保育園・幼稚園

プール開き直前!肌の弱い子供はどのようなプールの準備が必要?

投稿日:

adrit1 / Pixabay

7月になり、子供達のプール開きも目前に迫ってきましたね。
私は保育園からのお便りの中で「そろそろ水着の準備をお願いします」と書いてあるのを読み、さっそく子供たちのプールの準備を始めました。

子供達はプールに入れるのをとても楽しみにしているのですが、我が家の5歳の長男と1歳になった次女は、小児科からアレルギー体質と言われるほど肌が弱く、ちょっとした刺激ですぐに赤くなったり、痒くなったりしてしまうのでプールに入って大丈夫なのか悩んでいます。

5歳の長男は今も頻繁に肌を痒がって掻いてしまうので、目の上や体中に掻き傷があります。

なので毎日朝とお風呂上りの1日2回、皮膚科から貰った薬を全身に塗ったり、飲み薬を飲んでいますが、なかなかよくならないので定期的に皮膚科を受診しています。

皮膚科の先生によれば、長男の皮膚は特別心配することもなく、プールなどの日常生活については問題なく入れるそうです。

 

子供がプールで泳ぐことは全身運動になったり、喘息の子供にも良い影響があると聞いたことがあります。でもアトピーの子供がプールに入ると肌が悪化してしまうなんて話もあり、「我が家の子供達も、プールに入ったら今よりも肌が悪化してしまうのではないかな」とすごく不安になります。

でも、プールを楽しみにしている子どもたちに「肌が弱いからプール入らない方がいいよ」と楽しみの機会を取ってしまうのも嫌だなと思い、それならせめて肌の弱い子供達に対して、肌荒れしないようにする方法がないかと考えてみました。

スポンサーリンク

保育園のプールで必要なものを確認

保育園からのお便りを読んで、プールに必要なものを確認してみました。

  • 水着
  • バスタオル
  • 水着入れ用バック

の3つは5歳・3歳・1歳の子供達全員共通の持ち物でした。
次女は1歳になりましたが、まだ0歳児クラスにいるので、水着を用意するのではなく、オムツのようなスイミングパンツと寒くならいように上にキャミソールなどを持ってきてもらえば良いと言われました。

一般の保育所では、小さい月齢のクラスでも水着を持っていく必要があるところも多いようです。

その他にビーチサンダルや帽子は個々の保育園で準備するものが違うようです。

肌の弱い子供へのプールへの影響

Ben_Kerckx / Pixabay

そもそも、肌の弱い子供達にとって本当にプールに入ることは影響があるのでしょうか。

ネット上ではプールに行くことで肌が綺麗になったという人と、肌の痒みがひどくなって悪化したという両方の意見があるようです。実際どっちなのかを自分なりに色々と調べてみました。

皮膚科の先生の意見としては、特に肌の弱い人などは、プールの水の中の塩素や紫外線の影響によって肌トラブルが起きることが多いと思っているようです。

プールの塩素による影響

水泳教室に通い出すと症状が悪化する患者さんがいらっしゃることに気づきました。その犯人が消毒のために水に添加される塩素ではないかと考え実験を行ったところ、アトピー肌の方は残留塩素の影響で肌の乾燥がおこってくることを確認しました。

出典:セキひふ科クリニック 院長ブログ 「残留塩素による 肌への影響と浄水入力」

 

実際にプールに行きだして肌が綺麗になったという人がいたり、水泳選手の中にはすごく綺麗な美肌の人もいるようですが、塩素によって肌トラブルが起きてしまっていることが少なからずあるようです。

 

紫外線による影響

プールは夏の天気の良い日に入ることが多いので、紫外線の問題があります。
紫外線は晴れの日だけでなく、曇りや雨の日と1年中降り注いでいます。気象庁によれば紫外線の量は国内で7~8月に最も多くなるそうなので、プールの時期は一番紫外線が多いと考えていいでしょう。

紫外線によって日焼けすると、肌が弱くない人でも黒くなったり、少し痛くなったりしますよね。
それが肌の弱い人の場合、一般的な肌質の人と比べて、肌がすごく真っ赤になったり、水膨れを起こしてしまったり、やけどのような状態になってしまってかなり痛い思いをしている人もいるようです。

紫外線は日焼けやシミ、皮膚がんなど肌への影響として悪いイメージがあります。

その反面、骨や歯を強くする役割を持つビタミンDを作ってくれたり、殺菌効果があったり、実はアトピーに対して紫外線療法があったりと体への良い影響もあるので、紫外線をすべて遮断するのも良くないとも聞いたことがあります。

 

