子育て・育児

きょうだい3人の1歳半検診での様子を比較してみた

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Shara91 / Pixabay

次女の1歳半検診に行ってきました。
子供達の違いを客観的にみたり、あとから見返せるようにまとめておきます。

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長男(第1子)の1歳半検診の様子

検診は、1歳8か月3日で行いました。

◆体重:10.54㎏
◆身長:83.3㎝
◆栄養状態:良好
◆母乳:飲んでいない
◆離乳:完了
◆目の異常:なし
◆耳の異常:なし

◆ひとり歩きができるようになった時期:10か月頃
◆まま、ぶーぶなどの意味のある言葉を発した時期:1歳3か月頃 「ママ」「パパ」「ワンワン」などが明瞭。
◆二語文で話すようになった時期:1歳7か月頃
◆自主性:低い (日常生活は「ママがやって」と他人任せのことが多く、自分ではあまりなかった)
◆好きな遊び:電車

 

備考:身長・体重は発達曲線からみると、やや小さめでした。

問診票や発達面でひっかかることはありませんでした。

1歳7か月頃からは二語文で話せるようになり、意思疎通ができるようになってからは無駄にグズることがなくなりましたし、自己主張はあるものの、ある程度理由を説明すれば納得することも多かったです。

他の子供達から髪を引っ張られても、やり返すことはなく、私のそばで泣いているようなことが多く、他の子供達と遊ぶより私や夫と遊んだり、自分の大好きな阪急電鉄の電車で一人で遊んだりすることを好んでいるようでした。

電車を眺めるのも好きで、電車が来るのを線路の近くで1時間くらい眺めたりもよくしたし、私に読んでと持ってくる絵本も毎回「でんしゃだいしゅうごう」という本に決まっていました。

電車好きな長男は、海老原 美宣男 さんの写真が載っている、電車の図鑑を比較的好んでながめていました。

長女(第2子)の1歳半検診の様子

検診は、1歳7か月10日です。

◆体重:9.3㎏
◆身長:75.5㎝
◆栄養状態:良好
◆母乳:飲んでいない
◆離乳:完了
◆目の異常:なし
◆耳の異常:なし

◆ひとり歩きができるようになった時期:10~11か月頃
◆まま、ぶーぶなどの意味のある言葉を発した時期:1歳3ヵ月頃。 1歳4か月頃には、「どうそ」「でんしゃ」「パーシー(きかんしゃトーマス)」「ママ」「パパ」などが聞き取りにくいものの喋れます。
◆二語文で話すようになった時期:1歳10か月頃
◆自主性:高め (自分でといって洋服を着替えるのを手伝うのを嫌がったりする)
◆好きな遊び:積み木、絵本、ダンス、電車

備考:身長・体重は発達曲線からみると、かなり小さめで細かったです。

身長や体重の伸びが悪いけれど、問診や発達面でひっかかることはなく、長女は1歳頃までは育てにくいと感じたことがほとんどありませんでした。

1歳を過ぎたころから、お兄ちゃんと電車の取り合いをしたり、道路で手をつなごうとすると、その場にしゃがみこんで対抗したりとかなり自分の意志がはっきりしてきて、長女との関わりで苦労することが多くなりました。

また、お兄ちゃんとは性格がまったく異なり、長女は自分が嫌だと思ったら動かないことが多い子でした。
ただ絶対に意見を曲げないというわけではなく、他のことで気を引いたり、別の提案をすると私の意見を受け入れてくれることもありました。

 

好きなことは歌やダンスで、音楽にあわせて歌ったり、手遊び歌を一緒にしたりしていました。

積み木で遊ぶのも好きなので、黙々と集中して積み上げて遊んだり、人形を「ねんねー、とんとん」してあげたり、お兄ちゃんと一緒に遊ぶことを楽しんだりしていたので、他者への関心はあるようでした。

1歳半ころから絵本を読むのが好きになってきて、ノンタンシリーズを好んでいました。

次女(第3子)の1歳半検診の様子

検診は、1歳6か月18日です。

◆体重:10.5㎏
◆身長:77.0㎝
◆栄養状態:良好
◆母乳:飲んでいない
◆離乳:完了
◆目の異常:なし
◆耳の異常:なし

◆ひとり歩きができるようになった時期:9か月頃
◆まま、ぶーぶなどの意味のある言葉を発した時期:1歳3ヵ月頃。 1歳6か月の時点では、「どうそ」「バイバイ」「じぃじ」「ばぁば」「にぃに」などが聞き取りにくいものの喋れますが、ぼそぼそっと喋る感じです。
◆自主性:高め (ご飯や着替えである日常生活は自分でやりたがり、手伝おうとすると怒る)
◆好きな遊び:積み木、人形、ダンス

備考:身長・体重は発達曲線からみると、身長が平均的で体重が少し重めです。

問診票や発達面でひっかかることはありませんでしたが、上の子たち2人に比べて個人的には少し言葉が、遅い気がすることと、言われた言葉をしっかり理解できていない部分があると感じます。

「これ何?」と質問すると、リンゴもバナナも、猫とかでさえ「バナナ」と答えたりすることがあります。

参考までに、次女は「アンパンマン」って小声で時々喋るので、話せる言葉にアンパンマンって書きましたが、メロンパンナちゃんやバイキンマンも「アンパンマン」って言うのは、喋れるの中には入りませんと言われました。

 

言葉の遅さは上の子供二人に比べてあるものの、体を動かすのはきょうだいの中で一番好きで、トランポリンや子供向けのアスレチックなどで遊んだり、新しいことを臆することなく挑戦することができます。

ただ、自分の思い通りにならなければ、どこでも大の字で転がって見せたり、かたくなに自分の意見を通そうとする自己主張の強さが見られるので、育児をしていて、子供たち3人の中で一番苦戦することが多いです。

