子育て・育児

5歳の子供が自転車デビューするための自転車を選ぶ

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cocoparisienne / Pixabay

我が家の息子が5歳になり身長も110㎝ほどあるので、もう三輪車で遊ぶには窮屈になり、「長男に、そろそろ自転車を購入してあげたらどうか」と夫に言われました。
私の経験談として、私も私の兄弟たちも自転車を買ってもらったのは小学生になってからだったので、年中さんの長男にはまだ自転車を買うには早いのではないかと感じました。
ですが夫は今住んでいる田舎は、車が一人に一台ないと生活ができない不便な場所だから、子供が少し大きくなると、子供達同士で遊びに行くときに、絶対に自転車を使うようになるし、できれば小学生頃には乗れるようにしてあげたいと言います。
長男に、自転車に乗ってみたいかどうか聞いてみると、「同じクラスのお友達も自転車をもっている子が多いから、僕も乗りたい」とのこと。

1人で自転車に乗せる時期はもっと大きくなってから考えるとしても、まずは、補助輪がなくても安全かつスムーズに自転車に乗れるように、今から少しずつ練習させておいても良いだろうということになり、子供用自転車を購入することに決めました。

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子供用の自転車はいつから乗れるのか

子供用の自転車は、身長85㎝程度(2~3歳頃)から乗れる、12インチからサイズがあります。
身長85㎝程度でも乗れる自転車があるのなら、3歳の長女でも自転車に乗れるかなと思いましたが、12インチの子供用自転車は数が少ないようで、自転車屋さんを何件か見ましたが12インチの自転車は見当たりませんでした。
私の周りでも2~3歳頃に自転車を買ったという人は聞いたことがありませんし、2歳~3歳頃だと、足で地面を蹴って進む「ストライダー」や三輪車を購入する人もいますので、2~3歳頃から自転車を購入して乗っているという人は、実際には少ないようです。
知り合いのお母さん達の話では、子供の自転車の購入時期は、幼稚園入園~小学校低学年くらいで購入している人が多いと思います。
ただ、「自転車を購入しても乗らなかった」、「最初は楽しんでいたけど、すぐに飽きてしまった」といった意見もあったので、周りに合わせて自転車の購入時期を決めるのではなくて、子供の希望や親の自転車への考え方によって、購入時期を決めるのが良いのではないでしょうか。

子供用自転車では何を重要視するか

では、子供の自転車を買うことを決めたら、どのような子供用自転車を選べばいいのでしょうか。
子供用自転車といっても、キャラクターものやおしゃれなものだったり、ギアやカゴがついていたり、逆にシンプルなものだったりと様々な子供用自転車があるので、子供に自由に選ばせていいのか不安になりますよね。
私としては、子供用の自転車を買うために、子供の好みや乗り心地も大事だと考えますが、それ以前にまずは安全性を重視したいと思います。
というのも、私自身が小学生の頃に急な坂道を自転車で降りていた時、ブレーキをかけているのに、なかなかブレーキが効かなくて、車にぶつかるのではないかとすごく怖い思いをしたことがあります。
親が子供に付き添って自転車の練習をする場合は、基本的には子供から目を離さないと思うので事故は少ないと思いますが、そもそも製品自体に問題があれば、子供に怪我を負わせる危険性がありますよね。

 

経済産業省の資料によれば、自転車による製品事故は多くの場合が、使用を始めてから1年未満に発生していると記載があります。

出典:経済産業省「自転車による製品事故を防ごう」
他にも消費者庁では、道交法の基準に適合しないアシスト自転車に乗ることで、バランスが崩れたりして危険があったり、事故につながるおそれを指摘しています。

出典:消費者庁 News Release  平成28年10月27日

 

このように自転車選びを間違えてしまうと、自転車のせいで子供が怪我をしてしまう可能性が高くなります。
なんとなく「安いから」や「子供が好きだから」という理由で、子供用の自転車を買った結果、子供が怪我をしてしまってからでは遅いので、まずは子供が安全に乗れる自転車を選びたいですね。

子供が安全に乗れる自転車とは

では、子供が安全に自転車に乗るには何が重要なのでしょうか。
私は「自転車そのものの安全性」と「その子供に合った自転車(サイズ等)を選ぶことによる安全性」が重要だと感じました。

自転車そのものの安全性

まずは、自転車そのものに対する安全性についてですが、これは「JISマーク」、「BAAマーク」や「SGマーク」、「TSマーク」がついているかを確認してみましょう。

 

