お金

子供の教育費を貯めるために「学資保険」に加入する必要があるか

更新日:

illust949_thumb
我が家の場合、子どもを大学まで行かせるとしたら、1人あたり1300万円程度のお金がかかるようです。
当然ながら2人の場合は、その倍で2600万円程度のお金がかかります。

子どもの教育費は大きな出費です。

もちろん本気で大学まで行こうと思えば、教育費を全額用意しなくても、奨学金を使ったり、学校によっては補助制度や教育ローンなどを使うことができます。

この奨学金制度や教育ローンは、基本的に後で返済する必要があります。
一部、障害者の人や教育関係の仕事などにつくなどの特別な場合は、返済の必要のないものもあるようですが、ほとんどの場合が返済が必要です。
私の夫は今でも、大学時代に日本育英会(現独立行政法人日本学生支援機構)で借りた奨学金を毎月返済しています。
奨学金なので他の金利よりは安いのですが、ローンに違いはありませんし、我が家の家計を圧迫している1つの要因でもあります(笑)

なので、私は親の立場からも、子供の立場からも、教育に関するお金だけはできるだけ苦労させたくないし、苦労をして欲しくない。
その為には、この家計の大きな出費である「教育費」をきちんと計画をしていく必要があると思っています。

子供の教育費はどのようにして貯めて行けば良いのでしょうか。
貯金、学資保険、株や国債などの投資・・・
色々思いつくものはあるのですが、今回はその中の学資保険について調べてみました。

スポンサーリンク

学資保険とは

学資保険については、ほとんどの人が言葉だけでも聞いたことがあると思いますが、簡単に説明すると、大学資金などの教育費を子どもが産まれてすぐなどの早い段階から貯めるための保険です。

学資保険には、子どもが小さいときから貯金をして、大学入学前やその他の時期でお祝い金などがもらえるような「貯蓄としての目的」と、親(契約者)が万が一、死亡してしまった時などは、それ以降の保険金の支払いをしなくても満額の保険金を受け取ることが出来るなどの「保障としての目的」があります。

まず、子どもの全体のどのくらいの割合が学資保険に加入しているのでしょうか?
調べてみると、だいたい約6割くらいの子どもが学資保険に加入しているそうです。
たまゆらのイメージでは、CMや周りの様子から、8~9割くらいの人が加入しているのかなと思っていたのですが、実際の加入者は6割程度のようです。

それでも、全体の6割程度の人が入るということは何かしらのメリットがあるのでしょう。

学資保険のメリットとは?

学資保険に入るに当たってのメリットですが、

① 税制面での優遇がある
学資保険に入る場合は、この税制面がかなり大きいのではないでしょうか?
他の保険ですと、保険金受け取り時に、一時所得として所得税の対象となり税金が引かれてしまいます。ですが、学資保険の場合、保険金受け取り時に50万円以上プラスにならなければ所得税の対象にならず、税金として引かれずにすみます。
その他にも税額控除を受けることが出来ます。新制度では、所得税で最大4万円、住民税で2万8000円が控除額となりますので、毎年のことを考えるとお得です。

② 親が万が一の時でも安心
親が万が一、死亡した場合などにおいて、その後の支払いをしないで、受け取り時期になると満額もらえます。
なので、親が何かあったとしても、子どもに安心して教育を受けさせることが出来ます。
貯金であれば貯めた分しか貯まらないけれども、学資保険の場合は満額もらえるというメリットがあります。

③ 強制的に貯めることが出来る
学資保険は一度契約をしてしまうと、自動的に毎月お金を引き落とされたりします。
自分でその時その時に応じて金利を調べて移動をしたりと手間もないので、契約すれば簡単に始めることが出来ます。そして、強制的に貯めることができるので、子どもの為の貯金としては良いのではないでしょうか。

まず一番気になるのが、返戻率ですよね。
ちなみに学資保険を考えた時に、たまゆらも一番気にしたのがこの返戻率です。

返戻率(へんれいりつ)というのは、払い込み金額より、受け取る金額がどれだけ多いかを示すものです。
100%より多ければ受け取る金額の方が多いのでプラスになりますが、100%より少なければ払い込み金額の方が多くなるのでマイナスになってしまいます。マイナスになってしまう場合のことを元本割れとも呼び、できればこのような状況はほとんどの人が避けたいと思います。

この返戻率を調べてみると、保険会社や保険内容によって70~115%程度とかなりの違いが出てきます。
わかりやすく考えると、100万円貯金した場合、受け取り時に70万円貰えるか、115万円貰えるかの違いです。
これだけでも、45万円の差が出てきてしまいます。
その為に学資保険を貯金として考えるのであれば、115万円貰えた方が良いので、返戻率が高い学資保険を選んだほうがお得です。

