)で腹痛発生!生理痛のような痛みは大丈夫?

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妊娠9ヶ月、ようやく34週に入りました。

今まで無理をしたのがいけなかったのか、それとも妊婦には普通の現象なのかわかりませんが、34週に入ってからお腹に生理痛のような軽い痛みを感じるようになっています。

妊娠中はちょっとしたことでも不安になりやすい時期なので、お腹に痛みがあると「赤ちゃんに何か異常があるのでは」と心配になってしまいますよね。

私個人の体験ですが、妊娠後期にお腹の痛みを感じたとき、産婦人科の医師からどのように過ごせばいいか、またどんな症状のときに受診すべきかアドバイスをもらったので参考にしてください。

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妊娠後期の生理痛のような痛みは何が原因で起こるのか?

妊娠中に下腹部の痛みを感じることは多いようです。

ただ「お腹が痛い」と言っても、原因は様々

妊娠後期は、子宮が大きくなるにつれて靭帯がひっぱられることで下腹部に痛みがでることがありますし、赤ちゃんの頭部が膣を刺激することでお腹が痛いと感じることもあります。

また便秘からお腹の痛みがきていたり、子宮筋腫などの場合もあるようです。

さらに緊急性の高いものとして、胎盤早期剥離や切迫早産などで強いお腹の痛みが起こる場合もあり、原因は様々です。

【実体験】私の妊娠後期の生理痛のようなお腹の痛みはこんな症状

実際に私が妊娠後期に感じた痛みは、生理痛のようなお腹の鈍い痛み」と「右下腹部下のチクチクした痛みがありました。

その痛みも常にあったり、定期的に起こるわけではなく、時々気になるかなというくらいの頻度で不定期に起こっており、その他に変わった様子はありません。

お腹の痛みもなんとなく感じる程度だし、痛む頻度も少ないから「軽いお腹の痛みだし、緊急性はなさそうだな」と思っていました。

ただお腹の痛みの理由がわからないままだし、私だけの問題ではなくお腹には赤ちゃんがいるので、どうしても不安が消えずにいました。

妊娠後期の「お腹の痛み」でこんなときは要注意!

次の検診が5日後とまだ遠いので、とりあえず自宅で様子を見るのか、病院に電話をするか、すぐに受診するかどうか悩みました。

その結果「何かあってからでは遅い」と思い、まずは病院に電話で問い合わせることに。

お腹の痛みの強さ、間隔、出血の有無などの現状を電話口の看護師さんに聞かれたので、「お腹の痛みは生理痛のような鈍い痛みで、右下腹部にチクチクした痛みがありますが休むと痛みはおさまります。間隔は不定期で出血はありません」と答えました。

それを聞いた看護師さんは、医師に確認してくれて「今すぐには問題がない」とのことなので自宅で様子を見てもらって大丈夫と言われました。

その後、「妊娠中のお腹の痛み」で、もし下記のような状態があればすぐに受診してくださいねと言われました。

 

妊娠中のお腹の痛みで、すぐに受診した方がいい場合はこのような時だそうです。

  1. 定期的(規則的)な感覚で腹痛がある
  2. お腹が固くなり、強い痛みを伴う
  3. 出血がみられる
  4. 休んでも張りや痛みが落ち着かず、痛みが増していく
  5. 胎動が感じられない

まず規則的な感覚で腹痛がある場合は、妊娠34週という時期で経産婦だったこともあり、「陣痛」の可能性が考えられるとのことでした。

陣痛の場合だと、規則的な痛みに加えて10分、9分、8分…と時間の間隔がせばまり、痛みも徐々に強くなってきて、じわじわと痛みが増してきます。

ただし陣痛は人によって個人差があるので、間隔がせばまってきても、まれに痛みが少ない人もいると聞きました。

私が2人目、3人目の時は10分間隔でも「まだ我慢できる」と思える程度の痛みもあったので、お腹の痛みが弱かったとしても、時間を見ながら定期的にくるかどうかは調べておいたほうがいいと思います。

また陣痛が始まる前には「おしるし」と呼ばれる、生理が始まったときくらいの出血がある人もいます(ない場合もあるようです)。

私の場合は、3人とも「おしるし」があって数日後~当日に陣痛が始まったので、出産までの1つの目安になりました。

とはいえ、このお腹の痛みは定期的でなかった為に陣痛の可能性は消えました。

 

次に、緊急性の高い「胎盤早期剥離の可能性も心配されました。

「胎盤早期剥離」では出血などがみられますが、子宮が収縮するわけではないので痛みがずっと続くような下腹部痛や激痛、お腹の張りがみられるようです。

胎盤早期剥離といっても、出血が見られない場合もあるので、「急に動けないほどの激痛や出血があったりしたらすぐに病院に来てください」と言われました。

胎盤早期剥離は症状が人によって異なるので、上記のような症状がなければ大丈夫というわけではないようです。

私の場合はお腹の痛みと言っても生理痛のようなチクチクした痛みだけで、お腹の張りも見られず、出血もなく、胎動もあり、休めばおさまってしまう痛みだったこともあり、「胎盤早期剥離」の可能性はないだろうと判断されました。