ただ今は紫外線によるメリットより、デメリットの方が多いと考えられているようです。

WHO(世界保健機構)によれば、子供は大人よりも紫外線によるダメージを受けやすく、18歳未満の日焼けは成人してからの皮膚がんや目の(特に白内障)を発症する可能性を高めるといった報告もありますので注意が必要ですね。

こうなると普段よりも露出が多い水着では特に紫外線対策が必要となってきます。保育園などの紫外線対策が十分でない場合は、プールは肌の弱い子供だけでなくほとんどの子供の肌にも影響があると考えて良さそうです。

なぜプールに塩素を入れるのか

プールは塩素を入れることで、病気の感染などを防ぐ役割をしてくれているのを知っていますか。

咽頭結膜熱と流行性結膜炎はアデノウイルス、急性出血性結膜炎はエンテロウイルスによって感染しますが、このような感染症を防ぐために、プール水は塩素で消毒され、その濃度はウイルスを不活化する0.4mg/L以上で保たれているのです(水道水/0.1mg/L 以上)

出典:一般財団法人 東京顕微鏡院 「プールで感染する病気とは?」

上記にも書いてあるとおりに、大勢の人が泳ぐプールは水などを介して病気がうつってしまうというリスクがあります。

というよりも保育所や幼稚園などの集団でいれば、子供達同士が接触している時間も長いので、ある程度は病気がうつったり、うつされたりということは仕方ないと思います。

しかし、それでもやはり楽しく安心してプールで遊べるようにする為には、大勢の人の感染を予防する為に水を塩素で消毒する必要があるんですね。

 

少し話がずれますが、塩素が入っているプールの中で、小さい子供(大人も少なからずいる)がおしっこをしてしまったりすると、逆に人体に有害なシアン化塩素を発生したりするそうです。

中国農業大学と米パデュー大学の共同調査で行われた実験では、プールから採取した水と人の尿や汗を真似た化学成分を混ぜ合わせ、そこにプール水の消毒に使用されている塩素を加えました。すると、特に尿酸と塩素が反応し、人体に有害なシアン化塩素を発生することが判明しました。

出典:ニコニコニュース プールでおしっこは危険!な理由とは?

プールでおしっこしただけで、化学兵器の血液剤の一種が発生するらしいなんて考えたこともありませんでした。

とりあえず余計な心配をしないで楽しめるように、プールに入る前や休憩中はこまめにトイレにいっておくことは絶対しておいたほうが良さそうです。

プールに入れない病気にはどんなものがあるか

我が家の子供達が通っている保育園では、水を介して他の人に感染させたり、症状を悪化させたりしないような予防策として、このような症状がある子供はプールに入れないと書いていました。

  • 目・耳・鼻の病気のある人
  • 伝染性の皮膚病のある人
  • 熱がある人
  • 病気後で体力が回復していない人
  • 怪我をしている人
  • 体調が悪い人
  • 寝不足の人
  • お腹が空いている人

う~ん。先生はベテランだからわかるでしょうが、私は読んでみても曖昧な表現なのでわかりません。

「目・耳・鼻ってどんな病気なの」「伝染性じゃなければ皮膚病あってもいいの」といまいちどんな状態の時に子供がプールに入っちゃいけないのでしょうか。

よくわからないなら自分で調べるしかないと思って、プールに入れない病気を調べてみました。

調べてみた結果、

  • アデノウィルスが原因となる咽頭結膜熱(プール熱)
  • 流行性角結膜炎(はやり目)
  • 急性出血性結膜炎(アポロ病)
  • ものもらい
  • 急性外耳炎
  • 急性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • 副鼻腔炎
  • 伝染性膿痂疹(とびひ)
  • 伝染性軟属腫(水いぼ)
  • 手足口病

などの病気が見られる場合は、他の人への感染する恐れがあったり、症状を悪化させてしまうことがあるのでプールに入れない可能性が高いです。

ただし、水いぼなんかは病院の先生や保育所の担当者によっても対応が違い、接触感染だから日常生活で手をつなぐのと同じと考えてプールに入ってよい場合と、水いぼをとるまではプールに入れない場合があるようです。

参考までに、我が家のかかりつけの小児科の先生はプールの為に水いぼをとる必要がないと考えていますが、同じ町内にある保育所では水いぼをとるまでプールに入れないと先生から言われたそうです。

我が家の子供達のように肌が弱いまたは、アトピーがある子供がプールに入ることは一般的に禁止されていません。

皮膚科の先生からプールを禁止されていたり、プールに入って皮膚の症状が悪化して入れなくなった場合や、アトピーの症状がひどくて他の人に肌を見られるのが辛いといった意見からプールに入れなくなっている人もいるようです。

