便秘 子供の病気

2歳半から始まった子供の便秘。小児外科で治療した3年目の経過

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便秘治療を続けて2年が経過し、2歳半だった息子も、5歳になりました。

 

治療を始めたときは便が硬く、浣腸などを使って無理やり排便させる必要がありました。
最近では便秘に悩まされることもなく、2日に1回くらいの間隔で排便が見られ、トイレで排便ができるようになり落ち着いています。

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2年3か月後(2016年9月10日)

夏に手足口病になって1週間ほど下痢が続いたので、薬局の指示に従って、その下痢の間は「酸化マグネシウム」を飲むのを中断していました。
手足口病で薬を飲んでいる時以外は、きちんと1日2回酸化マグネシウムを飲ませていたところ、1週間のうち4日くらいの間隔で、固すぎず、ほどよい柔らかさの便が出ました。

 

私が長男を見て少し疲れているかなと思うときには、便が硬くなることもあるので、長男は体調と便の状態が関連しているように感じます。

 

そして周りを気にするタイプの長男は、保育所で排便することはなく、自宅にいる朝または夕方に排便するようになりました。

 

診断結果

今回は診察のみでしたが、先生に長男の今の排便状況をシールの表にして持って行ったところ、便も良い状態が続いているようだし、もう一度薬を1日に2回から、1回に減量してみようかと提案されました。

 

薬を一度減量するにあたって、すぐ便が出にくいなどの変化があっても、まずは1週間1日1回にして続けてみるように言われました。
1週間続けてみて便の回数が今より減ったと感じた時は、以前と同じように薬の回数を2回に戻し、特に変化がないようであれば、1日1回朝なら朝、夕方なら夕方と飲む時間を決めて3か月試すことになりました。

 

2年経過してようやく、免許快便が見えてきました。

処方された薬

酸化マグネシウム 0.6グラム [3か月分]

2年6か月後(2016年12月10日)

冬場になって少し排便のリズムが崩れたりもしましたが、朝起きたらすぐに水を飲ませたり、食後にこまめに水を飲ませたりするようになってからは、便の状態が少し硬いながらも1~2日の間に排便があり、安定している状態です。

 

診断結果

レントゲン撮影と診察を行いました。
撮影したレントゲンを見たところ、便はたまっていない状態でした。
先生からも「便はたまっていないようだし、薬も便秘の子供が飲む量の半分くらいしか飲んでいないから、薬をやめてみようか」と言ってもらいました。

 

2年以上も飲み続けた「酸化マグネシウム」を、ようやく飲まずにすむようになりました。
ただし急に薬をやめることと、冬場という時期も重なっているので、薬をやめた直後は一時的に便秘になる可能性が高いので、こまめに水分をとるように指導だけされました。

 

今後の治療方針としては、「酸化マグネシウム」をやめた状態で半年間様子を見ます。
半年後になっても、今の状態をキープできていれば便秘治療は終わりですと言われたので、ゴールまであとわずかになりました。

3年後(2017年6月10日)・便秘治療終了

排便は2~3日に1回程度で、便の状態は少し固めだったり、バナナ状のようなバッチリうんちだったりと、前回の受診から半年間はその時々で様子は違いました。

診断結果

レントゲン撮影と診察を行いました。

撮影したレントゲンを見たところ、便は診療の前日の朝に排便があっただけなので、肛門付近に少しウンチがたまっている状態でした。

ですが、先生から「少しは便はたまっている様子が見られるが、この様子なら自然に排便があるでしょう。なのでぎりぎり合格!本日をもって免許快便!通院は終わりで大丈夫です」と言ってもらいました。

今後、長男がまた排便時に痛みが見られたり、排便するときに出血があれば、また病院に来てくださいと言われましたが、成長とともに便秘は改善することも多いようです。

小児外科の先生、3年間本当にありがとうございました。

 

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