ただし貯金だけではなく、子どもがケガや病気などの時の入院費などの医療保障や、保険契約時に万が一契約者が死亡した場合など、学資保険が満期になるまでの間、年金がプラスアルファーで貰える育英年金などの保障の部分をしっかりした保険にする場合は、返戻率が低く元本割れしてしまうと思います。

この場合は目的は保障が主なので、貯金だけをしたい人には不向きです。

たまゆらは保障部分については学資保険ではなく、他の保険で補うことが出来るのではないかと考えているので、貯金部分だけの返戻率を重要視して選ぶようにしました。その代わりに保障部分を、夫の生命保険などを見直すなどして対策しています。

学資保険の加入時期

学資保険は入るなら、出来るだけ早いほうがお得だと思います。
払う金額は子どもの年齢が低く、契約者の年齢が低いほうが安くなります。
それに月額の支払い料金も、遅くなれば遅くなるほど負担が増えてしまいます。

例えば、100万円を貯金する場合。
【18年間で払う場合】
100万円÷18年間÷12ヶ月 = 4,630円
【13年間で払う場合】
100万円÷13年間÷12ヶ月 = 6,410円

5年間遅くなるだけでも、月額1,800円程度多く支払わなければいけないです。
なので、学資保険に入ると決めているならば、早めの加入をした方が良いと思います。

ちなみにたまゆらの息子は、産まれて1ヶ月もたたないうちに、契約者である夫が誕生日を迎えてしまう状況だったので、少しでも費用を抑えたいたまゆらはかなり慌てました。

そういった場合は、保険会社などに早めに連絡をして、契約者の誕生日がすぐ来てしまうことを相談しておくと良いです。たまゆらは連絡しておいた為、契約書などの準備や誕生日までに加入出来るように、保険会社の人が手続きしてくれました。

学資保険の注意点

さて、ここまで学資保険のデメリットについて書かなかったのですが、もちろんあるんですよね(笑)
その際の注意点についてです。

① 途中解約をしない
返戻率の高いものを選んで学資保険を契約しても、早い段階で途中解約をしてしまうと元本割れをしてしまいます。
たまゆらの入っている学資保険の場合は、契約7年目までに解約すると、払った金額より貰う金額の方が少ない元本割れをしてしまうので、必ず生活に圧迫しない程度の保険料にするようにしています。
子どもの為の教育費を積み立てるのに、生活費が苦しくなっていては本末転倒なので、途中解約にならない為にも、家族でどの程度まで出せるのか考えて置きましょう。

そして、1人目の時を高額にすると、兄弟が出来た時に、同じ保険にしてあげたいと思っても、急に家計が苦しくなったりして困ることもありますので、そうならないように注意してください。

② 持病が契約者や、被保険者にある場合
契約者やかけようと思っている子どもに持病などがある場合、実は学資保険に入れない場合があります。
もちろん病気の種類などによっては学資保険に入れるものもあると思いますが、必ず保険の契約前に病気について聞かれますので確認しておきましょう。

③ 万が一、保険会社の倒産などが起きた場合
普通の保険商品の場合に会社が倒産すると、保険契約者保護機構という場所で保険が継続できるようにしたり、銀行の破綻時では1,000万円まで全額保障してくれます。
ですが、保険会社が行う学資保険に関しては契約は継続してくれても、払った金額に対しては90%としか保障してくれないのでリスクが少しあります。なので、倒産しないような保険会社を選ぶ必要性があります。
保険会社の安全性を示す指標として、ソンベンシ―マージン比率というものがあるので、是非一度保険に入る前に見て、確認しておいてください。
2012年のソルベンシーマージン比較 SBIホールディングスより参照

まとめ

自分で定期預金などで積み立てが出来たり、金利が良いものを選べる人に関しては、学資保険はいらないんではないかなと思います。
学資保険は保険の1つに過ぎないので、他の保険や貯蓄方法で貯めることが充分にできると思います。

ただ、そういった他の方法で上手に運用する為には、利益に対する課税分などを考えた上で、マイナスにならないものを選ぶなどの最低限の知識が必要だと思います。
なのでお金について知識面で不安がある人や、調べるのが苦手な人、自分で貯金出来る自信がない人などには、税制面での優遇がある学資保険を1つの選択肢として考えてみても良いと思います。

本当に子どもを産むと色々始めてのことや、選択肢が増えますね。
たまゆらも色々と勉強中です。
皆さんも、皆さんにあった選択肢が見つかるといいですね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

-お金

Copyright© たまゆら暮らし手帖 , 2019 All Rights Reserved.