プールで肌荒れしないように気を付けよう

肌が弱い子供にとってプールは一見悪いことしかないように感じます。

でも、暑い日に汗をかきながらプールで見学しているよりも、プールの中の水で汗をかいたのを流せたり、全身運動をするという点では逆に良い点になったりするようです。

なので肌が弱い子供でも、プールが終わったらしっかりと他の人以上に水で体の塩素を洗い流して、出来れば保湿剤をすぐに塗ったりできれば、逆にプールに入ることが良いケースもあるようです。

 

といってもそれをするのが難しいので困っているわけなんですが・・・。

保育園に行っている幼児が自分からそんなことに注意するはずがありませんし、先生だって1対1で見ているわけでなく多数の園児を受け持っているのでそこまで手は回らないでしょう。

 

その場合、親が子供の為にできることはなんでしょうか。

私が思いついたのは以下の3つの案。

1.プールの日は親が付き添う・・・過保護!
2.先生に念入りに洗ってもらうようお願いする・・・ちょっとウザい+先生の手が足りない!
3.プールに入った日は帰宅後すぐにお風呂に入れる・・・実行可能!

現実的に帰宅後すぐにお風呂に入れることくらいなら親は出来ますが、できればプール後すぐに対策できるほうがいいですし、お風呂上りに子供がまたバタバタ走ったりしてしまうと汗をかいて逆効果にもなりかねません。

そうなると、子供もプールに入った日は疲れているから、食事に気を付けて早めに寝かせてあげるくらいしか親にはできないかもしれませんね。

日本臨床皮膚科医会が考えるプールの時の紫外線対策

子供の肌におけるプールと塩素の影響は書きましたので、次はもう一点肌の弱い子供が気にしなければいけない「紫外線」についてです。

日本臨床皮膚科医会が、子どもの時から適切な紫外線対策をすることは大切と考え、プールの授業の時の対策として、学校生活における紫外線対策に関する具体的指針を載せています。
その内容を簡単にまとめてみると、こんな感じです。

  1. 紫外線の強い時間を避けるように、時間を工夫する
  2. 日陰は日向の約50%紫外線が減ることから、プールサイドにテントを置くなどして日陰を作るように場所を工夫する
  3. 泳ぐときにはラッシュガードなどを使って、服で覆う
  4. 耐水性サンスクリーン剤などを使用する

正直1と2の内容に関しては親が保育所に意見として言えるくらいのレベルで、直接対応することは難しいと思います。
となると親が出来る紫外線への対策としては、3のプールに入る時の服装と、4の水質を汚さないようなサンスクリーン(日焼け止め)を塗っておくことくらいでしょうか。

日焼け止めを塗ったままプールに入ることでプールの水が汚れるからマナー違反だと思う人と、耐水性の日焼け止めを使えば水を汚すことはないから大丈夫という意見があり、意見が分かれています。

産経ニュースの記事を少し抜粋して考えてみると、

日本小児皮膚科学会などが平成18年、全国の小学校を対象に実施したアンケートでは、回答した1147校中、水泳の授業で日焼け止めの使用を禁止していたのは14%。明確に決めていない学校が53%に上った。禁止の学校に理由を聞いたところ、9割が「プールの水の汚染」を挙げた。

皮膚科医らが19年、秋田県の小学校で児童60人中半数の30人に日焼け止めを体全体に塗布して約2カ月、体育の授業でプールを利用した後、水質を調べたところ、日焼け止めによる汚染は認められなかった。

プールの水質基準を設定する厚生労働省と文部科学省は日焼け止めの使用を禁止していない。ただ、学校保健を支援する日本学校保健会(同区)が発行するマニュアル「学校における水泳プールの保健衛生管理」に「(日焼け止めを)無条件に全員が使用することを容認すると、プール水の汚れの要因になります」との記述がある。

出典:産経ニュース プールでの日焼け止め禁止に疑問 水質汚染に影響なし、肌守る効果優先を

 

これを読んでみると、プールに日焼け止めを使うことは禁止されていないんですね。
ただ日焼け止めを全員が使用するとプールの汚れの原因になるから学校・施設側からすれば日焼け止めはしないで欲しいし、皮膚科医の先生方からいえば日焼け止めをしないことで子供への今だけでなく将来的に考えても肌の負担があるから、日焼け止めを塗る対策をした方が良いという考えなのでしょう。

肌の弱い子供を持つ親としては、プールに入っても本当に日焼け止めを塗ると水が汚れるかどうかをまずは早く確認してほしいところです。

水が汚れるからプールに入る時の日焼け止めを禁止しているのに、なぜ皮膚科の先生方のデータでは汚染が認められなかったのかとか、児童の人数を半数で試したのと全員で試したところどうなるか疑問点が残ります。