マーク名JISBAASGTS
説明国に登録された機関から認証を受けた事業者が、日本工業規格に合格した場合に、JISマークがつけられます。一般社団法人 自転車協会が工業規格(JIS)をベースに、それ以上に安全性を高めて考えた、自転車安全基準を制定し、その安全基準に合格した自転車に対するマーク。
全部で90の検査項目があり、万が一製造上の欠陥で事故が発生した場合は補償されます。
一般財団法人 製品安全協会が定めた製品の目安です。ペダルやサドル、タイヤなど様々な項目で基準を確認しており、BAAマーク同様、製品に万が一欠陥があって人身損害が起きた場合、因果関係があれば賠償措置をしてくれます。公益財団法人 日本交通管理技術協会により、自転車安全整備士が点検、整備した普通自転車に貼られるマーク。
このTSマークには損害保険と賠償責任保険がついています。

マークがなくても安全な自転車はあると思いますが、買った自転車が安全に作られているかどうかを、判断するための目安にできます。

 

その子供の体に合った自転車を選ぶこと

次は、子供の体に合った自転車を選ぶことで、怪我の防止や自転車の練習もスムーズになりやすいです。

 

子供の体に合った自転車とはどういう自転車なのか、具体的に4つ考えてみました。

 

  1. 適正なサイズであること
  2. サドルの位置調整で両足の「つま先」が地面に着く状態・「両足」が地面にしっかりと着く高さにできること
  3. 子供の握力で強く握りこまなくてもブレーキがかけられること
  4. 自転車の車体重量が軽いこと

 

適正なサイズの自転車を選ぶ

適正なサイズについては、様々なサイトにもあるように以下の表で確認してみましょう。

サイズ身長
12インチ95cm未満
14インチ95~114cm
16インチ101~119cm
18インチ106~123cm
20インチ114~137cm
22インチ126~145cm
24インチ137cm以上
26インチ140cm以上
27インチ150cm以上
28インチ156cm以上

 

長男の身長は106cmぐらいだったので、14~18インチの自転車を選べばよいということになりますが、最終的には110㎝くらいで18インチのサイズを購入しました。
最初のうちはつま先がつくものの、かかとはかなり浮いていましたが、買ってから半年近くも経てば、足が下にべったりつく程度までになりました。

「両足」がしっかり地面に着くものを選ぶ

自転車に乗る練習をする時は、まず慣れるために補助輪を付けた状態で自転車をこぐ感覚を覚えさせることがあると思います。
このように補助輪をつけて走る場合は、両足の「つま先」が、つま先立ちするようなプルプルした状態ではなく、両足のかかとが少し浮いてるくらいが良いです。
実際に長男を連れて、自転車屋さんでサイズを見てもらうと、なんとかつま先立ちできるような自転車のサイズをすすめられました。

次に補助輪を外してバランス感覚を覚えるときは、ペダルを外して足漕ぎさせる方法があります。
これは足で地面を蹴って進む「ストライダー」と似ていて、普通の自転車でもペダルを外して足漕ぎさせることで、バランス感覚を養います。
補助輪をはずして走る練習の場合、乗ってる本人も、見ている親も、地面につくのがつま先だけでは不安です。
また、前に進むためには地面を強く蹴りだす必要があるので、足がべったり地面についている方が安全です。

自転車に乗れない子供が乗れるようになる3ステップ
  1. サドルを一番下まで下げた状態で「つま先」が地面に着くものを選び、補助輪を付けた状態でペダルをこぐ感覚に慣れる
  2. 子供が成長して足がべったり地面に着くようになったら補助輪とペダルを取り外し、バランス感覚を養う
  3. バランスが取れるようになったら、ペダルをつけて漕ぐ

3つステップを書きましたが、子供の状況や親の教える方法に応じてステップ数は変えてください。

ブレーキは軽く握って効くものを選ぶ

子供は握力が弱いので、子供がブレーキを握ってちゃんと効くものを選びましょう。

 6歳7歳8歳9歳10歳11歳12歳20-24歳
男子9.4511.0413.1214.9417.1220.2623.9346.33
女子8.8010.4112.3414.2316.5819.7321.5727.79

出典:文部科学省 体力・運動能力調査 統計表一覧 平成27年度
子供が大人よりも握力が弱いことは上記の表でわかると思いますが、その他にもブレーキが堅すぎてかけられなかったり、ブレーキまでの距離が遠かったりして、自分でブレーキをかけて自転車を止められないことがないように注意してくださいね。

車体重量が軽いものを選ぶ

車体重量が軽い自転車は、ペダルやハンドルが軽くなるので子供にも扱いやすいです。
自転車の重さは、自転車を引いて歩いているときの扱いやすさにも影響しますし、子供の場合は、自転車の重さを支えきれずに倒れてしまうことを考えると、車体重量ができるだけ軽いものの方が適しているでしょう。

