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「アクアマリンふくしま」は命の大切さを体験して、学べる水族館!!

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環境水族館「アクアマリンふくしま」。
福島県いわき市にある、福島の海の大きな特徴である太平洋の「潮目」をテーマにした水族館の「アクアマリンふくしま」は、水族館の周りが太平洋に面していて、小名浜港がありとても景色が良い場所にある水族館です。

港には大きな観光遊覧船があったり、海上保安庁の船があったりと、初めて大きな船を見た我が家の子ども達は大興奮!

 

「アクアマリンふくしま」の中に入ってみると、水族館の中の魚をただ見て楽しむだけでなく、「海を通して人と地球の未来を考える」という理念を持つ環境水族館だけあって、魚の進化や自然の状況、海に関する文化や歴史を学べる教育面も充実していました。

今回はゴールデンウィークに入る前に4歳と2歳の子ども達を連れて、ガラスシェードに包まれたオシャレな形の水族館「アクアマリンふくしま」に遊びに行ってきました。

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水族館の前の福島県最大の港、小名浜港の魅力

「アクアマリンふくしま」の駐車場から見える小名浜港(おなはまこう)は、福島県最大の港だけあってすごい迫力です。
今回は天気が良かったしゴールデンウィーク近くだったこともあり、人も多く、楽器演奏をしている人がいたり、シャボン玉を飛ばしている人もいたりとすごく賑わっていました。

散歩をしたり、景色を眺めるのにもおすすめ場所です。
たまには贅沢な気分を味わいたいという人は、小名浜港から毎日午前10時から1時間ごとに遊覧船にのることができますよ。

アクアマリンふくしまを入場したら「わくわく里山・縄文の里」

入場券を購入するとすぐに、以前は道だった場所に新たにわくわく里山・縄文の里という展示ゾーンや滝を見れる場所があります。

ここには少しだけ魚やイタチ科のユーラシアカワウソなどを見ることが出来ますが、今回行ったときはカワウソは寝ておりしっぽしか見ることが出来ませんでした。

少し展示など見てから、一度外に出て今度は以前からある水族館のエントランスの方へ向かいます。

アクアマリンふくしまの様子

ゴールデンウィークに入る前ということもあったのか、館内は比較的空いており、スムーズに館内を回ることが出来ました。

海・生命の進化」のスペース

まず最初は真っ暗な部屋の中に、オウムガイやシロチョウザメ、オオサンショウウオなどのゆっくりと進化をとげてきた「生きた化石」があります。
私は水族館でオウムガイなんて始めてみたのでワクワクしていましたが、子ども達は4歳、2歳と小さいこともあり、最初にオウムガイが出てきてもイマイチ魚だとわかっていない為に残念ながら興味を示しませんでした。

化石なんか見せたことなかったので当たり前といっちゃ当たり前なんですか、どちらかというとこのスペースは大人の人の方が興味深げ気に見ている人が多かったですね。

ふくしまの川と沿岸」のスペース

次は外に出て川の上流から下流までの魚たちや、川の中の様子が水槽を通して見る事ができました。
ほとんど小さい魚が多いのですが、途中には蛙なんかもいるので、本当に自然の中を見ているようで面白かったです。
石や草の間をよく見ると色々な生き物が発見できます。
4歳の息子はこのスペースも興味を示しませんでしたが、2歳の娘はじっくりと水槽の中を覗いて楽しそうにしていました。

北の海の海獣・水鳥」のスペース

ここは小さなスペースで、ぐるっと一周するとすぐに見終わってしまいますが、ここに大きなトドがいました。
本当に大きなトドにちょっと子どもたちはびっくりで、あまりの大きさに大人の人もちょっと驚くかもしれません。

オセアニックガレリア~海の博物館~」のスペース

室内に戻り、ここは展示物のスペースです。
まず最初に斜めになっている昔ながらの食卓が登場。
これぞ日本の和食!!という美味しそうな料理を見てから、化石や琥珀などの展示物が置いてありますので、ここは大人の興味がある人がゆっくり見るスペースかなと思いました。

残念ながら子どもたちがこのスペースに興味を示すことなく、私はほとんど見る事が出来ませんでした。

熱帯アジアの水辺」のスペース

また外に出て、今度は淡水域の魚を見ることができます。
ここも比較的に小さい魚が多いのですが、途中亀がひょっこり水槽の中を泳いでいたりと可愛かったです。

サンゴ礁の海」のスペース

室内に入って暗い中に、綺麗な魚たちが出てきます。
ピンク、青、黄色などの色とりどりの魚たちが気持ち良さそうに泳いでたり、小さい魚がまとまって泳いでいたりと今までのイメージと一変するので子どもたちがとても喜びました。
水槽の下には「チンアナゴ」というニョロニョロした魚がいて、子どもたちも「あれは何?」と不思議そうに聞いていました。

オホーツク海」のスペース

綺麗な魚たちの次は面白い顔した、ちょっとゴツイ系の魚の登場です!!
息子はこの魚たちの顔を見て面白かったのか、「変な顔だね」と笑ってました。

潮目の海」のスペース

ここは小さい子どもですごく興味を示すおすすめポイント!!
外に出ると突然、巨大な水槽にものすごい量のイワシが泳いでます。

今まであまり興味を示さなかった我が家の子どもたちはもう大はしゃぎで、水槽まで駆け寄っていきました。
本当に水槽の中には大量の魚、魚、魚・・・と魚だらけでしたよ!!
それも黒潮の魚たちは勢い良く泳いでるので、見ているだけで本当に感動。

