2歳差育児をしながら「2歳差育児にどんなメリットがあるのだろう」と考えてみると、意外に多いことに気づきました。
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母親から見た2歳差育児のメリット
2歳差育児は子供が小さいうちは慌ただしく、毎日の子供たちの喧嘩やぐずりに対してイライラしてしまうこともよくあります。
しかし、下の子供が幼稚園入園時期くらいになると、いっきに子供から手が離れます。
3年保育の幼稚園に通っていれば、上の子は年長さんで、下の子は年少さんと一緒に通わせることもできます。
親も子供たちが幼稚園に行っている間は、まとまった自由な時間ができるので、仕事を始める人もいますし、「日中、急に子供達がいないから楽になっちゃって、お昼に何していいかわかんなくなっちゃった」なんてお母さんの声もありました。
そして、子供達同士の年齢も近いから、家に帰ってきてからも友達と遊ぶような感覚で一緒に遊ぶこともでき、親は子供達同士で遊んでいる間に家事をする時間がとれます。
まとまった時間で色々なことができるようになるうえに、子供達同士の生活リズムも似ているので、一緒にご飯食べたり、昼寝させたり、夜の寝かしつけもまとめてできるので、家族の生活スケジュールが立てやすいです。
さらに3歳差、4歳差と子供の年齢を離して産むよりは、2歳差の場合は自分の年齢も若くすむので、育児に対して体力的が持ち、なんとか2～3時間おきの授乳も乗り越えることが出来るし、育児の方法も忘れきっていないので「あ～そういえば、前もこんな感じで授乳してた」とか「こんなふうにトイレトレーニングしてたな」とか、スムーズに出産・育児にのぞみやすいと思います。
2歳差きょうだいの下の子のメリット
下の子のメリットは、少し大きくなった時に「模倣しやすいきょうだいがいる」ことだと思います。
下の子供はだいたいお兄ちゃん・お姉ちゃんが好きで、後をついてっては上の子供と同じことを真似しますよね。
きょうだいの年の差が2歳くらいだと、下の子も上の子が真似がしやすいようです。
我が家の場合は、上の子がトイレトレーニングに時間がかかったこともあり、下の子が1歳半くらいなると自分からおまるに座ってみたりとお兄ちゃんの真似をしたりしていました。
幼稚園に入ってからは、上の子供がひらがなの練習をしていると、下の子供も一緒に寄ってきて、自分の名前だけでも一緒に覚えていました。
ですが4歳年が離れている一番末っ子の次女は、お兄ちゃんはとっくの昔にトイレトレーニングを卒業して模倣できませんし、ひらがなを上の子供が勉強していても一緒に学ぶことはできません。
でも末っ子の次女は、これから長女の模倣をすると思います。
2歳差の場合、まだ上の子供も下の子供にライバル意識があるので、下の子供に真似されたりすることを、嫌がったり・怒ったりすることがあります。
下の子は何か初めてのことをやるにしても、上のお兄ちゃん・お姉ちゃんのことをよく見て模倣することができます。
2歳差くらいだと、子供の頑張りによって、下の子は上の子と同じとまではいかなくても少しはできることもあるので、達成感につながり、意外にスムーズに新しいことを始められることが多い気がします。
2歳差きょうだいの上の子のメリット
上の子に対してのメリットは、正直思いつきませんでした。
上の子供にとって下の子供が良きライバルのような存在になるのかなとも思いますが、毎日のように喧嘩するような存在なので上の子にメリットと言えるのか疑問です。
なので本人に「妹がいて良かったと思うことがあるか」と直接聞いてみました。
意外にも「あるよ」との返事だったので、理由を聞いてみると「一緒にかけっこや鬼ごっこして遊べるもん」と言ってました。
確かに我が家は性別の違う兄妹ですが、意外にも興味を示すような対象が近いので、下の子が1歳半～2歳くらいになってからは外に行って一緒に遊ぶことができるようになりました。
私や夫のように大人が子供に合わせて遊ぶのではなく、上の子供は下の子に対して一緒に遊べる良い遊び相手になるというメリットがあるようです。
父親から見た2歳差育児のメリット
夫に2歳差育児で良かった点を聞いてみたところ、下の子供は上の子供のやっていることに興味関心を示すので、外出するにも、家の中で遊ぶにも一緒に遊ぶことが出来、同じおもちゃを共有して遊べるから、節約につながると言っていました。
2歳差のメリットは家族全員にある
2歳差育児は大変ではありますが、子供にも親にもメリットはちゃんとありました。
2歳差の場合は年が比較的近い分、喧嘩も多く親も大変だと感じることもありますが、子供達同士がある程度同じ目線でお互い成長していけるというメリットが感じられました。