その他子供用自転車に求めること

できれば、上の4つのポイント以外に「フルチェーンケース」の子供用自転車だと、もっと安心して乗れるのではないかと思います。

フルチェーンケースとは

上の画像のように、自転車のチェーン部分がケース(またはカバー)で隠れているもののことです。
チェーン部分がむき出しになっていると、ズボンの裾がチェーンに絡まって転倒する可能性がありますし、服が汚れたり、ほつれてしまったり、切れたりすることもあるので、個人的には安全のためにフルチェーンケースがついている子供用自転車をおすすめします。

自転車は試乗してから購入すること

初めての自転車購入で失敗しないためにも特別の事情がないかぎり、店頭まで出向いて子供に試乗させた上で購入したほうが良いです。

 

店頭で試乗すれば、子供の体にあった自転車なのかを確認できますし、買う時にサドルの位置やブレーキのかけ具合を調整してもらえば、自転車を買った時の失敗が少なくなると思います。

最終的に購入した子供用自転車

長男に選んだ子供用自転車は、「あさひ」プレシジョンアイ-Hです。
子供の体にあっていて、安全でまた頑丈で長く使える自転車と最初のうちは色々考えていましたが、どんなに良い物を買ったとしても自転車のメンテナンスは大事だと思います。
自分達では自転車のメンテナンスに自信がないので、今後何度もお店でメンテナンスしてもらうことを考えると、あまり距離が遠くのお店だと、こまめに点検しなくなるだろうと思い、自分達がメンテナンスに通えそうな範囲の自転車屋さんの中から、あさひを選びました。
「あさひ」プレシジョンアイ-Hは、BBAやJISマーク、SGマークはないものの、自転車総合保障サービスの「サイクルメイト」に加入することで、盗難・1年間のTSマーク補償(自転車安全整備士が点検、整備している)、2年間の無料点検などの特典がありました。

 

それに加えて、車体重量が約8.6㎏と軽いため、ハンドルを左右に動かしやすく、持ち運びやすいので、子供が自転車を引いて運ぶ場合でも軽く押すだけで進んでいました。
実際に補助輪付きで走っているところを見ましたが、車体が軽いからなのか、ペダルを漕ぎ出しやすく、速度もしっかり出るので、長男はとても嬉しそうでした。

 

手の大きさに合わせてブレーキ幅を調整できるアジャスターブレーキなので、握力があまりない5歳の長男でも楽にブレーキをかけることができていましたし、デザインもシンプルで飽きがこないので、3歳の長女や1歳の次女が大きくなったら練習用に再利用できそうです。

 

ただ、国税庁によれば、自転車の減価償却上の耐用年数は2年と書かれていますし、TSマークがついているからといっても、こまめに点検してもらって、安全に使えるようしたいと思います。

出典:国税庁 耐用年数(車両・運搬具/工具)
減価償却上の耐用年数は、使っていたものの価値がなくなる年数ということなので、耐用年数が過ぎても使えなくなるということではありません。

 

実際に10年間くらい、問題なく自転車を使えている人もいますが、乗り方やメンテナンスなどの違いによっても使える年数は違ってくるので、こまめにメンテナンスをしてあげて、自転車のおさがりができるようにしたいと思います。

自転車と合わせてヘルメットも購入しよう

自転車を購入したら、子供を怪我から守るためにヘルメットを購入しましょう。

児童・幼児を保護する責任のある者は、児童・幼児を自転車に乗車させるときはヘルメットをかぶらせるように努めなければいけません。

出典:警察庁 「自転車に係る主な交通ルール」
自転車に乗るときの、ヘルメット着用は「努めなければいけません」となっているので、絶対に守らなければならないものではありませんが、ヘルメット着用を促しています。

ヘルメットを正しく着用することにより、頭部損傷による死者の割合はおおよそ4分の1に低減

出典:交通事故総合分析センター イタルダインフォメーション 交通事故分析レポート No.97
子供を身を守る為にも、自転車と一緒にヘルメットを購入してほしいと思います。

[blogcard url="http://kurashi-techo.com/childrens-helmet"]

安全に利用する方法を教えよう

子供にあった自転車を選ぶことも大事ですが、なによりも一番大事なことは子供に自転車を与えた後、しっかりと子供に自転車を乗るときのルールを教えて、守らせることです。
長男は公園で自転車の練習をしてたら、速度がどんどん出るのが嬉しくて、ついつい速く走らせようとしていましたので、まずは自転車のルールをしっかりと教えこむ必要がありますね。
自転車の練習をするときはヘルメットをかぶせること、子供から目を離さないように気を付けようと思います。
それでも事故や怪我は、いつ起こるかわかりませんし、万が一でも子供が自転車事故を起こしてしまった時の為に、自転車を購入した時、または公道を走るようになった時などに、自転車事故に備えて保険を考えておいた方が良さそうです。

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