 

「上記のような症状がなければ、自宅で様子を見てもらって心配ないと思います。どうしても気になるのであれば受診することも可能ではありますが…」と看護師さんからは言われました。

幸いなことに私は、上記の症状に一つも当てはまっていませんし、電話で相談もしたことで安心感できたので、自宅で安静にして様子を見ることにしました。

「お腹の張り」の見分け方

妊娠中は医師や看護師さんに「お腹の張りはどうですか」と聞かれることがありますよね。

先ほども受診した方がいい目安の一つに、お腹の張りという言葉を使いましたが、正直な話、私は妊娠中にお腹の張りのイメージができませんでした。どんな状態なのか聞いてみたところ、

床やベッドに仰向けに膝を立てた状態で寝転んでお腹を触った時に、ほっぺより固いかどうか

だそうです。

医師によって例えが違う場合もありますが、イメージとしてはこんな感じで、お腹が張りやすい人やどんなに動いても張らない人もいるようなので、個人差があるようですね。

追記:医師に診察してもらった結果、「お腹の痛み」に異常なし

その後の診察で医師に相談してみたところ、お腹の痛みについては、少し横になって休んでおさまるのであれば問題ないとのことでした。

また現状で、少しお腹の張りがあるものの、内診で子宮口はまだ開いておらず子宮頚管の長さも3.6としっかりあったので、今すぐ早産になるような状態ではないと教えてもらってとても安心しました。

先生からは「お腹の張りがあったら、休んでね」と言われただけで、腹痛の原因もこれだと言われることはなく診察を終えています。

妊娠後期の腹痛の原因を調査

先生には「問題ない」と言われましたが、となると一体この痛みは何だろうと色々調べてみました。

そのなかで、私の症状に近いのは「前駆陣痛かなと思います。

前駆陣痛とは、子宮の筋肉がお産に備えて予行練習をしているような状態で、痛みを伴わないお腹の張りがあったり、軽い痛みがあることです。

私は1人目の出産が近くになったときに「なんか痛いな」とわかるような痛みで眠れなかった経験がありましたが、今回の3人目は生理痛のような痛みだったりと、前駆陣痛も個人差があるようです。

 

また、前駆陣痛はもうすぐお産が近いという証という話を聞きますが、前駆陣痛から本当の陣痛になるまでの期間は人によって違うようで、前駆陣痛が1ヶ月以上続く人もいれば、すぐに本陣痛に結びつく人もいます。

私の場合は1人目の出産時、長く前駆陣痛が続き「まだ生まれないのか」と心配になりましたが、2人目の時は前駆陣痛がきたと思ったら、その3時間後に出産し終えてます。

本当に出産は、毎回こんなにも違うものなのかと驚きましたが、3人目の今はまだ34週なので、今は陣痛に結びつかないように、できるだけ無理をせず・動かず過ごすように心掛けるようにしました。

追記:お産が始まったのはいつか?

今回1人目・2人目より早い段階でお腹の痛みがあり、周りからも予定日より早く生まれてきそうだねと言われていました。

ですが実際に3人目が生まれたのは、予定日を超えた40週3日でした。

なので前駆陣痛やお腹の痛みが早い段階で出ていたとしても、予定日より早く生まれるということではないようです。1人目も同様ですが、前駆陣痛ですぐに出産になるとは限らないんですね。

それどころか正期産に入った時、今度はお腹の張りが少なかったのか、先生や看護師さんから「もっとお腹が張るように動いていいから」と言われる始末。

妊娠中はお腹の痛みだけでなく、違和感があったら不安になるのは当然だと思いますので、心配があれば病院に連絡したり、受診してみた方がいいと思います。

私の場合はとくに異常もなくホッとしましたが、3人目の妊娠にも関わらず「妊娠中のお腹の痛みって判断が難しい・・・」と思いながら、自宅周辺をウロウロ散歩し「まだ赤ちゃんが生まれていないのか」と言われる日々になりました。

結果:妊娠中の腹痛はいつもと様子が違うなら、病院に電話相談してみては

妊娠中は色々と心配が尽きないと思います。

特に妊娠後期であれば、出産が間近なので楽しみと不安と期待と色々な気持ちがまじっているのではないでしょうか。

私の場合、妊娠後期のお腹の痛みは、異常なものではありませんでしたが、妊娠も出産も十人十色です。

またお腹痛みの感じ方や状況もそれぞれ違うと思うので、心配なことがあれば、まずは病院に電話で相談してみるといいかなと思います。

個人的な意見ですが、自分の判断だけで妊娠中を心配なまま過ごすより、安心して過ごした方が、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても良いのかなと思います。

ぜひ皆さんの残り少ないマタニティーライフが、少しでも安心して過ごせるよう願っております。

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