隣に1歳半くらいの子どもを連れた親子がいましたが、やはり小さくても迫力ある水槽に興味津々な様子でした。

室内には三角形のガラス張りのトンネル(潮目)もあり、ものすごく綺麗でした。
水槽を掃除しているスタッフさんに子どもたちはちょっと驚いていましたが、目が合うと手を振ってくれていたので、子どもたちはずっと「水槽の中にヒトいたね~」と不思議そうに何度もつぶやいていました。

蛇の目(じゃのめ)ビーチ

広さ4,500㎡もある海辺の自然を再現した、裸足で遊べる世界最大級のタッチプール。
水族館を満喫した後にお土産屋さんの近くのドアから外に出て、自然の海辺に入ることが出来ました。

子どもたちは皆、はだしになって水の中で足を蹴ってパシャパシャ遊んだり、海の中に住んでいるヒトデや貝、小さい虫などを見つけて喜んでいました。

子どもは皆、靴と靴下を脱いで、海辺へ笑顔で一直線!!
水の深さは深くないものの、洋服が濡れている子どももちらほら見かけましたので、風邪をひいたりしないようにするためにも着替えを持っていくのが無難かなと思います。

汚れた足を洗う場所がありましたので、タオルも一緒に用意しておくと完璧です(笑)

別途有料の釣り体験も面白い

蛇の目ビーチ近くの「アクアマリンえっぐ釣り場」では券売機で券を購入すると、釣り体験をすることが出来ます。
我が家の長男が魚釣りをしたがったので、竿を1本借りて、長男と長女で釣りをしてみましたが、魚のえさは小さなエビだったので私でも抵抗なく見ていることが出来ました。

時間は20分間と制限がありましたが、魚がたくさんいて入れ食い状態でしたし、生き物の命を学ぶための体験ということで、その場で食べる分しか魚を釣ることができないので(釣った魚は必ず自分で食べるので)20分あれば十分楽しめると思います。

釣りのやり方を親御さんが教えられないような場合は、スタッフの人が子どもたちの釣りの手伝いをしてくれましたので、安心して子どもに釣り体験させることが出来ます。

4歳の長男は一度釣りを体験した経験があるので、釣り体験を初めて5分後には魚を釣ることが出来てかなり楽しんでいました。

釣った魚は必ずその場で食べる必要があります。
調理代の券をまた新たに購入して調理場に持っていくと目の前で自分の釣った魚をから揚げにしてもらえるので、用意されている椅子で新鮮な魚を食べます。

釣り体験にかかった費用は、竿代が1本1,000円+魚代が4匹400円(1匹は100円)と全部で1,400円かかりました。

その他

今回は行きませんでしたが「アクアマリンふくしま」では、かつお節削りの体験が出来たり、田んぼや小川があったり、様々な海や生き物に関われる体験が色々と行われているようなので、次回は行って見たいです。

 

そしてかなり驚いたのですが、この水族館の「潮目の海」のスペースの途中に突然、寿司屋「潮目の海」が営業しています。
水族館を見て回っている途中に、突然ひっそりと寿司屋があるので驚くと思いますが、11時~15時まで(売りけれ次第終了)営業していますので、興味のある方は食べてみるのもいいのではないでしょうか?

アクアマリンふくしまへ行ってみた感想

今回4歳、2歳の子ども達を連れて喜んでいましたが、この水族館は見るだけでなく、学ぶ要素も強いのでどちらかというともう少し年齢が大きくなってからの方がもっと楽しめたんじゃないかなと思います。

館内も広いので、トイレの場所も多く、椅子もちょこちょこ置いてあり休憩できます。
早めのペースで見ても子ども連れだと1時間半くらいかかると思いますが、休憩スペースがあるのは助かりますね。

施設の設備は整っているので、乳幼児連れのお出掛けでも困ることはないと思います。

 

水族館だけではなく、ビーチで遊んだり、釣りで遊んだり、ヒトデやナマコなどに触れられたりと水の中の生き物を学ぶ機会はたくさんありますので、また子どもたちを連れて再チャレンジしてみようと思います。

アクアマリンふくしまのアクセス情報

住所:福島県いわき市小名浜字辰巳町50

【車で行く場合】
・常磐自動車道いわき湯本I.Cから約20分
・常磐自動車道いわき勿来I.Cから約30分
・福島空港から国道49号線で約1時間40分

アクアマリンふくしまの施設概要

休館日: 年中無休
開館時間: 9:00~17:30 (12月1日~3月20日の冬の間は、9:00~17:00)

アクアマリンふくしまの料金

入館料:大人 1,800円 (20名以上の団体は1,500円)
小~高校生 900円 (20名以上は750円)
未就学児:無料

(※障碍者手帳を提示すると入館料が全額無料)

料金は、VISA、Master、JCB、ダイナース、アメリカンエクスプレス のクレジットカードでの支払いもOKで、前売り券を1ヶ月前から当日まで購入が可能です。
コンビニで前売り券を購入すると、入館券は変わりませんが、入館券の半券で近隣の施設の「小名浜美食ホテル」の食事、もしくは商品は10%OFFの特典がついてきます。
「アクアマリンふくしま」の入館料の割引クーポンは一生懸命探しましたが、残念ながらないようです。
新潟県にある水族館「マリンピア日本海」の年間入館券を持っている人と近隣宿泊施設に泊まった人に関しては割引きがあるようですが、それ以外は割引きをしていないようです。

 

年間パスポートであれば、福島県の子育て応援カードの「ファミタン」を提示すると大人4,200円が4,000円、小~高校生が2,100円が2,000円と少し安くなります。

公式サイト:アクアマリン ふくしま

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