最近流行りのラッシュガードについて

私は日本臨床皮膚科医会の紫外線対策の内容を見て、初めてラッシュガードという言葉を聞きましたが、あなたは聞いたことがありますか。
ラッシュガードはサーフィンなどのマリンスポーツウェアとして、肌を守るために作られたものですが、今では女性や子供など海やプールで紫外線対策としておしゃれなものが多く商品化されています。

 

今は昔よりも紫外線が増えているので、保育園・幼稚園・小学校なども特にアトピーがあるような子供たちはラッシュガードやゴーグルを着用しても大丈夫な場所が多くなってきているようです。

地域によってはラッシュガードの知名度はまだまだ低く、施設によってはラッシュガードが禁止されている場合もありますので注意が必要です。

 

私も我が家の肌の弱い子供達の為にラッシュガードを購入して着せてみてもいいのではないかと思い、色々探してみました。

白い色は透けたり、かぶるタイプのものは着せにくいという他の人の意見を参考にしながら探してみたところ、個人的に紫外線防止の役割も果たしてくれて、水着も可愛いなと思ったのはUV対策先進国のオーストラリア発「Babes in the shade」と「Sun Emporium」の水着でした。

 

〇Babes in the shade 子供用ラッシュガード・・・サイズ80/90/95/100


Cuddle Fishの新ブランドの「Babes in the shade」は、強い日差しで有名なオーストラリア発の水着で、前ファスナー、長袖、紫外線防止指数最高値 UPF50と紫外線対策もバッチリ。
赤と白のドット柄の水着と帽子は非常に可愛く、購入者からも可愛いと評価が高いですし、セパレートになっているのでトイレにも行かせやすいです。

〇Sun Emporium ベビー用ラッシュガード・・・サイズ80/90/95/100


オーストラリアの老舗メーカの作った水着で、前ファスナー、5分袖、紫外線防止率最高値のUPF50と紫外線対策はバッチリ。
カラフルな花柄模様が可愛いく、帽子もあります。

 

ラッシュガードやUV対策のある水着は女の子の商品の方が多く目につきましたが、「Cuddle Fish」、「Babes in the shade」、「Alfie and Nina」などは紫外線防止率最高値の UPF50の男の子用の水着も扱っていましたので、肌の状態を見ながら長男にはそれを検討しようかと思います。

個人的には長男には「Cuddle Fish」が良いかなと思いますが、子供用の水着やラッシュガードっていいお値段するんですね。

水着だけでなく、肌の弱いような我が家の子供には普段からこういった帽子をかぶせるのも大事なことですね。

ラッシュガードの欠点

紫外線対策にもラッシュガードは非常に良い商品に感じるかもしれませんが、着脱のしにくさ、プールから出たときに体が冷える、着たまま体操すると暑すぎるなどの欠点があるようです。

そしてフード付きのラッシュガードはちょっと水につかって遊ぶくらいなら大丈夫なようですが、泳ぐのには適してなくて、他の子供にひっかかってしまう危険性もあるようです。

肌が弱くても、プール遊びを楽しむために

肌が弱い子供を持つ親として、プールの時間は心配の種でもありますが、出来ればお友達とたくさん楽しんでいっぱい遊んできて欲しいですよね。

肌の弱い子供にとってプールの時間は肌を悪化させてしまう可能性がもちろんありますが、普段保育所や幼稚園ではお風呂やシャワーを浴びることが出来ないので、発想を変えてみると汗を流せる良いチャンスと思うこともできます。

もうこればかりは、お母さんは不安でも、実際に子供がプールに入ってみてどうなるか試してみないとわかりませんね。

 

定期的に皮膚科に受診していれば、まずは先生と話をしてから、保育所や幼稚園、学校がどのようにプール遊びをするのか確認したり、先生に子供の肌について説明をしておいた方が良いと思います。
その時にでも「プールってどんなふうに遊ぶんですか」とそれとなく聞いて、日陰で遊ぶのか、それともひなたにテントなどが用意されているのかを見たり、水着やゴーグルなど禁止されているものがないのかを確認してみると良いと思います。

肌の弱い子供やアトピーの子供は確かに皆と全部同じようにすると、肌のトラブルから上手くいかないこともあるかもしれませんが、少しの時間だけでもプールで遊ばせてあげて、子供が笑ってくれたら嬉しいですね。

 

我が家もプール開きが始まってから、ずっと雨続きで子供たちはプールに入れるのを今か今かと楽しみにしています。

私はその横でなんとか今年の夏こそは少しでも(特に長男の)皮膚が強くなる方法がないかと色々調べているところです(笑)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

-保育園・幼稚園

Copyright© たまゆら暮らし手帖 , 2019 All Rights Reserved.