 

9か月から保育所に通っていますが、自分よりも小さい赤ちゃんをなでなでしたり、赤ちゃんの人形を大事に抱えたりと他者への関心は強く、他の子とも仲良く遊べていますが、性格がかなり強気なので、やられたらやり返すといったスタンスをとり、長男や長女と日々戦っています。

絵本は「いないいないばぁ」や「はらぺこあおむし」などの王道な絵本と、しかけ絵本などを好んで読みますが、オモチャや絵本などに対して強く執着することは見られず、色々なおもちゃをとにかく触って遊んでみることが多いです。

また、おもちゃに対する集中力はあまり見られませんが、いたずらしている時の集中力は非常に高いです。

 

次女の検診内容の詳細

  1. 事前に検診票を貰っているので、その用紙を見ながら家で記入(内容は、目が2秒以上あうかどうか、指さしをするか、人の真似をするかどうかや、生活面において、コップで飲めるか、一人で着替えようとするかなど)し、持っていきます。
  2. 検診が始まると、順番にオムツ1枚になって、体重・身長の計測。
  3. 歯科医による診察。
    (内容はお母さんの膝に乗っている赤ちゃんの口を「あー」と開かせ、小さい鏡で口の中をみて虫歯がないかチェックし、最後に「いー」の形で歯の表面をチェックしました)
  4. 小児科医による診察。
    (内容はまず問診票の内容を母親と確認し、その後は診察台のベッドに寝転がせ、ずぼんを脱がせて、お腹やさっとオムツを脱がせてお尻の様子を確認しました)
  5. 歯磨き指導とフッ素塗布。
    (内容は歯を赤く染めて、歯磨きの磨き残しをチェックし、赤い部分を落とす。その後にできなくてもいいからとうがいの練習をして、最後にフッ素塗布をしました)

※今回の1歳半検診では、積み木をつんだり、指さしをさせたりしなかったので、あくまで自己申告の親の問診票で気になる部分がなければ、ひっかかる子供は少なかったようです。

1歳半検診について思うこと

1歳半頃に我が家の子供達3人に共通していたのは、暇や落ちつかない時、寝る時に指しゃぶりをよくすることと、おむつ替えを含む着替えや歯ブラシをするのを嫌がり、手がかかることでした。

 

この時期は3人とも、おむつを替えようとするとなぜか脱走したり、お風呂上りに服を着せようとする私と着せた服を脱ごうとする子供達の戦いが日々繰り広げられています。

 

ただ発達面では、言語的に発達が早かった長男、歌や音楽が好きな長女、運動が得意な次女と3人の個性がかなりあらわれてきて、性格もだんだん違いがはっきりしてくる部分もあります。

その反面、我が家の場合は1歳半の下の子供は、上の子供達から日常的に良い面だけでなく、思うようにいかないとグズったりすねたりする悪い面も影響されているなと感じていて、日常生活で似たような行動が出ている部分もあります。

 

強くでてきた個性の部分と他の子供を模倣している部分があるので、子供のちょっとした困った行動が、普通に発達してきているうえで起きている問題なのか、本当は発達面で見過ごせないサインになっている部分があるのか、親としてすごくわかりづらいなと感じました。

こういった漠然とした不安なども検診では保健士さんに聞くことができるので、実際に聞いてみると、この1歳半検診では親と子供のコミュニケーションの部分ができているかが一番重要なんですよと言われました。

子供と目が合うか、また「ちょうだい」など親の言葉に子供が反応しているのか、親と嬉しいや楽しい、悲しいを共有しようとするために「見て」などと親におもちゃを持ってきたりするか、などの様子を知りたいそうです。

 

だいたい子供だって、その検診の時の体調によっては、いつもできることができなかったり、不機嫌になったりするものなので、検診ではその子供がたくさん喋れるかどうかを、その時にすべてを判断するには難しいはずです。

次女の1歳半検診を終えて、検診は子供達の成長に優劣をつける場所でなく、とりあえず一般的な成長の度合いに比べてどうなのかを確認することと、子供の成長に対する疑問を相談したり、親の負担を少しでも軽くするための場所だったんだなと思いました。

検診では子供に対する不安を出来る限り隠さずに話して、アドバイスをもらうなど、有効活用しようと思います。

子供達を検診に連れていくことのメリット

とはいえ、1歳半検診などの子供に関する検診は、子供の言葉数が少ないことに不安になったり、指さしがうまくできないんじゃないかと、自分の子供の成長が心配になって、検診に行くのが億劫になったりすることもあるかもしれません。

 

ですが、1歳半検診は子供のできない部分を指摘される場ではなく、親が少しでも子供との関わり方が楽になるように、アドバイスをしてもらう良い機会です。

 

なにより検診に行くメリットとして、子供の検診で親が相談した内容は、その時に相談した保健士さんによって記録されるので、今後子供に対して不安な点が出てきた時に、適切な相談機関へ回してもらえる可能性が高くなります。

 

親が子供に対して、その時に困っている問題点をきっかけとして、その点がつながって線になり、線が増えていけば面になり、面になるとその人の困っている問題がわかりやすくなるのです。

 
この育児の問題点をしっかり把握してもらうためには、相談することはかなり大切なんですね。

 

ただ、どうしても保健士さんが親身に相談をきいてくれない場合があるのも事実です。

親と保健士さんが話をするのではなく、一方的に話されたり、不安だけあおって、その後のフォローをしてくれない場合は、子供の成長に対して親の不安が強くなる一方だと思いますので、検診はきちんと行って公的な場所に子供の成長に対する情報をしっかりと残しておきながらも、親の不安は信頼できる保健士さんや他の人に相談しても良いかなと思います。

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